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Another の商品レビュー

3.9

516件のお客様レビュー

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2015/11/14

ホラー小説。中学生とかがはじめて読むにはもってこいな読みやすさ。(本の厚み、恐るるに足りずな読みやすさ) 家庭の事情と自身の病気療養もあり、都会の有名私立一貫校から田舎の公立中学校に転入してきた榊原恒一。転入先の夜見北中学校・通称ヨミキタには学校の七不思議があったが、それよりも...

ホラー小説。中学生とかがはじめて読むにはもってこいな読みやすさ。(本の厚み、恐るるに足りずな読みやすさ) 家庭の事情と自身の病気療養もあり、都会の有名私立一貫校から田舎の公立中学校に転入してきた榊原恒一。転入先の夜見北中学校・通称ヨミキタには学校の七不思議があったが、それよりも恐ろしい噂もある。 そもそものはじまりは、1972年。作中の現在でも26年前の話だ。3年3組のミサキだかマサキだかいう生徒が亡くなった。当時人気者だったミサキは亡くなったにも関わらず、クラスメイトはミサキが生きている、と言い出した。机は撤去せず、行事もミサキがいるかのようにみんなふるまった。卒業式でも学校は卒業証書を用意し、ミサキは卒業した。・・・そこまでなら、よくある人情話だ。けれどヨミキタの話には続きがある。3年3組に、時にいるはずのない死者の生徒がまじることがあるのだ。4月、用意された机が足りない時・・・いるはずののない誰かが混じっている。それは過去に亡くなった死者なのだが、学校の書類上も、家族も、そして本人でさえも自分が死者だとは気がつかない。3年3組にいる1年間だけ存在する。そして、その1年間は、そのクラスの生徒、教師、家族のだれかが毎月亡くなってゆくのだ。 そして3年3組になったものたちの間で、死人が出ないように、幾つかの決まりごとが引き継がれる。 3年3組になった恒一。もちろん、はじめは何も知らない。肺がパンクする病気、原発性自然気肺のため、4月のはじめから3年3組におらず、かつ、病院で不思議な少女と出会った。 その少女は3年3組のクラスメイトだったのだが、クラスのみんなは、彼女を全く無視していた。彼女はいないものだったのだ。・・・

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2015/11/05

1998年の春。 父が仕事でインドに滞在することとなり、また気胸の病気療養のため、榊原恒一は、母の実家に移り住み、夜見山北中学校に転入してきた。 転入すると引っ越してきた時に、気胸の発作が起こり入院。病院でたまたま夜見山北中学校の制服を着た女の子を見かけ、気になる。 無事退院し転...

1998年の春。 父が仕事でインドに滞在することとなり、また気胸の病気療養のため、榊原恒一は、母の実家に移り住み、夜見山北中学校に転入してきた。 転入すると引っ越してきた時に、気胸の発作が起こり入院。病院でたまたま夜見山北中学校の制服を着た女の子を見かけ、気になる。 無事退院し転入するが、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。彼は、病院で見かけた女の子、見崎鳴と再会。クラスメイトで、不思議な存在感を放つ彼女に惹かれる。でも、クラスメイトは、まるで彼女がいないかのように、見えてないかのような素振りを見せ、彼女は恒一には見えて、他のクラスメイトには見えていないのではないかと感じる。 そんなある日、あるクラスメイトが悲惨な死を遂げ、3年3組が直面している信じられない現実と向き合うこととなる… 見崎鳴は、存在しているのか? 3年3組に次々降りかかる災難… 続く悲劇を止めることができるのか? 何となく題名と綾辻さんの名前は聞いたことがあったけど、実際に読んだのは初めてでした。 結構分厚くて、読むの大変そうだと思ったけど、読み進めやすくてあっという間に読み終わってしまいました。 それぞれの登場人物のキャラも、良かったです。 描写が結構グロい所があったりするので、グロいの苦手な人はちょっと注意かもしれないですね。 展開も、全然想像できなくて、最後になって最初から考えてみて、なるほど〜って感じでした。 それにしても、最後の終わり方… 今年は解決したけれど、これって次の年からどうなるんでしょう…? 全てを解決させないこの終わり方も、絶妙な感じがします。

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2015/10/20

非常におもしろかったです。 ラストにびっくり! でも結構グロいシーンが多数あったかな。 (3ページくらい?グロシーンあった) なのでグロいのがだめな方はおすすめできないかな。

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2015/09/09

高校生ぐらいの人がライトに読めるホラー小説だと思います。 重すぎず、話の内容をイメージでき時間があるときに読むのにおすすめ!

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2015/08/16

図書館の夏の怪談・ホラー企画のところに出ていた本。 夏=暑い=涼しくなるものでも読もうかとザーッと眺めたときに目についただけで借りる。 分厚くて読み応えがありそうだったのも選んだ理由だなぁ。 なぜにこんなことが起こるのか? 防ぎようがないというのは恐ろしい。 身近な人が…と考えな...

図書館の夏の怪談・ホラー企画のところに出ていた本。 夏=暑い=涼しくなるものでも読もうかとザーッと眺めたときに目についただけで借りる。 分厚くて読み応えがありそうだったのも選んだ理由だなぁ。 なぜにこんなことが起こるのか? 防ぎようがないというのは恐ろしい。 身近な人が…と考えながら読んでいたけど、この人だったなんてという終わりかただった。

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2015/06/21

アニメが先行しているので、謎的な要素は知っているのでミステリー的な要素は「知っている、知っている」って感じで読んでいました。ホラー要素はアニメで脳内変換されていたので全然怖くなく。。 でも、呼んでいる間は引き込まれて時間を忘れて何度も頭の中を整理しながら読んでいたので飽きず最後ま...

アニメが先行しているので、謎的な要素は知っているのでミステリー的な要素は「知っている、知っている」って感じで読んでいました。ホラー要素はアニメで脳内変換されていたので全然怖くなく。。 でも、呼んでいる間は引き込まれて時間を忘れて何度も頭の中を整理しながら読んでいたので飽きず最後まで楽しめました。 その後の3組はきっとまだこの悪夢が続くのだろうというところで問題は解決されずってところが続編あればまた読みたい感じです。

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2015/06/21

転校した主人公が登校すると、「いない者」として教室にいる女子生徒がいた。 何故「いない者」が存在するのか? 26年前の事件から続く、死の連鎖を引き起こすクラスの存在。 ラノベの軽い読み口で、一気読みをした。 ホラー要素はあまり強くなく(というより全く怖くはなかった)、ミステリー。...

転校した主人公が登校すると、「いない者」として教室にいる女子生徒がいた。 何故「いない者」が存在するのか? 26年前の事件から続く、死の連鎖を引き起こすクラスの存在。 ラノベの軽い読み口で、一気読みをした。 ホラー要素はあまり強くなく(というより全く怖くはなかった)、ミステリー。 見崎鳴の片眼が義眼で、「いない者」とされても飄々としている、そんな人物設定がラノベっぽいといえばそうなんだけど、ちょっと作り込み過ぎている気がする。 最後、その「現象」の解決は起こらず、終わってしまった物語。 なんか、消化不良感が残る。 悲劇が終わったわけではないからね。

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2015/06/15

分厚い本が読みたい~、ハラハラドキドキする本がいい~と内容など分からず借りてきたので、途中Amazonで内容を調べることに。ホラーでした。大好きな分野なので嬉しかったし、一気にハラハラ読めたけど、全く怖くはなかった。何でだろう。その現象の元となった事が薄すぎることと女の子のキャラ...

分厚い本が読みたい~、ハラハラドキドキする本がいい~と内容など分からず借りてきたので、途中Amazonで内容を調べることに。ホラーでした。大好きな分野なので嬉しかったし、一気にハラハラ読めたけど、全く怖くはなかった。何でだろう。その現象の元となった事が薄すぎることと女の子のキャラクターが余りにありがちなことかなぁ。サスペンス部分は成立してるけど、ホラーとして怖くないって感じ。

Posted byブクログ

2015/06/15

多分アニメから読んだ人が多いはず。自分もアニメ見て読んだけど、赤沢さんがすごい脇役で笑ってしまった。この本の肝である叙述トリックをアニメでやったのは相当頑張ったのではないかと思う。

Posted byブクログ

2015/04/01

このボリュームにもかかわらず圧倒的なリーダビリティで一気読み。ゴシックな学園ミステリー・ホラーと云った感じか。叙述トリックには、 まんまとやられた私だ。

Posted byブクログ