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日本の美術(No.524) の商品レビュー

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2011/04/10

 光琳模様というのは、光琳が作った模様というわけではないのですね。光琳は、京都の呉服商「雁金屋」の当主・尾形宗謙の次男ですが、着物の図案を考えていたことはただの一度もなさそうです。和菓子のほんから、こんなところにきてしまいました...。  彼のデザインを真似たものが光琳模様と呼...

 光琳模様というのは、光琳が作った模様というわけではないのですね。光琳は、京都の呉服商「雁金屋」の当主・尾形宗謙の次男ですが、着物の図案を考えていたことはただの一度もなさそうです。和菓子のほんから、こんなところにきてしまいました...。  彼のデザインを真似たものが光琳模様と呼ばれるのですね。  江戸時代の中期くらいから光琳模様らしきものはでてきているようですが、正徳年間から享保年間かけてでてきた小袖模様ひな形本などに、「こうりん梅」などといった"光琳"と冠ついた名前で記されるなど、ということのようです。今見られるもっとも古いものは、「新板風流雛形大成」(正徳2年/1712)だそうです。  また、小袖のデザインをする絵師のほかに、浮世絵の絵師も参画していたと考えられています。そのとき....、浮世絵に光琳模様がでてくるのはどっちがどういう関係なんでしょうか。  そして、時代によって、進化していくことが示されています。もちろん流行のモチーフ等あるようですが、特定の技法や色と結びついてみられるようです。  そして、家紋にも大きな影響を与えているのですね。ここは、もう少し読み足りない感じです。まだこれについて語った本はあるのかな。    色や、生地にくわしければなぁ・・・。読んでいても、頭から名前がとんでいってしまいます。もう一度、レポート書くのに使ったこのあたりの本↓をもう一度よんでみよう。そういえば、母が一枚着物いらない?といっていたな。少しは実践すれば実物に出会う確率も増えるかしら?。 骨董をたのしむ (55) 小袖からきものへ 別冊太陽(2005/08) 日本の美術 (No.396)(1999/05)文化庁、長崎 巌 他 ところで、こんな本もあるんですね。 光琳図案図録(2005/07) 尾形光琳

Posted byブクログ