背徳のクラシック・ガイド の商品レビュー
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[ 内容 ] 「正統」ではなく「逸脱」を! 「背徳」こそが快楽であり、「驚異」こそが悦びである。 キワモノと呼ばれる音楽や演奏から得られる快楽には何物にも代え難い極上の味わいがある。 フルトヴェングラーの「第9」が名盤といわれるのは、その逸脱の度合いが尋常ではないからである、 というあたりまえのことをなぜ認めようとしないのか? ありきたりの規範的価値観や名曲名盤主義では語れないいつ立ちと驚異のさまざまな形を提供し誘う、 読者垂涎の背徳と異端のガイドブック! [ 目次 ] 【第一部】 演奏篇 ●異界へと誘う凄演 ●ねじれ演奏の愉しみ ●快楽&遅演―テンポの魔力 ●背徳の迷演 【第二部】 作品篇 ●ディープ系クラシックへの誘い ●有名作曲家のもうひとつの顔 ●イカれたタイトルで聴くクラシック ●ヘンテコなジャポニズム ●マイナー・オペラの深すぎる世界 ●編曲の奇妙な冒険 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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鈴木さんクラシック本。割りとこれはフツーかな? あとがきに書かれてるけど、鈴木さんの本、おもしろいと思うんだけどな・・・。特にクラシック知識なくても楽しいと思うんだけどな。文体とかノリの問題だと思うが。 そもそも私は真っ当なクラシックガイドの本って読んだことあんのかな?(ポヤ~ン...
鈴木さんクラシック本。割りとこれはフツーかな? あとがきに書かれてるけど、鈴木さんの本、おもしろいと思うんだけどな・・・。特にクラシック知識なくても楽しいと思うんだけどな。文体とかノリの問題だと思うが。 そもそも私は真っ当なクラシックガイドの本って読んだことあんのかな?(ポヤ~ン)小学校の頃うちにカセットテープ14本くらいのクラシック全集みたいなんがあって、それについてた解説書が結構楽しかったんですが。曰く、ベートーヴェンはとてつもない変わり者のとーへんぼくの部屋の片付けも出来ないしみったれた頑固な困り者で人間関係も最悪で周りのものみんな大迷惑、音楽にもそんな性質が如実に現れてる。そんな・・・そんなベートーヴェンが俺は大好き☆みたいな感じで、ウン、あたいもそんなベートーヴェン大好き☆って思ってたな・・・。この辺が真っ当な解説書のたぐいだろうか?(あと、ブラームスはおじいちゃん時代の容姿ばっかり知られてるが、若かりし頃は超美少年だったんだよ!!と力説されてた) と、関係ない思い出話?を書き綴る。 そういや私ミカドのCD持ってるんだけど、そんなユカイなお話だってちっとも知らなかった。今度ちゃんと聞いてみよう。
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