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俺のロック・ステディ の商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2013/12/07

ロックミュージシャンは世間知らずの若造や田舎者だからたとえルックスがよくて曲を作れてギターがひけて、歌えても、それだけではレコードを作ることは難しい。そこでプロデューサーが登場する。 音楽業界はアメリカでも日本でも差別された人がやっていた。

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2011/06/29

音楽への愛情が感じられる。 文章にリズムがあって読みやすい。 マイルスデイビスは3枚組のベスト版を借りただけになっていたけど、これを読んでちゃんと聴いてみたいと思った。あと今までほぼノータッチだったジャズやブルースとかにも興味が沸いた。 レ二ークラビッツとかについても書...

音楽への愛情が感じられる。 文章にリズムがあって読みやすい。 マイルスデイビスは3枚組のベスト版を借りただけになっていたけど、これを読んでちゃんと聴いてみたいと思った。あと今までほぼノータッチだったジャズやブルースとかにも興味が沸いた。 レ二ークラビッツとかについても書かれてたりしたのが、ちょっと意外。(自分は30代にして最近の音楽はあまり受け付けなくなっているので) まだまだネタはありそうなので、続編とか書いて欲しいと思ってしまう。

Posted byブクログ

2010/06/08

6月6日読了。花村萬月による、極私的なロック論。「ブルース・ロック」「プログレッシブ・ロック」などのジャンル別の章立てになっているが、特に音楽のジャンルにこだわる人(逆説的にこだわっているのか?)ではないよう。その原始的な構造・荒削りさ、演奏の自由さ・あるいは不自由さなどからギタ...

6月6日読了。花村萬月による、極私的なロック論。「ブルース・ロック」「プログレッシブ・ロック」などのジャンル別の章立てになっているが、特に音楽のジャンルにこだわる人(逆説的にこだわっているのか?)ではないよう。その原始的な構造・荒削りさ、演奏の自由さ・あるいは不自由さなどからギターがロックの花形なのであり、自分で弾いてみることでロックの味わいは圧倒的に違ってくるという著者の主張は確かだと思う。批評家的にロックの歴史に目を配るよりも、「これはカッコイイ!もっと聴きたい!是非聴け!」という荒ぶる感覚の方が、本として読んでいても楽しいもんだな。

Posted byブクログ

2014/10/26

[ 内容 ] ロックとはリズムである。詩情である。 命である。 60~70年代の黄金期を俯瞰するガイドブック的側面に加え、「ロックとは何か?」という命題を追求した、本格ロック論。 そこで著者が導きだした解とは? 初心者も「通」のあなたも必読の一冊! [ 目次 ] はじめにリズム...

[ 内容 ] ロックとはリズムである。詩情である。 命である。 60~70年代の黄金期を俯瞰するガイドブック的側面に加え、「ロックとは何か?」という命題を追求した、本格ロック論。 そこで著者が導きだした解とは? 初心者も「通」のあなたも必読の一冊! [ 目次 ] はじめにリズムありき ブルースロック グラムロック アメリカンロック ジャズロック ブリティッシュロック ハードロック プログレッシブロック 日本のロック 総括だ! [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2018/10/14

一流の作家が、60年代から70年代のロックを事細かに取り上げる例は少ない。自ら譜面が読めてギターを弾けるような作家がロックを語るようなことは稀であろう。渋谷や山本コウタローによる独善的でペラペラな文章でなく、これこそプロと呼べる筆力、表現力でブラックサバスやキングクリムゾンについ...

一流の作家が、60年代から70年代のロックを事細かに取り上げる例は少ない。自ら譜面が読めてギターを弾けるような作家がロックを語るようなことは稀であろう。渋谷や山本コウタローによる独善的でペラペラな文章でなく、これこそプロと呼べる筆力、表現力でブラックサバスやキングクリムゾンについて語ってくれた花村に感謝。我が意、得たり。

Posted byブクログ