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ネット検索革命 の商品レビュー

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2011/07/05
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検索エンジンについて、どこに問題があるのか、将来どうなるのか、を考えるのに良い本。初学者がGoogleの問題点や、Facebookの可能性をかいま見るのに適しています。 以下、個人的なまとめ ◎検索システムの問題点 ・学生のコピペ・・・思考形態・コミュニケーション様式が変化、質問経験を持たない ・「勝者総取り」を助長する。 ・国の偏り・・・検索結果は米国サイトが多い ・思考の偏り・・・検索エンジンに適した考え方、そこそこの結果で満足する。 ・グローバルなモノカルチャーの促進・・・どこの誰が使っても同じ結果 ・プライバシー・・・自分の歴史を自分でコントロール出来ない。 ◎今後の方向性 ・ソーシャルサーチ:社会的関係を利用 ・協調フィルタリング:従来のトップダウンによる分類に対して、ボトムアップの分類 ・全てを見つける、全てを記録する・・・RFID、GPS、etc ・理想のインターフェース・・・より人間に近い ・知識の交換所としての検索エンジン ・オープンな検索システム、多様な検索システム

Posted byブクログ

2010/03/03

検索エンジンの進歩とドットコムバブルとは軸を一にしている。 検索エンジンを使うのに技能など要らない、というのが一般の通念だろう。 もともとWebでの検索は学者や学生たちが信頼のおける知識を求めて行うものだった。 検索エンジンが提供するものは検索だけではない。世界の知的労働へのアク...

検索エンジンの進歩とドットコムバブルとは軸を一にしている。 検索エンジンを使うのに技能など要らない、というのが一般の通念だろう。 もともとWebでの検索は学者や学生たちが信頼のおける知識を求めて行うものだった。 検索エンジンが提供するものは検索だけではない。世界の知的労働へのアクセスを提供してくれる。 知識労働者の仕事がネット上で商品化、交換されている。

Posted byブクログ