なでしこ御用帖 の商品レビュー

宇江佐真理【著】

2023/05/06

2023年5月6日
医師の手伝い看護の仕事をしながら、捕物に首を突っ込むお紺17才。
結婚相手はこんな感じで決まるんだ

2018/10/17

八丁堀の町医者・麦倉洞雄の娘のお紺は、
口は悪いが気は優しい、女だてらに捕物好きな
孝行娘。だが行く先々でひと騒ぎが起こり…。
江戸・八丁堀の四季に彩られた恋と人情の時代小説。

2017/08/24

実は再読です。
特に出来の良い作品とは思いませんが、この人の作品は、だいたい好きなものが多いです。
もう、新しい作品を読めないのは残念。

2016/03/22

宇江佐さんの作品に出てくる女性は、ちょっとひねくれているのかな？
最後、あんなふうにされたのは自分の責任でもあると思う。要之助さんに「卑怯だ」と言われたのは仕方がないと思うし、「要之助さん、よくぞ言ってくれた！」と拍手を送りたい。
登場人物の性格設定がイマイチ定まっていないような気がしました。

2014/06/26

事件は深くなくあっさり解決。
それを取り巻く人情劇。
意外なほうへ流れたけど、人生勢いも大切だね。
良い人とは思っていなかったけど、悪い人だったなんてがっかり！
読み終わるとほぅっとして良かったね～と思える作品。

2012/06/04

単独モノかと思ったら、斬られ権左シリーズの権左が死んでから、生まれた孫のお紺の話だそうで。医者の手伝いをして、岡っ引ねまね事もしてしまう活動的なお紺はよかったんだけど、結婚話しで、えっそうなるんだ？みたいな拍子抜けが…。

2012/05/13

L 斬られ権左３

斬られ権左シリーズといっても権左が死んでから生まれた孫のお紺の話。権左の娘、お蘭の三人の子供たちがそれぞれ権左世代の道をたどって行くのが乙。斬られ権左の話を読んでから絶対読む方が楽しさ倍増。

2012/02/21

なんでしょうね。珍しくご都合主義で嫌いな話。

もっといい作品になりそうなのに、惜しいです。
詳しくはブログに書いたのでそちらで。

めっきり長文になっちゃったので＞＜

http://ameblo.jp/sweetviolt/entry-11171487645.html

2012/04/21

医者一家の末娘「お紺」が色々な事件に顔を突っ込み、少しずつ成長していく話。

二人からプロポーズされ揺れ動きながら片方と一緒になる決心をするが、宇江佐の凄いトコは、どっちもイマイチ男性なのに片方に決まる経過を上手く描いている。普通小説だと相手は最初から良い人だったりするのだけど、悪いトコも含めて好きになっていく女を無理なく書いていく。

2011/08/26

あの切られ権佐の娘　お蘭
かどわかされた先の祠の中で
権佐が命を賭して護ったお蘭。
そのお蘭が生んだ３人のこどもたちの話し。

お蘭の娘　通称なでしこちゃん　が
自分が嫁ぐ相手を決める時に
「ああ！権佐！これを聞いたかい？　
　お蘭が　こんな事を言ったよ！
　お前が　命を賭けて護った命は
　やっぱり　お前の　命をつないでいったんだね！」と
心の中で叫んでしまいました。

なでしこちゃんが　気にかけた　半鐘　と呼ばれた人との
ラストシーンも　グダグダしてなくて秀逸。
読後　とっても幸せになりました。