横道世之介 の商品レビュー
とても愛おしい物語でした。 途中で、世之介がどうなるか予想がついてしまってそれがあたってしまうんだけども、それがネットとかでいままで見なくてすんでたことがすごいなとおもった。 わたしにはそれはとても重要なことだった。 あー泣いた。
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(2010より転載) 本屋大賞より。 吉田修一作品、以前はあまり好きじゃなかったんだけど、 『悪人』に続き、結構好きな方でした。 世之介のどうにも、どっちつかずな感じのキャラが、 不思議とイライラしなくて、なんだかおもしろかったです。 2010.7.3~7.7読了
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毎日の積み重ねが人生であることを改めて感じられる1冊。 この世にある小説の中で一番好きな作品。(2016年3月現在でな)
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2016.3.13切なくなるし、会いたくなる。青春ってこんな感じだったな。とても心にぐっとくる。映画もよかったけど、本読んでよかった!
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★★★親しみやすい世之介。読みやすかった。サンバと言われる度にぷっと顔がほころびました。なんでサンバ?バイト、サークル、友達、恋愛。ページをめくりながら眩しかった。
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横道世之介。 ちゃらんぽらんだけど、根が良い奴で、悪気がないのが良いところ。 前半はあんまり好きじゃなかったけど、後半が良かった。 大学生ってこんなイメージ、なのかな。 バブル期なのは関係あるの? 確かにこんな学生もいるだろうし、どこにでもいそう…と言えばそうなんだけど… 私...
横道世之介。 ちゃらんぽらんだけど、根が良い奴で、悪気がないのが良いところ。 前半はあんまり好きじゃなかったけど、後半が良かった。 大学生ってこんなイメージ、なのかな。 バブル期なのは関係あるの? 確かにこんな学生もいるだろうし、どこにでもいそう…と言えばそうなんだけど… 私の大学生活とはかけ離れていたので別世界感が強かったな。 隙だらけで無防備で、自分の感情に素直に、流されるように生きる世之介君に、おいおいあんた軽薄すぎやしまいか、と思いつつ。 でもそれは私にはちょっと足りないものなんだよなぁ、とも思いながら読みました。 むずかしい。 終盤の、カメラを持ってどこまでも歩いて行きたくなる場面。 あの部分の心持ちはすごくよく分かった。 あの場面はとても好き。
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自分に素直でいる。 それって、結構できそうに思えるけど 実は周りを見まわしたりして平均行動を行ったり、行おうとしたりして できないことも多々あったんじゃないかと、振り返り想う。 まさに世之介の時代と同じように沿ってきたので 彼の行動と照らし合わせがら読み進められた。...
自分に素直でいる。 それって、結構できそうに思えるけど 実は周りを見まわしたりして平均行動を行ったり、行おうとしたりして できないことも多々あったんじゃないかと、振り返り想う。 まさに世之介の時代と同じように沿ってきたので 彼の行動と照らし合わせがら読み進められた。 あー、そんな時事があったねー って、けっこう核になる、 過去の何気ないひとつの事のようだけど 引っ張り出されると、日本人として その事件の扱いはどーよって 今初めてのように気付かされる。 あー、なんか流されてたなーって。 世之介みたいに素直に生きてるものの まわりにいる人間も描いているんだけど もう、なんていうか切なくて… そのような友人がいてほしいし、できれば ボクがそんな立場のモノになれれば それはすごく幸せなこと。 ありえねー。 自分に素直でいる。 すごいムズカシイんだろうけど そのつもりでいる。 自分にウソはつきたくない。 と改めて思った次第。
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映画を見てから、小説も読みたいとずっと思っていた。 世之介は高良健吾、祥子は吉高由里子というように、すべての登場人物が俳優さんの姿で、私の頭の中で動き回った。 原作に忠実に映画は作られたようだ。 小説にとっても、映画にとっても幸福なことだった。
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大学生の1年間の話。バブル期の大学生の生活と20年後の話で構成される。何でもないことだけど。何でもないことの積み重ねたものが人生で,振り返ると記憶の目印になっている人物や出来事があるもんだ。
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40年前の学生時代を思い起こす。何の目的も無く過ごす毎日が、今となってはスゴく充実した日々であったように思う。 酷いことをしてしまったあの人は、今どんな日々を過ごしているのだろう。
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