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戦国自衛隊1549 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2011/01/01

同名映画のノヴェライズというか、映画シナリオをベースにちゃんとした小説にしたというか、そんな話。 自分で作ったプロットに肉付けしたと言うことでは、普通の創作活動の途中を映画にしちゃったって事でいいんですかね?(^^; 歴史上の登場人物の少なさがちょっと地味な感じを受けますが、自...

同名映画のノヴェライズというか、映画シナリオをベースにちゃんとした小説にしたというか、そんな話。 自分で作ったプロットに肉付けしたと言うことでは、普通の創作活動の途中を映画にしちゃったって事でいいんですかね?(^^; 歴史上の登場人物の少なさがちょっと地味な感じを受けますが、自衛隊ものとしては、過去の福井作品と同様、良くできているのではないかと思いました。 映画ではいろいろと中途半端な感じが残りましたが、こっちはちゃんとつじつまが合っている感じです。 こっちの話で映画を作れば、それなりに良い映画になったと思うんだけどなぁってのは、ま、昔の戦国自衛隊と同じですね。 複雑すぎるプロットは映画には向かないってことでしょうか。 まぁ、映画にするとお金がかかりすぎそうな内容になっているのも事実ですが。

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2012/01/03

所謂小説とは異なる書き方との但し書きがあるが、ふつうに小説として楽しめた。新しい信長と秀吉の解釈がトリッキー。作者が得意とする爆発描写はやや物足りない。

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2010/02/11

設定の制約と自衛隊の制約の中 超人的能力を持つ主人公も少女も現れない あっさりした福井作品 戦国とあるが戦国時代対現代というより 現代の中での対立・対決

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2010/02/05

 面白かったです! 話自体は無理もあるタイムトラベルですが、ぐいっと読ませる力強さと説得力がありました。映画の小説版だけあって、映像的にすごく迫力があるだろうなと思いながら読める話でしたね。武器や装備の名前は読み飛ばしまくりましたが……; 七兵衛と藤介が大好きです。

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2010/01/31

この作品は、いつものように訓練をしていた自衛隊いんがいきなり1549年つまり戦国時代にタイムスリップしてしまう。武器や戦車などの車両も一緒にタイムスリップしたため豊富と戦ったり未来の娘にメッセージを残したりとよくありがちな設定でではあるが読んでいると手に汗握り一気に読み終えてしま...

この作品は、いつものように訓練をしていた自衛隊いんがいきなり1549年つまり戦国時代にタイムスリップしてしまう。武器や戦車などの車両も一緒にタイムスリップしたため豊富と戦ったり未来の娘にメッセージを残したりとよくありがちな設定でではあるが読んでいると手に汗握り一気に読み終えてしまう一冊であった。

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2011/07/18

私らの世代からすると「戦国自衛隊」と言えば、半村良+角川春樹with千葉真一(1979年)なわけで、槍や鉄砲の合戦の場面に戦車がヌッと姿を現す絵柄が目に浮かぶけど、こちらは2005年にリメイクされた映画の小説版ね。リメイクとは言え、自衛隊が戦国時代へタイムスリップするという設定が...

私らの世代からすると「戦国自衛隊」と言えば、半村良+角川春樹with千葉真一(1979年)なわけで、槍や鉄砲の合戦の場面に戦車がヌッと姿を現す絵柄が目に浮かぶけど、こちらは2005年にリメイクされた映画の小説版ね。リメイクとは言え、自衛隊が戦国時代へタイムスリップするという設定が同じくらいで、全く違うお話になっていて、前作の戦国の世は斎藤道三も織田信長もいなかったという驚くべき設定だったけど、今回は織田信長や豊臣秀吉が登場し、しかし、これが実は…、というのがまた違った意味での驚きの趣向。映画の為のプロット的作品ということで、いわゆる“小説”とは異なる書き方になっている、と巻頭で作者が断り書きを入れているけど、確かにこのクリフハンガーの連続は小説でなく映画的。とは言いながら、現在の日本の国のあり方を憂い、自衛隊の存在意義といったものを提起し、それぞれの信念のもとで戦う男を描くというところでは、この作者らしさは充分。本の性質上、登場人物それぞれに対する描写は薄いが、その分スピーディーに展開し、上質の映画を見終わった余韻が残る。

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2014/11/11

2009/11/28 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2014/11/7〜11/11 1年半振りの福井作品。 半村良氏の「戦国自衛隊」のPart2的作品。相変わらず戦闘シーンが素晴らしい。が、タイムパラドックスものの苦しいところ。最後の締め方がちょっと残念。

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