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渋澤流30年長期投資のすすめ の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2015/08/19

30年投資のついて知りたくて読書。 投機的かつ短期的なFXなどの対極にある考え方。 投資を自分個人ではなく、子や孫まで含めたマクロ視点で考える大まかな概要を説明している。 投資に限らずこの視点、考え方は一般的な日本人はあまり持ち合わせていないので重要かもしれない。 複利と時...

30年投資のついて知りたくて読書。 投機的かつ短期的なFXなどの対極にある考え方。 投資を自分個人ではなく、子や孫まで含めたマクロ視点で考える大まかな概要を説明している。 投資に限らずこの視点、考え方は一般的な日本人はあまり持ち合わせていないので重要かもしれない。 複利と時間を恩恵をしっかりと生かして資産を安全に確実に増やす方法を30年長期投資としている。 それにしても、日本株の投信で平均5%も7%も達成できるのか知りたい。 また、日本在住だと購入できない海外オフショアファンドとの違いも知りたい。 読書時間:約55分

Posted byブクログ

2015/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人に「見える価値」と「見えない価値」があるように、企業にも「見える価値」と「見えない価値」があるのです 「能率」の定義は「経営資源の最大化」へ変わっている 「目に見える資源」は氷山の一角であり、水面下の目に見えない経営資源を最大化する 30年投資は、今の自分のためではありませんが、30年後の将来の自分の子ども、孫や誰か大切な人のための投資なのです 谷川俊太郎の詞「木を植える それは夢見ること 子どもたちのすこやかな明日を 人生とは、「到達点」という結果ではありません。生きる道筋です 30年投資のきらりと光る企業①ダイキン工業②日揮③東京エレクトロン④テルモ⑤エーザイ

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2010/05/04

渋澤栄一の5代目の子孫の渋澤健氏の運営する会社、「コモンズ投信株式会社」の紹介。「30年投資」、「30銘柄」、「対話を重視」を特徴とする。 (感想) 30年投資は、社会を良くするのだろうか? 良くするとすれば、どうやって? という視点で読んだ。 1.長期投資は、長期資金を...

渋澤栄一の5代目の子孫の渋澤健氏の運営する会社、「コモンズ投信株式会社」の紹介。「30年投資」、「30銘柄」、「対話を重視」を特徴とする。 (感想) 30年投資は、社会を良くするのだろうか? 良くするとすれば、どうやって? という視点で読んだ。 1.長期投資は、長期資金を求める企業にとって役に立つ 2.投資の目的が、「利益」から「つながり」へと転換する ⇒30年投資は、「自分のための目先の利益」が目当てではなく、「次の世代の利益」と「次の世代と自分とのつながり」が目当て ということらしい。 なるほどね。。。 21世紀は、<左脳的価値観⇒右脳的価値観>への転換が進んでいるらしい。 「機能」から「デザイン」へ。 「議論」から「物語」へ。 「個別」から「全体」へ。 「論理」から「共感」へ。 「まじめ」から「遊び心」へ。 「モノ」から「生きがい」へ。 (ダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト』より) だから、<短期的な利益⇒長期的なつながり>へと投資の目的がシフトしていくというのは、ありうる話だ。 「30年投資」って実はすごく画期的なコンセプトかも。

Posted byブクログ

2010/01/24

結論から言うと、これを読んでこの著者・渋澤氏が会長を務める コモンズ投信の口座を開設することに決めました。 これを読むまで国際分散投資の本なんかも読んでいて、 「やっぱり新興国ETFを買おうかなぁ~」なんて思っていたのですが、 ちょっと考え直してみたりしました。 この本の内...

結論から言うと、これを読んでこの著者・渋澤氏が会長を務める コモンズ投信の口座を開設することに決めました。 これを読むまで国際分散投資の本なんかも読んでいて、 「やっぱり新興国ETFを買おうかなぁ~」なんて思っていたのですが、 ちょっと考え直してみたりしました。 この本の内容としては、具体的な投資方法や何らかの金融商品の購入を 勧めるような記述はなく、ひたすら「投資の目的」について書かれています。 その点がまず、親切だなぁと感じました。 で、そういう「投資の目的」を婉曲的に説明する手段として、 短編フィクションみたいな形でいくつかの物語が書かれているのですが、 まぁ、遠まわしにコモンズ投信のファンドを勧めていたりします・・・ そして、最後にFAQを30件ほど掲載しています。 そのFAQも、あくまで「投資の目的」を明確にするよう促しているもの。 コモンズ投信ですが、現在は日本株式のみで構成されている投資信託です。 少し前は国際分散投資を考えていたのですが、それを考え直したのが、 この「日本株式のみ」と言う点。 やっぱり日本で生まれて、生活して、おそらく死んでいくわけなんで、 日本という国に何にも変えがたい愛着があるのは当たり前。 日本に生まれて幸せだと、本当に誇りに思っていたりもするわけです。 だから、できれば日本の企業で株式投資したいなぁとは思っていました。 しかし、やれ少子高齢化だの、今後長期的に税金が上がるだの、 何やかんや日本は投資対象として先行きが暗いとか何とか、 そんなことを書いている本もあったりするわけなんで、 前述の通り「やっぱり新興国ETFを買おうかなぁ~」とも考えていました。 でも、やっぱり行ったこともない国の、素性の知らない企業に投資するより、 自分が暮らす国の、生活を支えてくれている企業に投資する方が、 投資にリアルに関われるというか、投資をリアルに感じることができるかなと、 そんなことを、この本を読んで改めて考えました。 まぁ、このコモンズ投信も、現在は日本株式だけではあるものの、 時機を見て海外株式も運用構成に組み込んでいく可能性があるとのこと。 とりあえずはコモンズ投信が信託するに足るファンドかどうかを見ていって、 コモンズ投信が海外株式で運用するときがきたら、それに便乗して、 僕もコモンズ投信を通して国際分散投資をすればいいかなと、 今のところはそう思っています。 それと、いわゆるインデックスファンドにも否定的なニュアンスでした。 「平均的なリターンでいいのですか?」という感じで。 最近になって「やっぱりインデックスかなぁ~」なんて思っていたので、 これも改めて考え直すきっかけになりました。 実はこの著者のセミナーに一度行ったことがあるのですが、 そのときの印象は、「ものすごくドライそうな人」というものでした。 (妻と「細野晴臣みたいな人だな」と話していた覚えがあります) この本ではその印象と結構違ってて、そのギャップが面白かったです。

Posted byブクログ