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食べ物連載 くいいじ(下巻) の商品レビュー

3.6

40件のお客様レビュー

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2018/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(2018/10/9読了) 上巻に続き。こちらも図書館で借りたのは、地味な装丁の本。基本的には、上巻と同じテイスト。慣れたので、さらに読みやすかった。 食べ物にまつわる話の本なんだけど、下巻は人との関わりについても多く書かれているような気がする。印象的だったのは、紹興酒と自然食についての話の中に登場した酒屋の配達員さん。 帯がきつくて食べられなかった葉山牛の話のオチも面白かったし、とても共感した。私もくいいじがはっていると確信した。 安野さんの絵やお顔を拝見したいと検索したら、好き嫌いが多いご主人は庵野秀明さんと知りました。知った名前、お顔なのでまた検索。ご夫婦揃って、才能のある方なのね。 (内容) 「グルメ」でも「食通」でもない、「喰いしん坊」の食生活を綴ったエッセイ集。

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2016/03/22

やっぱりおいしそう。 豆ごはんの「ぼんやりした」感じ、とてもわかる。食べたい。 それにしても「食べるものにこだわる人」ってすごいなあ、と思ってしまう。いや、食べるのは好きなんだけども、家の近くのごはん屋さんすらよく知らない(あまり行ったことがない)、料理もあんまりやらないし、どこ...

やっぱりおいしそう。 豆ごはんの「ぼんやりした」感じ、とてもわかる。食べたい。 それにしても「食べるものにこだわる人」ってすごいなあ、と思ってしまう。いや、食べるのは好きなんだけども、家の近くのごはん屋さんすらよく知らない(あまり行ったことがない)、料理もあんまりやらないし、どこかめんどくささが勝ってしまうところがある。そのくせ「おいしいものが食べたいなあ」と日々思っているのだ。もっとがんばれ、と自分に言いたい。

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2015/03/03

取り上げられた食品が自分も好きなものが多かったからなのか?下巻の方が美味しそうでした。「がごめ昆布」食べてみたいです。それにしても山や太陽までも味をイメージ出来てしまう安野氏のイマジネーションに感服。

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2014/12/17

ずっと読みたいと思ってたのに、買う機会を逃していてやっと購入。 上巻に引き続き、とても面白かった!挿絵が素敵。果物食べられないけどザクロの描写が美味しそうでいつか食べてみたいと思った。

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2014/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻は、「安野家、お気に入りの器」の写真から始まります。どれも時間をかけて探してきては丁寧に使っているのだろうなと思わせるものばかり!そして「くいいじ」の方は下巻でも発揮されています。おいしそうなママレードの秘密や、わさび菜のほろ苦さ、食べられないものを食べようとしてみたり、とどまるところを知りません。最後に「今日の御飯への感謝を忘れずに、これからもいろいろ食べて恥をかいていきたい」という作者の心意気に同感です!

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2014/06/08

出先で手持ちぶさたな時に置いてあったので読んだのですがおなかがすいて困りました。食べられないものを食べる妄想今度やってみよう。春の山食べたい。

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2013/12/20

下巻。この中の1編にものすごく心が揺さぶられた。 電車の中で、『くいいじ』というタイトルの本を読みながら涙を流してしまった私。 傍からはどう映っただろうか。 書名が表す通りの食べ物エッセイではなくて、 何か深遠な意味を含んでいると思ってくれたことだろう。 その1編のタイトルは「...

下巻。この中の1編にものすごく心が揺さぶられた。 電車の中で、『くいいじ』というタイトルの本を読みながら涙を流してしまった私。 傍からはどう映っただろうか。 書名が表す通りの食べ物エッセイではなくて、 何か深遠な意味を含んでいると思ってくれたことだろう。 その1編のタイトルは「酒屋」。御用聞きに来てくれる酒屋さん、10代で丁稚としてその酒屋さんに入り、老年まで御用聞きを続けてきた人の話し。 これ、安野さんのわりと最近の実体験なのだ。 そういう物語の中でしか知らない職業を実直に続けている人がつい最近までいたのだ。 いやまだ居るのかもしれない。

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2013/11/05

安野モヨコさんに誰か伝えてください。 ソラマメのわたは食べられます。 この人のストーリー漫画は殆ど読んでません。ごめん。 でも、雑貨やごはんの絵をセンスよく書く人で美人画報は何度読んでも飽きない。参考にはしないけど、見てるだけで楽しい本。この食い意地もそう。装丁とかサイズとか...

安野モヨコさんに誰か伝えてください。 ソラマメのわたは食べられます。 この人のストーリー漫画は殆ど読んでません。ごめん。 でも、雑貨やごはんの絵をセンスよく書く人で美人画報は何度読んでも飽きない。参考にはしないけど、見てるだけで楽しい本。この食い意地もそう。装丁とかサイズとかこだわりまくりでセンスいいんだけど、前に売れなかった着せ替え本と同じ道を辿るのではないかと心配。 文章は画報時代と違って、おしゃべりではなく、エッセイしてます。 ナルシスちっくと美人画報を評してた友人がいたが、その点これはかなりナルシストぽい文章です。 が、作品としては洗練されてると思う。 何回でも読み直したくなる手触りの本です。

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2013/10/05

美食家でもなければ料理がものすごく上手なわけでもない、ただ人よりも食い意地が張っているのではないか、食への欲求が強いのではないか、そうした観点で書かれているエッセイは今のところ、ないかもしれない。とこの連載をすることになった経緯を安野さんは語られていた。確かにそうかもしれない。だ...

美食家でもなければ料理がものすごく上手なわけでもない、ただ人よりも食い意地が張っているのではないか、食への欲求が強いのではないか、そうした観点で書かれているエッセイは今のところ、ないかもしれない。とこの連載をすることになった経緯を安野さんは語られていた。確かにそうかもしれない。だけど単に食い意地の張った人の文章、ということではなく、漫画家である安野さんだからこその、日常の切り取り方や目の着けどころ、感じ方が生きていて、とても面白かった。

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2013/08/10

安野モヨコの食べ物エッセイ。 「くいいじ」という表現がぴったりの内容で、よんでいて「わかるわかる!」がたくさん。 私もくいいじがはっているんだなぁ。 締め切り間近の激務な日常も伝わってきて、とても楽しい一冊でした。

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