施設で育った子どもたちの居場所「日向ぼっこ」と社会的養護 の商品レビュー
厳密に言えば、親でないものが完全に親になることはできないのだろう。それだけに支援者は、社会的擁護の対象となった子どものニーズを個別に的確に把握し、提供することが必要となる。最も重要なのは安定した精神的な支柱となることだろうが、そのためには、スキルを備えた専門職者の充実が欠かせない...
厳密に言えば、親でないものが完全に親になることはできないのだろう。それだけに支援者は、社会的擁護の対象となった子どものニーズを個別に的確に把握し、提供することが必要となる。最も重要なのは安定した精神的な支柱となることだろうが、そのためには、スキルを備えた専門職者の充実が欠かせない。そして、この点においては、制度のバックアップが不可欠である。福祉の話は、結局ここに行き着いてしまうなー。施設間格差の話も気になった。
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児童養護施設で育った経験を持つ人たちが立ち上げた日向ぼっこ。日向ぼっこメンバーによる本です。社会的養護の説明部分が当事者ならではの視点だと思います。
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