キャッチャーという人生 の商品レビュー
野球が好きで、この本を読んだけど、キャッチャーってやっぱり大変なんだなあと感じました。 この本の中にある、達川選手が広島東洋カープに入団した時「キャッチングを勉強せえ」と言われたと。 江夏投手はあまり達川選手のことは好きじゃないってことも書いてありました。
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プロ野球において、キャッチャーは陽に当たらないポジション。古田敦也や野村克也ほどの存在感を発揮するキャッチャーは一握り。 そんな地味なポジションの中でさらに地味な選手たち、達川光男・山中潔・村田真一・大久保博元・谷繁元信・里崎智也へのインタビュー集。彼らのキャッチャーとしての挫...
プロ野球において、キャッチャーは陽に当たらないポジション。古田敦也や野村克也ほどの存在感を発揮するキャッチャーは一握り。 そんな地味なポジションの中でさらに地味な選手たち、達川光男・山中潔・村田真一・大久保博元・谷繁元信・里崎智也へのインタビュー集。彼らのキャッチャーとしての挫折と栄光が浮かび上がる。 改めてキャッチャーというポジションは苦労もケガも多く、おいしいところはピッチャーが持って行ってしまう損な役割だと思う。野球少年がこの本を読むと、キャッチャーだけはやりたくないって言うだろう。それでもキャッチャーにこだわった彼ら6人の人生は味わい深い。 特に、山中潔氏。現役時代は正捕手になれず、多くのチームを渡り歩く苦労人。しかし、その経験がコーチとして全日本の正捕手、里崎智也を作り上げる。いい話だ。
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キャッチャーという人生21:19 | 編集 キャッチャーという人生 作者: 赤坂英一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/08/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 4回 Amazon.co.jpで詳細を見る 野球選手は数字ではか...
キャッチャーという人生21:19 | 編集 キャッチャーという人生 作者: 赤坂英一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/08/25 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 4回 Amazon.co.jpで詳細を見る 野球選手は数字ではかられることが多い。 本塁打、打点、打率、盗塁数、失策数、はたまたOBPなんて尺度もある。 実際、プロ野球中継を見ていても、気になるのは数字である。 「あー、こいつはあまり打ってないんだなぁー」 「最近打ち込まれてるんだー」 なんてように。 数字というデータは価値判断をする上でとても便利だ。 しかし、キャッチャーは違う。 もちろんキャッチャーにも、数字は絡んでくる。 盗塁阻止率や、打撃に関しては他のポジションとは変わらない。 でも、きっと違うのだ。 キャッチャーに必要なのは、人間力である。 この本を読んでそう感じた。 それは数字で推し量ることはできない。 この本に登場する、1流ではあるが、 しかし古田というスターに隠れたキャッチャーたちは、 みな魅力的に映る。 時にピッチャーを立て、時に叱責し、時にかばい… 母性にも近いその性質が、普段数字でしか見ていない 野球選手という姿を身近に感じさせてくれる。 この本を読めば、きっと野球を見る目が一歩深くなるだろう。 早い話だが、来季の開幕が楽しみになってきた。
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巨人の村田、現中日の谷繁、広島の達川ら、何人かのキャッチャーとしての野球生活を巧みに交錯させて描くノンフィクション。これはなかなか面白い。しんみりさせる場面もあります。
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