1,800円以上の注文で送料無料

トリックスターから、空へ の商品レビュー

3.4

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/04/27

爆笑問題太田光の著作ということで、少し興味を持って古本屋で買った。 どうゆう内容なのかなって見てみると、基本的には本当にエッセイっぽい内容ではあったんだけど 多くは不満、怒り、悲しみそうゆう部分のものが多くて、多くのページがイラク戦争、テロ、平和といったテーマに割かれていた。本...

爆笑問題太田光の著作ということで、少し興味を持って古本屋で買った。 どうゆう内容なのかなって見てみると、基本的には本当にエッセイっぽい内容ではあったんだけど 多くは不満、怒り、悲しみそうゆう部分のものが多くて、多くのページがイラク戦争、テロ、平和といったテーマに割かれていた。本人もあとがきで語っているように愚直に青臭く、ただしかなり正直に書かれている。 この本を読むと芸人太田光は本当に芸人なのかという疑問がわく。てか何者なんだろう?と。作者自体はじめのあたりに自問自答しているページがあるが、このアンテナの張り方はとても芸人のそれとは思えないし、文章自体も切れ味するどく それほどありふれた内容で書かれてあるとは感じない。何者なのだろう。作者は自分で色物だと言い放ったが、その呼び方もいいし、僕自身はジェネラリストというのもいいのではないかなと思った。イメージでいえば色物のほうがよっぽどしっくりくるが、僕は今までジェネラリストという言葉が好きだった。スペシャリストと対比して使われる言葉だが、ジェネラルであることもよっぽどのプロだと常々考えていたが、この本を読んで一層実感する。もっとも太田光の場合はスペシャリストでありジェネラリストであるという印象が強いが、ある意味納得できる。ジェネラリストとはある種スペシャリストでないといけないのだと。自分のスペシャルな分野を見てきた切り口で世界を見ていく。それこそが正しいジェネラリストのあり方なのではないか。 と、本書とは関係ない方向に進んできてしまったが、これがこの本を読んだ僕の感想。

Posted byブクログ

2012/01/14

あとがき,がおもしろかった. というのも,時事問題をテーマにしたものが多くて, きっと6年前とかだったらもっと違う感想だったかも.

Posted byブクログ

2011/08/24

時事ネタが多かったので古い話題ばかりだったけど、そんなに気にならず読みやすかった。想像していた内容と違って期待を裏切られたけれど、読んでみたら意外と面白かったです。物の見方に対する考え方に共感します。

Posted byブクログ

2011/07/21

読んでいる最中に、誰の本を読んでいるか忘れた。 それくらい、作家だった。 本としておもしろいかおもしろくないかでいえば、普通。 自分でも言っていたが同じことを何度も違う文章で書いているのですこし飽きがくる。 でも、それだけブレないということでもある。 思想は好きだった。 芸人で...

読んでいる最中に、誰の本を読んでいるか忘れた。 それくらい、作家だった。 本としておもしろいかおもしろくないかでいえば、普通。 自分でも言っていたが同じことを何度も違う文章で書いているのですこし飽きがくる。 でも、それだけブレないということでもある。 思想は好きだった。 芸人でテレビに出てる姿より、本やラジオの姿が好きだ。 彼の主張は 『人間は不完全であることを認め矛盾したまま生きる』ということ。 この『人間』は『日本』にも置き換えられる。 エッセイとしては前半部が面白かった 気に入ったエピソードは ・蚊を食べる相方田中 ・「夕涼み」というあだ名の、中学時代野球部のエースが現在ゴールデンレトリバーを14匹飼って後悔している ・社会に向かって「遊ぼう」と言い、「何して?」と聞き返される ・小学校の夏休み課題発表時、先生からの辱めの一言 太田という屈折した人間はこうして生まれたのかと、とてもよくわかる いいとも見て「きらいだわ」と思ってた太田を少し好きになるよ。

Posted byブクログ

2010/08/07

尊敬する人の1人である太田さんの本。同じ内容が繰り返されていて(本人も自覚しているが)読み進めるうちに飽きがくるかもしれない。けれど太田さんの考え方、モノの見方がわかりやすく書かれており面白かった。また、妻光代さんの「景色にも記憶がある」という内容の話が個人的にはお気に入り。

Posted byブクログ

2010/07/15

最初のほうは太田さんの頭のなかを覗いているようでとてもよかったが、中盤からずっと政治を語りだしたのですこしイヤになってしまった。もっといろんな分野を語ってほしかった。でも共感できる部分、そんな見方もできるんだとも思った・

Posted byブクログ

2010/07/12

なんだか詩的なタイトルだと思い、また太田光という人から想像するにどうもポエムなどという感じではないのにも関わらず、こんなポエミーなタイトルが妙にしっくりきて、それで読んでみました。 今、まさに私が思っていることをたくさん書いてくれている!! と思い、ページをめくるスピードが早ま...

なんだか詩的なタイトルだと思い、また太田光という人から想像するにどうもポエムなどという感じではないのにも関わらず、こんなポエミーなタイトルが妙にしっくりきて、それで読んでみました。 今、まさに私が思っていることをたくさん書いてくれている!! と思い、ページをめくるスピードが早まる。 政治に対する姿勢だとか、戦争に対する考えとか、 つまりそういうことに共感したのではない。 この世界、人、そういうものに対する見方だ。 そして私は最近、こんなものの見方に自信をなくし、 持て余し、自分で自分のものの見方すら信じられなくなっていた。 けど、それで良いと感じさせてくれた。 不安であることは、間違ってはいないのだ。きっと。 それが今の私には少しでもの救いである。 本当は★5つにしたいけど、 この本が言ってることだって、太田のことだって、 少し離れてみてみなくちゃね。

Posted byブクログ

2010/05/09

内容、文体にも少しばかり癖があるけど(”味”の範疇か?)、私はこれを読んで今まで腑に落ちなかったことに納得がいったり、救われた思いをすることもできた。ありがとう、太田光さん。

Posted byブクログ

2010/02/15

2月15日読了。 たしかに意見はよくわかるんだけど・・・ 何となく「ゴー宣」の小林よしのりっぽい。 あぁ、こういう路線であの番組をやってるんだな、っておもっちゃう。 意見が間違ってるかとかどうとかってんじゃなくって、俺はこう思うんだ、だからついてこい!みたいな感じ? かな・...

2月15日読了。 たしかに意見はよくわかるんだけど・・・ 何となく「ゴー宣」の小林よしのりっぽい。 あぁ、こういう路線であの番組をやってるんだな、っておもっちゃう。 意見が間違ってるかとかどうとかってんじゃなくって、俺はこう思うんだ、だからついてこい!みたいな感じ? かな・・・

Posted byブクログ

2009/12/22

あとがきにもある通り、確かに同じ事を何度も書いている。 でも、それだけ日頃から太田さんが考えているからなんだろうな。 無関心は恥ずかしいし、無責任だって気付いてはいるんだけども。

Posted byブクログ