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新釈 走れメロス 他四篇 の商品レビュー

3.8

650件のお客様レビュー

  1. 5つ

    123

  2. 4つ

    270

  3. 3つ

    157

  4. 2つ

    23

  5. 1つ

    5

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2009/10/25

むむむ、期待したほどではなかったぞ!とはいえ、「哲学の道」の桜並木を、夜、ひとりで歩くのは、たしかに恐ろしいけれど、きっと美しいに違いないと思う。

Posted byブクログ

2009/10/25

あまりの面白さに一息で読了してしまいました。大学生活がこんなにも不毛でいいんでしょうか?見てる分には楽しそうですけども。 突き抜け過ぎた世界観にもはや言葉もありません。

Posted byブクログ

2009/10/25

森見さんの小説は読み進めると同時に、ストーリーを頭の中で映像化するのが楽しい。 装丁がスキなカンジだなーと思ったら好きなイラストレーターさんによるものでした。 好きな作家が好きなイラストレーターとコラボだなんて、個人的にはテンション上がるわ。 あぁ京都に行きたい・・・・

Posted byブクログ

2009/10/24

文庫化を待ち望んでいた一冊。 読んでみると思っている以上に原作の影は薄く、連作短編であることと同氏の別作品からのスピンオフ出演も多いため、森見ワールドの方が勝っている感じ でももうはるか昔に読んだ原作を読み直したくなる魅力も持っている 正直言って、教科書で読んだ話も多いせいか、断...

文庫化を待ち望んでいた一冊。 読んでみると思っている以上に原作の影は薄く、連作短編であることと同氏の別作品からのスピンオフ出演も多いため、森見ワールドの方が勝っている感じ でももうはるか昔に読んだ原作を読み直したくなる魅力も持っている 正直言って、教科書で読んだ話も多いせいか、断片的にしか覚えていないもんなぁ あと、いつもよりは軽めといえば軽めだが、相変わらず大学生活を描くのがうまい 自然と学生時代が思い出される。 表題作走れメロスが面白いが、藪の中も結構好き 大学時代リア充でなかった人に しかしこれ、高校生や現在大学生の人が読むとまた違う感想になるんだろうな

Posted byブクログ

2011/07/17

文学史に残る名作を下敷きにして、舞台を京都に、登場人物をモリミッシュに置き換えた感じの話。名作とはいっても、今まで聞いたことすらなかったものもあるのです、恥ずかしいことに。『山月記』は中島敦のなかでも特に好きで何度も読んでるし、『藪の中』はついこないだ読んだ。『走れメロス』は教科...

文学史に残る名作を下敷きにして、舞台を京都に、登場人物をモリミッシュに置き換えた感じの話。名作とはいっても、今まで聞いたことすらなかったものもあるのです、恥ずかしいことに。『山月記』は中島敦のなかでも特に好きで何度も読んでるし、『藪の中』はついこないだ読んだ。『走れメロス』は教科書でしか、だけどまあストーリーはわかる。であとの2つが題名すら・・・っていう状況です。坂口安吾も、森?外も読んだことが・・・ ?外を読んでないなんて非国民級ですね! 「石炭をば、はや積み果てつ」くらいならわかるのだけれども。というわけで、5つのうち3つは原作を知ってる状態で、2つはそうでない状態で読んだわけです。たぶんこれは、原作を読んでからのほうが面白いようですね。どれも少しずつ違った雰囲気なので比較はしづらいですが。文庫になってる順に読んでるので、僕にとっての前作『きつねのはなし』が違った感じだったことを思うと、またこういうのが読めて何よりです。その中でももっとも「こういうの」って感じなのが表題作「走れメロス’」です。(森見さんの作品であることを示すのにプライム記号「’」をつけました。ダッシュと呼ばれることが多いのですが、ダッシュは横棒のことであり、プライムが正しいのです。)と要らぬ事を書きつつ、これがもっとも気に入ったのですが、「詭弁論部」っていうのが出てきました。実は僕、森見登美彦に心酔するあまり「俺も似たようなのを書いてみよう!」とか無謀にも目論んでたのですが、その中で「詭弁論大会」なるものを考えてたのです。本当ですよ! 誓ってこの本を読むのは今回が初めてです。というわけでこれはもう使えないです(そもそもがパクリから出発したのに、って感じですが・・・)。誰でも思いつきそうなことではあるけれど、同じ発想ができたことを喜ぼう!感想ですが、ようするに面白かったです。あとがきの、なぜこれらの作品に惹かれたかっていうのもなるほど、と。解説は神山健治。

Posted byブクログ

2009/11/30

09/10/22購入 11月26日読了。 せっかく有名な作品達へのオマージュなんだから、ちゃんと覚えてないモノは先にオリジナルを読んでみなくちゃ、とうろうろ寄り道をしていたら読み終わるまでに時間がかかりました。でもこうやって読んでみてよかった。ああ、面白かった。

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2009/10/22

▼先に読み終わったので。微妙に関連性のある短編5つからなる小説。軽くさっと読めるのが魅力。一番面白かったのは、詭弁同好会の「走れメロス」。ひどい(笑)、だけどそうだよね、という、変な共感性を誘う話。でも、どれも面白かったし、500円くらいで楽しめる文庫としては、お買い得なんじゃな...

▼先に読み終わったので。微妙に関連性のある短編5つからなる小説。軽くさっと読めるのが魅力。一番面白かったのは、詭弁同好会の「走れメロス」。ひどい(笑)、だけどそうだよね、という、変な共感性を誘う話。でも、どれも面白かったし、500円くらいで楽しめる文庫としては、お買い得なんじゃないかと思う。(09/10/20 読了)

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2009/10/20

こ…このやろう面白い!表題作は相変わらずの森見ワールド全開っぷりに笑わずにはいられませんでした。でも、桜の~と百物語が好き。

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2009/11/03

ホルモーより森見さんの世界のほうが好きっす。それぞれの短編はゆるくつながりながらもテイストは別。是非読まれよ。高笑は表題の「メロス」ででるが、ほかはどうか。どこか怖くないか?

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2010/01/11

購入者:古野(2009.10.26) こんな作品の作り方もあるんですね。 貸出:清水(2009.10.28)返却(2009.11.13) 元々、知っている作品の新釈番ということですが、舞台が京都の僕の住んでいる近くが頻繁に登場し、なかなか面白かったです。 貸出:丸橋(2009.1...

購入者:古野(2009.10.26) こんな作品の作り方もあるんですね。 貸出:清水(2009.10.28)返却(2009.11.13) 元々、知っている作品の新釈番ということですが、舞台が京都の僕の住んでいる近くが頻繁に登場し、なかなか面白かったです。 貸出:丸橋(2009.11.30)返却(2009.12.20) 祝!四畳半神話体系アニメ化! 中村祐介さんの原画が動き回るところを想像するだけで、わくわくします。 過去の名作が左京区近辺で繰り広げられる森見ワールドに。斉藤さんに始まり、斉藤さんに終わる…そんな感じ。 貸出:吉田愛(2010.1.8) 左京区在住なので、自分の家の近辺が物語に出てくるという、嬉しいお話です。学生時代に教科書で読んでいた走れメロスとはまた違い、こんな話の解釈ができる森見さんはすごいと思いました。

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