嘘神 の商品レビュー
【2024年131冊目】 いつものように眠りにつき――目覚めると知らない空間にいた。周りにいるのは仲の良い友人達。男3人、女3人の6人の前に現れたのは「嘘神」と名乗る存在だった。ルールを告げた嘘神が姿を消すと同時に、6人の人生をかけた戦いのゴングが鳴り響いた。 終わりを読んだ瞬...
【2024年131冊目】 いつものように眠りにつき――目覚めると知らない空間にいた。周りにいるのは仲の良い友人達。男3人、女3人の6人の前に現れたのは「嘘神」と名乗る存在だった。ルールを告げた嘘神が姿を消すと同時に、6人の人生をかけた戦いのゴングが鳴り響いた。 終わりを読んだ瞬間、「マジか〜」って声出たんですけど、読まれた方どうでした?声出ました? よくあるデスゲームものと言ってしまえばあれなのですが、どうなるかわからない展開で最後までハラハラしながら読めました。ちゃんと理屈もすっきり通っていた気がするし、辻褄合わない!と思うこともありませんでした。 人間の醜悪さをこれでもかと見せつけながらも、6人それぞれの過去とかがきっちり書かれていて、物語をきっちり支えてくれていたのも良かったです。 強いていえば、嘘神ちゃん、人を見る目なさすぎでは…しっかりしてくれ。
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再読。感想が変わってしまった。前は面白いと感じたのだが、何か少し「薄い」となった。再読といっても内容は忘れていると思うので、なぜだろう?嘘喰いを読んで好きになってしまっているからだろうか?
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第16回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。 仲良し高校生グループ6人が、目覚めると出口のない部屋に閉じ込められていた。「嘘神」と名乗る正体不明の者から与えられたルールは7つ。ただしその中に1つだけ嘘がある。与えられた水と食料はわずか。仲間の命を奪って脱出するのか、それとも…!という...
第16回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。 仲良し高校生グループ6人が、目覚めると出口のない部屋に閉じ込められていた。「嘘神」と名乗る正体不明の者から与えられたルールは7つ。ただしその中に1つだけ嘘がある。与えられた水と食料はわずか。仲間の命を奪って脱出するのか、それとも…!という、一昔前に流行ったデスゲームもの。 あらすじだけ読むと面白そうだと思ったけど、読んでみたら面白くなくて期待外れ。それぞれのキャラの自分に酔ったような自分可哀想エピソードが随時挟み込まれるのが鬱陶しいし、冗長。ラストのポエムには失笑。中二病の黒歴史を読んでいるようで、恥ずかしくなった。 他にどんな本書いてるのかなと思って調べてみたけど、この一冊だけのようだ。察し。
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なんでこんな小説に心踊らされたんだろう、と今では情けない気持ちというか、結構これまで本を読んできたというだけの、主観だけの自負が、「おいおい、こんな作品読んで面白いとか言っちゃうお前、ちょっと違くない?」と評価をストップさせるんだけど、でも正直面白いなって感じちゃった。多分、本の...
なんでこんな小説に心踊らされたんだろう、と今では情けない気持ちというか、結構これまで本を読んできたというだけの、主観だけの自負が、「おいおい、こんな作品読んで面白いとか言っちゃうお前、ちょっと違くない?」と評価をストップさせるんだけど、でも正直面白いなって感じちゃった。多分、本の良し悪しなんて、己の気分一つなんだろうなと悟った一冊、と言えば少しは格好がつくだろうか。
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…うん、さよか。 最初は面白かったけど、私には合わなかったです。 濁点が多くて読みづらい。携帯小説か何かなのでしょうか?? そういえば『チャカ』って久しぶりに聞いたな。
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CUBEとかGANTZを彷彿とさせる不条理?な世界(両方ともちゃんとした内容を知らないので全然ちがう!だったらゴメンなさい。)で友人同士の6人が嘘神と名乗るモノにルールを説明され、お互いに疑心暗鬼になったり殺しあったり。 ルールの中に一つだけ嘘がある。っていう設定がお話を面白くし...
CUBEとかGANTZを彷彿とさせる不条理?な世界(両方ともちゃんとした内容を知らないので全然ちがう!だったらゴメンなさい。)で友人同士の6人が嘘神と名乗るモノにルールを説明され、お互いに疑心暗鬼になったり殺しあったり。 ルールの中に一つだけ嘘がある。っていう設定がお話を面白くしてるかな、っていう気がする。 どうやって締めるのかと思ったけど、個人的にラストは上手くまとめたなぁと思った。
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山田悠介作品にありそうな舞台設定と、それ自体は"ヘリクツ"のようにも感じるトリックでした。 が、しかし著者との騙し合いのような話の構成や、飽きさせない付箋の散布と回収、キャラクタ-を上手く生かせるゲームなど、細かな要素によって最後まで一気に読んでしまいました。...
山田悠介作品にありそうな舞台設定と、それ自体は"ヘリクツ"のようにも感じるトリックでした。 が、しかし著者との騙し合いのような話の構成や、飽きさせない付箋の散布と回収、キャラクタ-を上手く生かせるゲームなど、細かな要素によって最後まで一気に読んでしまいました。
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日本ホラー小説大賞ということで 期待して読んだのだけど、 残念ながらちょっと期待外れだった。 筆者は20代前半ということで、 モバゲー小説(エブリスタ)などに投稿されている 小説に雰囲気は似ている。 映画に影響を受けた設定、 殺し合いのゲームの中で騙し合い、 自分は誰よりも賢...
日本ホラー小説大賞ということで 期待して読んだのだけど、 残念ながらちょっと期待外れだった。 筆者は20代前半ということで、 モバゲー小説(エブリスタ)などに投稿されている 小説に雰囲気は似ている。 映画に影響を受けた設定、 殺し合いのゲームの中で騙し合い、 自分は誰よりも賢く、周りを出し抜いて生き残れると と思い込んでいる俺TUEEEE的な登場人物、 友情と愛情の狭間で、、的な展開などなど。 中高生が好きなそうな要素がいっぱいなので こういうのが好きな人には面白いはず。 似た系統の小説の中では、勢いはあるし、 よくできている方だと思うので。 ただ深みはないのでサクッと読んで終わりな感じが悲しいところ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【第16回日本ホラー小説大賞 長編賞】 紹介文を見て、映画「CUBE」を連想。読んでみると、CUBEとバトルロワイアルを足して割った感じ。 人の気持ちは揺れ動くってのは理解できるんだけど、揺れすぎ。イラッとするほどぶれすぎ。 で、最後はなんか主人公が自分に酔っちゃって、こっちが読んでて気恥ずかしい…。 一気に読んじゃったけど、あんまり好きじゃない。登場人物も浅い、というか薄っペラい感じ。 でも最後の最後のオチは好きでした。こっちのオチの話があれば読んでみたいッス。
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【内容紹介】 愛する弟を失ったコーイチは失意の日々を送っていたが、高校で初めて友達と呼べる仲間たちと出会った。 しかし、ある朝目覚めると、5人の仲間と出口のない部屋にいた。 「嘘神」の声が非常なゲームの始まりを告げる。 ルールは7つ。しかし、嘘神の言葉にはひとつだけ嘘がある...
【内容紹介】 愛する弟を失ったコーイチは失意の日々を送っていたが、高校で初めて友達と呼べる仲間たちと出会った。 しかし、ある朝目覚めると、5人の仲間と出口のない部屋にいた。 「嘘神」の声が非常なゲームの始まりを告げる。 ルールは7つ。しかし、嘘神の言葉にはひとつだけ嘘がある。与えられた水と食料はわずか。 仲間の命を奪って脱出するのか、それとも……。 若き新鋭、驚愕のデビュー作! 第16回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。
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