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毎月新聞 の商品レビュー

4.4

83件のお客様レビュー

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2012/10/17

1.「なんでも使える」は「なんにも使えない」に通ずるのだ。 2.昨今のコンビニの成長の要因のひとつに、外から一番目立つ所に雑誌コーナーを置き、立ち読みを自由にさせているという事が挙げられる。 3. 僕達は、いろんな立場や状態、つまり「モード」を持っている。 4.新しいことを...

1.「なんでも使える」は「なんにも使えない」に通ずるのだ。 2.昨今のコンビニの成長の要因のひとつに、外から一番目立つ所に雑誌コーナーを置き、立ち読みを自由にさせているという事が挙げられる。 3. 僕達は、いろんな立場や状態、つまり「モード」を持っている。 4.新しいことを始めるのはかなり意志の力が要ることですが、一旦走りだしてしまったものを停めるにもやはりそれ以上の意志の力が必要なのではないかと思うのです。(靴を履いたあとに忘れ物に気付いたらどうする?) 5.目から飛び込んでくる雑多な文字情報だって脳にとっては充分noisy(騒々しい)なのである。 6.不思議なもので、どんな好きな事でも「義務」と名が付くと人間逃げ出したくなるものらしい。

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2012/10/07

ピタゴラスイッチ、だんご3兄弟、ポリンキーのCM、ゲームのI.Qなどで有名な佐藤雅彦さんが、1998年から2002年にかけて毎日新聞に"毎月"連載したエッセイ集。 新聞の中の壁新聞という体裁で、3コマ漫画もついている。 1回1回の物事の着想が本当にすばらしく...

ピタゴラスイッチ、だんご3兄弟、ポリンキーのCM、ゲームのI.Qなどで有名な佐藤雅彦さんが、1998年から2002年にかけて毎日新聞に"毎月"連載したエッセイ集。 新聞の中の壁新聞という体裁で、3コマ漫画もついている。 1回1回の物事の着想が本当にすばらしく、こういう風に世界を見ることができるならば、今見ている世界とはまた違うものが見られるんだろうなと思わせる。 1回目の"じゃないですか禁止令"で、一気に心が掴まれ、一気に4年分を読み干してしまいました。 あーーー、楽しかった。

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2012/08/27

数年前にかって再度読んでみた。やはりこのこの作者、佐藤雅彦氏の視点は素晴らしいと改めて感じた。日頃何気ないことにも独自の視点で考察する。他の著書についても非常に考えさせられ、自分もこのような視点で日頃見なければならないと思う。何事も当たり前に考え、ただ通り過ぎることはもったいない...

数年前にかって再度読んでみた。やはりこのこの作者、佐藤雅彦氏の視点は素晴らしいと改めて感じた。日頃何気ないことにも独自の視点で考察する。他の著書についても非常に考えさせられ、自分もこのような視点で日頃見なければならないと思う。何事も当たり前に考え、ただ通り過ぎることはもったいない。考えることで新たな発想が思い浮かぶ。改めて読んで、またそう思った。

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2012/05/06

ピタゴラスイッチやポリンキーのCMなど、「どうやったらこんな素敵なものを思いつくんだろう?」と思っていたが、この本を読んで少しだけその秘密が分かったような…。 街中を飛ぶトンボや、朝の身支度をしながら眺める窓からの風景など、日常のひとこまにも、柔らかく反応し、すかさず頭を動かす。...

ピタゴラスイッチやポリンキーのCMなど、「どうやったらこんな素敵なものを思いつくんだろう?」と思っていたが、この本を読んで少しだけその秘密が分かったような…。 街中を飛ぶトンボや、朝の身支度をしながら眺める窓からの風景など、日常のひとこまにも、柔らかく反応し、すかさず頭を動かす。 自分も日々の暮らしでさまざまなことに心を動かされることはあるけれど、その後の「考える」作業をさぼっているようだ。 心も頭も生き生きとあるための秘訣が書いてある本だと思った。

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2012/04/09

いつも眼前にある日常こそが不思議や驚きである事を教えてくれるエッセイ。 ただそれに気づくにはちょっとした切っ掛けが必要だ。その切っ掛けは普段から目の前に転がっているが、つまらないものと見なされ拾い上げる者は少ない。 その切っ掛けに触れる事ができれば、ほら、スイッチが。

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2012/02/10

装丁買いした作品。著者がどんな方か全く知りませんでしたが、出てくるわ出てくるわ、テレビで見たことのある番組や聞き覚えのあるフレーズが。しかもどれもとぼけた感じの、素朴な面白さがあって好きだったものばかりです。「~じゃないですか」と言われて「え、そうなんですか?」と返したこともあり...

装丁買いした作品。著者がどんな方か全く知りませんでしたが、出てくるわ出てくるわ、テレビで見たことのある番組や聞き覚えのあるフレーズが。しかもどれもとぼけた感じの、素朴な面白さがあって好きだったものばかりです。「~じゃないですか」と言われて「え、そうなんですか?」と返したこともありますし、クレンザーのパッケージやごみ袋をいれてた袋の処分に関するクラクラも感じたことがありますし、結構近い感覚を持ってるのかな?なんて嬉しくなったりして。初期の頃は割と生活のなかで感じることを少し掘り下げた、くらいの回が多いですが、だんだんと教育の問題や経済、閉塞感の打破に繋がるような回が出てきます。それもとても身近な話を発展させることによって生まれてくるんです。これぞインタレスト。かと思えば「真夏の葬儀」や「取り返しがつかない」のように充分物語になる話もあり、実に多彩。特に数学に関するいくつかの話題は、分からないなりにひたすら取り組んだ結果ある時突然自分のなかにストンと落ちてきた経験があるので、強い親しみを感じられました。

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2011/12/13

この本の著者はNHKの“ピタゴラスイッチ”を製作しているということもあり、 日常の小さな物事を観察するプロなのですが、 この本は彼が書いた本の中で一番傑作だと思います!

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2011/12/13

こういうの、好き。ちまちましてて、ほのぼのする。 「視覚的にうるさい」とか、だよね、って感じ。日頃のちょっとした思いをすくいあげて書いてくれてるような。

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2011/10/28

日々、気にせず通り過ぎてしまうちょっとしたことを意識すると、人生ってものすごく豊かになるんだろうなと感じる一冊だった。筆者はピタゴラスイッチやだんご三兄弟で有名な佐藤雅彦さん。日々の生活にいくらでも潜んでいる面白いスイッチを見つけるコツをこの本に教えてもらえたような気がしました。...

日々、気にせず通り過ぎてしまうちょっとしたことを意識すると、人生ってものすごく豊かになるんだろうなと感じる一冊だった。筆者はピタゴラスイッチやだんご三兄弟で有名な佐藤雅彦さん。日々の生活にいくらでも潜んでいる面白いスイッチを見つけるコツをこの本に教えてもらえたような気がしました。毎日新聞に連載されていたようで、連載のときに読んでいたら、毎月楽しみだっただろうなぁ。毎月新聞というタイトルも、佐藤さんらしいネーミングですね。

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2011/10/16

毎日新聞紙上で掲載されたコラムを集めた書籍。 佐藤雅彦が気づいたこと、感じたことが綴られている。 まず、毎回コラムの題材にしている、どれも誰もが経験したことがあるであろうことに対して疑問に思う、気づけるってすごい。 ちゃんと気づいたことを分析してわかりやすい言葉にできるのも意外...

毎日新聞紙上で掲載されたコラムを集めた書籍。 佐藤雅彦が気づいたこと、感じたことが綴られている。 まず、毎回コラムの題材にしている、どれも誰もが経験したことがあるであろうことに対して疑問に思う、気づけるってすごい。 ちゃんと気づいたことを分析してわかりやすい言葉にできるのも意外と難しいとおもう。 このような感性や文章力が自分にも欲しい。

Posted byブクログ