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日経新聞の数字がわかる本 の商品レビュー

4.2

53件のお客様レビュー

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2013/02/12

経済指標の意味、その推移が示す動向がまとまっている。指標欄は膨大な数字の羅列につい読み飛ばしてしまうページだが、この本を通して読みとけるようになると面白いページに変わる。他の記事、ニュースとのリンクも意識すると数字力は確実に向上する。

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2012/12/07

著者の小宮先生の講演に参加したことがあります。1時間30分の講演だったのですが、経済という、ある意味難しい話のはずなのに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。もっと聞きたいと思ったことを記憶しています。 その時のお話の一部がこの本に書いてあります。大事なのは数字を読むこともそ...

著者の小宮先生の講演に参加したことがあります。1時間30分の講演だったのですが、経済という、ある意味難しい話のはずなのに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。もっと聞きたいと思ったことを記憶しています。 その時のお話の一部がこの本に書いてあります。大事なのは数字を読むこともそうなのですが、自分なりの基準をもつことと、間違っててもよいから仮説を立てることというのがよくわかります。ここには書いてませんでしたが、当然、その時に立てた仮説が正しいか検証することも重要ですね。経済を読めるようになることはもちろんですが、「考える」トレーニングにもなる内容でした。経済を知りたいと思っている方は必読の本です。

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2012/10/11

久々に再読。マクロ経済学をかじってから読み返したら、わかりやすー。マクロ経済学もまた読み返さないと。 日経新聞月曜日版だけは買っています。

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2012/04/16

日経は購読しているものの、記事を流し読みしているだけで、経済に関する基礎知識の不足を痛感していたので、ちょうどいい、入門書になりました。 景気指標はほとんど見てなかったので、これからちゃんとチェックしようと、最近発売されたワークブックを購入して、ちゃんと勉強しようと思います。

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2012/04/06

月曜の日経新聞に掲載されている各種の景気指標について小宮氏が解説してくれた本です。経済の本当の姿を知るにはデータが必要ですが、だれかに加工されたもの(二次データ)よりも加工がされていない一次データを理解することは重要だと思います。 また、データの持つ意味も解説されてありそれが...

月曜の日経新聞に掲載されている各種の景気指標について小宮氏が解説してくれた本です。経済の本当の姿を知るにはデータが必要ですが、だれかに加工されたもの(二次データ)よりも加工がされていない一次データを理解することは重要だと思います。 また、データの持つ意味も解説されてありそれが役立つだけでなく、そのような重要なデータが安価に手に入ることがわかった点がこの本を読んだメリットだと思います。 特に、実質GDPと名目GDPの差が2000年比較でのデフレ度合いを示す(p27)というのは初めて(2000年基準であること)理解しました。 また、日本の国債価格の暴落するのを防ぐ制度がある(p100)、膨大な外貨準備と財政赤字が存在する理由(p114)を知ったことも大きな収穫でした。 以下は気になったポイントです。 ・GDPは「日本国内で作り出された財とサービス(付加価値(売上-仕入))の合計」と定義できる、仕入れを差し引くことがポイント(p24) ・GDPの増加は、私たちの給料の総額が増加することを意味する、それは日本の人口は殆ど増減していないから(p26) ・2008年度の名目GDPは約500兆円、実質GDPは約540兆円、名目に比べて実質が8%高いとは、2000年から8年間で8%分のデフレが生じたことを意味する(p27) ・GDPに輸入を足した金額=国内で売られる全て(民需(機械受注+消費支出)+政府支出(公共工事)+輸出)である(p32) ・在庫調整が進むとは、過剰在庫がなくなって企業が本格的に増産を開始した段階である、その意味で重要な指数が「稼働率指数 製造工業」である(p51) ・企業業績が悪くなってカットする3Kとは、広告・交通・交際費であるが、その中の「広告取り扱い高」データは、景気の波とリンクしている(p59) ・建設業や造船業は景気よりも少し遅れて動くが、不定期船の運賃相場を示すバルチック海運指数は、景気とリンクする(p63) ・国内企業物価指数(卸売物価指数と呼ばれていた)は、国内の企業間で取引されているモノの価格水準を1887年から日銀が発表しているもの(p83) ・翌日物の金利(コールレート翌日物)は、日銀が意図的に調整している政策金利である(p99) ・銀行が手持ちの国債を担保に日銀からお金を借りれる制度(補完的貸付金利制度)があるので、国債が一気に市場に出されることも無く、国債価格が暴落しない(p100) ・国と企業の収支を対比させると、経常収支(貿易収支+サービス収支+所得収支)は企業の経常損益、資本収支は経常外損益、経常収支から所得収支を差し引いたものが、営業損益である(p109) ・中長期で850兆円以上の財政赤字に苦しむ日本が1兆ドルの外貨準備を持っているのは意外と思うかもしれないが、1兆ドルの原資も短期の日本国債で(借金をして)米国債を買っているという構図(p114) ・アメリカの個人消費が冷え込む心配である、世界の4分の1を占めるアメリカのGDPのうち、その70%を個人消費が占めるので、世界のGDPの18%を支えていることになるから(p130) ・ダウ平均はわずか30銘柄の株価を平均化したもので、入れ替えはよく行われる、最近ではGMとシティグループが抜けて、損保のトラベラーズとシスコシステムズが加わった、全体の価格を見るには「S&P500」である(p143) ・ユーロ圏全体のGDPは2008年末で9兆ユーロ(1170兆円程度)で、ヨーロッパ全体の7割以上、アメリカの8割以上に相当する(p152) ・中国も日本同様に巨額な貿易黒字と外貨準備高を持っているが、日本と異なるのは、貿易や為替を国家で管理している点である(p159)

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2012/02/29

うーん、初めてGDPの意味が分かった。 GDP以外にも色んな経済の数字の意味が分かりました。 たぶん高校の公民の授業なんかで習うような定義が載っているんだと思います・・・が、大事なのはそれぞれの数字が関係し合っているということですね。 じゃなきゃ、数字は単なる数字です。 いか...

うーん、初めてGDPの意味が分かった。 GDP以外にも色んな経済の数字の意味が分かりました。 たぶん高校の公民の授業なんかで習うような定義が載っているんだと思います・・・が、大事なのはそれぞれの数字が関係し合っているということですね。 じゃなきゃ、数字は単なる数字です。 いかに数字と数字の関係を紐づけて将来の経済を予測していくか、そして自分の行動に役立てていくか、それを学ぶためには非常によい本だとおもいますね。

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2012/01/22

ずっと読もうと思っていたが、先延ばしになってしまっていた。世読み終わって、やはりもっと早く読んでおけば。。という後悔だ。ずっと日経新聞は読んでいるが、この本を読むと全然読み方が変わる。またひとつ世界の見方、ニュースの捉え方がわかるようになる。小宮さんありがとうございます。

Posted byブクログ

2012/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母校の経営学部生の話についていけなくて、 とりあえず読んだ本。part2 「月曜日の日経新聞ほど世の中で安いものはない」という著者の言葉があるように、 日経新聞@月曜に載っている景気指標欄の読み方が中心に書かれている。 基本 158ページ 1:GDPを読み解く 23 P 2:企業活動全般をみる 11 P 3:業種別の動向を押さえる 19 P 4:雇用をみる 9 P 5:物価をみる 10 P 6:金融の動向をみる 24 P 7:市場の動きをおさえる 10 P 8:超大国アメリカの景気をみる 24 P 9:ヨーロッパ経済をみる 5 P 10:アジア経済をみる 8 P 11:商品相場を押さえる 15 P 応用 80ページ 1:100年に一度の経済危機を過去と比べてみる 30 P 2:景気回復の兆しを探す 34 P 3:中国は世界経済の機関車になれるか 16 P 特に2001年に起こったITバブル崩壊と、 2008年リーマンショック 2011年東北大震災や、 数値の変化について説明が書かれていたのに興味を持った。 → 月曜日の日経新聞を買うようになった。 でもあんまり読めてない。。

Posted byブクログ

2011/11/08

めちゃくちゃ分かりやすくてためになる。 月曜日に、景気指標の記事だけを読むためだけに日経を買っても損はなくなるレベルになれる。

Posted byブクログ

2011/11/01

毎週月曜日の日経新聞に掲載される「景気指標」の読み方を、分かりやすく解説している本。やっと読み終わった。付箋だらけにしてやったぜ!

Posted byブクログ