1,800円以上の注文で送料無料

風待ちのひと の商品レビュー

4

93件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/02/27

かなりめんどくさい中年男と同い年の結構いい女のお話。とにかく、めんどくさい男でイライラするが、喜美ちゃんが救ってくれる。お母さんの教え子の話はでも、結構いい。結局は悪くなかったかな

Posted byブクログ

2021/04/25

良い‥!! すてきな恋愛小説読ませていただきました。 息子、夫ともに死別した喜美子 「心の風邪」にかかりかけている哲司 切ない思いや、どうにもならない状況やら様々な出来事が詰まった物語でした

Posted byブクログ

2020/09/22

大人の恋愛小説というのかな?自分はこれまであまり読んだことのないタイプの物語。やり直す、新たな道に進むという選択肢が難しい世の中、応援したくなります。 著者、初読みです。 この作品自体は可もなく不可もなく、というより「可もあり不可もあり(総じて可)」でしたが、もしかするとすごく...

大人の恋愛小説というのかな?自分はこれまであまり読んだことのないタイプの物語。やり直す、新たな道に進むという選択肢が難しい世の中、応援したくなります。 著者、初読みです。 この作品自体は可もなく不可もなく、というより「可もあり不可もあり(総じて可)」でしたが、もしかするとすごく好きになるかも、という期待感大。他作品が楽しみ。

Posted byブクログ

2020/04/18

主人公たちの年齢が 自分より両親の年齢に近いので そこまで感情移入は出来なかったけど 読みやすさはありました◎ 仕事に疲れた時は ゆっくり海に行きたいなと思える作品です。

Posted byブクログ

2018/09/09

喪失と再生の物語。ラストは韓流ドラマのよう。 デビュー作なだけに、伊吹有喜さんの原点を感じられる。

Posted byブクログ

2024/01/17

かなり切ない大人の恋が綺麗な文体で語られる伊吹さんの処女作。 とりわけ序盤から中盤過ぎまでの展開はなかなか良かった。 心を病んで亡き母の家に帰ってきた哲司と以前 心を病んだことのある喜美子が出逢い、知らず知らず互いに相手を癒し力を与える存在になって行く。 終盤は少し力技で走った感...

かなり切ない大人の恋が綺麗な文体で語られる伊吹さんの処女作。 とりわけ序盤から中盤過ぎまでの展開はなかなか良かった。 心を病んで亡き母の家に帰ってきた哲司と以前 心を病んだことのある喜美子が出逢い、知らず知らず互いに相手を癒し力を与える存在になって行く。 終盤は少し力技で走った感があるけれど、そんな二人の踏ん切りは さてどんな結末を迎えたのでしょうか?!

Posted byブクログ

2018/06/06

しっとりとした大人の恋愛もので、抑制された感情を押しのけて顔を出す止むに止まれぬ恋愛感情が素敵。胸がキュンとしますね。 超エリート街道からドロップアウトしかけた心が病んだ男と、笑顔の奥に家族を失った悲しみを隠しながら明るく生きる、愛嬌満点の女性がお互いを求め合う話です。先に浮気し...

しっとりとした大人の恋愛もので、抑制された感情を押しのけて顔を出す止むに止まれぬ恋愛感情が素敵。胸がキュンとしますね。 超エリート街道からドロップアウトしかけた心が病んだ男と、笑顔の奥に家族を失った悲しみを隠しながら明るく生きる、愛嬌満点の女性がお互いを求め合う話です。先に浮気していた奥さんの存在があるので、疾しい気持ちにならずに2人の恋愛を応援する事が出来るので、ある意味分かりやすく一本道を進むうぶな中年恋愛ドラマになっております。同年代なので分かる心情が沢山あります。 それにしてもヒロイン喜美子のキャラいいなあ。おばちゃんキャラというけれど、ぽっちゃりでニコニコ。ふと見た人からも結構かわいいと言われる。働き者で労を惜しまなくて、密かに読書好き。正直結構僕好みです。 それにしても伊吹さんデビュー作からいいの書いてますね。やはり好きな作家さんです。

Posted byブクログ

2018/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評価は5. 内容(BOOKデーターベースより) “心の風邪”で休職中の男と、家族を亡くした傷を抱える女。海辺の町で、ふたりは出会った―。心にさわやかな風が吹きぬける、愛と再生の物語。第三回ポプラ社小説大賞特別賞受賞作。 喜美子が寂しい過去を持つ心優しい女性だとは理解出来るが、登場時のペコちゃんの愛称と、おばちゃんっぽい描写が最後まで抜けず、男性が家庭を捨ててまで真剣に愛するのに抵抗を感じたまま読了。

Posted byブクログ

2018/04/12

東京で仕事も家族もうまくいかない哲司。福を呼ぶペコちゃんと呼ばれる喜美子。38歳の二人の恋と再生。四十九日のレシピを想わせる書き出し(壊れかけた家に知らない女が入り、行き返っていく)だったが、恋愛物語だった。

Posted byブクログ

2018/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「彼方の友へ」を読んで感動し、続けざまに借りて読んでみた。 …が、これはがっがりだった。 好きになれない登場人物ばかり。 特にペコちゃん? (その理由、同性ならわかるだろうか) 自分をおばちゃん呼ばわりしておきながら、実は相手の男性と同い年って(笑) 還暦近いのかと思っていた自分…脱力。 予防線張っているというより「おばちゃんじゃない」とか「年齢より若い」と言われたいから? というのはひねくれた見方だろうか? 病気を心配しているのはわかるが、ずかずか上がり込んで、マッサージしたりって。(本人も下心を暴露したけど~) 結局既婚者と未亡人だって幸せになってもいいという太鼓判を(読者に)押してもらうため、周りをものすごく非常識で嫌な人達に描いてじわじわ固めて行く感じが共感出来ず。 感動も、もちろん泣けもしなかった。

Posted byブクログ