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不可能犯罪コレクション の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2016/04/20

石持さんの短編が入っていたので借りる。 「不可能犯罪」の観点でゆくと、 まったくこれを受けたものは少ないように思った。 アンソロジーは、まだ見ぬ好みの作家との出会いが楽しみだが、個人的には不発だったかな。

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2013/10/28

全編さくさく読めて謎も解けてすっきり爽快な読後でした。「佳矢子の屋根に雪は降りつむ」の、作中の詩の解釈だけがとても印象に残りました。余韻にひたるというか、そんな気持になりました。「父親は誰」は中盤でオチが見えてきてしまって読み進むのがちょっとツラwww

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2013/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

6作の、不可能犯罪短編集。 最初の話に出てきた、密室大好き探偵は どこかで別の短編を読んだ覚えがあります。 あの妙な名乗りだけ、やたらに憶えています。 同じく石持さんの話は、確実にどこかで読んだような…でした。 二つ目の話、父親はだれ? という題名は まさかの二重の意味が。 昔を思い出すだけかと思ったら、すごい理由がついてきました。 ちょっとしか絡みがなかった相手なだけに 拍子抜け、という感じでもありましたが。

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2013/06/02

企画自体もいいし、タイトルもいい。僕みたいな不可能犯罪ファンは心躍っちゃうね。 収録されている作品は、前半は傑作が多くて「こういうアンソロジーでここまでレベル高いのは珍しい」と思っていたのだけど、後半にちょっと失速の感。惜しい!

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2011/06/05

石持浅海・大山誠一郎・加賀美雅之・鏑木蓮・岸田るり子・門前典之 どれもシリーズ物になりそうな主人公ばかり

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2011/04/14

タイトルどおり、不可能だと思われる状況での犯罪を扱ったミステリアンソロジー。どんなに不可能に見えても、これが読み物としてのミステリである限りきちっと解決されちゃうのは自明の理。読後感すっきりです。 お気に入りは大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」。トリックの見事さもさながら、タ...

タイトルどおり、不可能だと思われる状況での犯罪を扱ったミステリアンソロジー。どんなに不可能に見えても、これが読み物としてのミステリである限りきちっと解決されちゃうのは自明の理。読後感すっきりです。 お気に入りは大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」。トリックの見事さもさながら、タイトルにもあるあの詩を用いた叙情的な雰囲気も印象的でした。

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2011/05/09

(収録作品)佳也子の屋根に雪ふりつむ(大山誠一郎)/父親はだれ?(岸田るり子)/花はこころ(鏑木蓮)/天空からの死者(門前典之)/ドロッピング・ゲーム(石持浅海)/『首吊り判事』邸の奇妙な犯罪─シャルル・ベルトランの事件簿(加賀美雅之)

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2010/10/10

二階堂さんが編集された、不可能犯罪をあつめたアンソロジー。 大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」 いきなりの密室収集家の登場にちょっと萎えました。 ロジックはさすがでしたが、ああいう偶然はイマイチ。 岸田るり子「父親はだれ?」  女友達の虚栄心を描いた点はさすが岸田さんで...

二階堂さんが編集された、不可能犯罪をあつめたアンソロジー。 大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」 いきなりの密室収集家の登場にちょっと萎えました。 ロジックはさすがでしたが、ああいう偶然はイマイチ。 岸田るり子「父親はだれ?」  女友達の虚栄心を描いた点はさすが岸田さんでしたが、あとは先が読めすぎ。 鏑木蓮「花はこころ」  いまさらのトリックに脱力。  風姿花伝の花についての解釈は面白かったです。 門前典之「天空からの使者」  キャラ同士の掛け合いや動機など、もう少し長いお話でよみたかったです。 石持浅海「ドロッピング・ゲーム」  これってシリーズになったんですね。架空の日本を思わせる国での事件たち。  石持さん、こういう薄ら寒い作品が書けるんですね~。このシリーズは好みです。 加賀美雅之「『首吊り判事』邸の奇妙な犯罪」  久しぶりの加賀美さんですが、相変わらずすぎ。  トリック、ムリムリ感ありすぎの上に古臭く感じました。 大山さんの新作短編が読みたくて借りてきたのですが、どれもイマイチでした・・・。 残念。

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2019/01/16

誰もいない屋上からどうやって転落死させるのか、衆人環視の舞台上でいかに刺殺におよぶのか、密室の中の他殺死体―犯人は私なのか…。実力派気鋭作家たちによる書き下ろしアンソロジー!トリックの饗宴6連発。 《ブックデータベース より》 どの作品も、これと言って印象に残る程のモノはなかっ...

誰もいない屋上からどうやって転落死させるのか、衆人環視の舞台上でいかに刺殺におよぶのか、密室の中の他殺死体―犯人は私なのか…。実力派気鋭作家たちによる書き下ろしアンソロジー!トリックの饗宴6連発。 《ブックデータベース より》 どの作品も、これと言って印象に残る程のモノはなかった。 巻末収録の 『首吊り判事』邸の奇妙な犯罪(加賀美 雅之 著) に至っては、読み進めるのが苦痛でした・・・ 久々に“損した”気分に陥りました。 《2009年10月7日 読了》

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2012/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『佳也子の屋根に雪ふりつむ』 大山誠一郎  自殺に失敗し気がついた笹野佳也子。元旦に図った目覚めたのは3日と答える病院の院長・香坂典子。病院から電話した相手は親友・秋穂。雪の中の密室で殺害された香坂典子。典子の伯父の死。雪に残された足跡の謎。日付に隠された秘密。密室収集家の推理。 『父親はだれ?』 岸田るり子 竹脇七菜代がみた高校時代に自殺した同級生の幽霊。「私は殺された」という高田龍子。夫であり元の担任だった輝男が目撃した自殺現場。自殺時に妊娠していた龍子。父親は誰か?自らも妊娠中の七菜代は夫を疑いつつ調べ始める。龍子が遺書を送った友人・大庭幸子。幸子の父親である俳優・大庭清司と龍子の関係。酒に酔った夜起きた過ちと七菜代の妊娠の関係。 『花はこころ』 鏑木蓮 能楽の公演中に死んだ玄治。公演中に突如倒れ駆け寄った付き人の千堂が発見した突き刺さったナイフ。公演中に誰が刺したのか?実力があり次期家元の座にも近かった玄治の死に隠された秘密。  『天空からの死者』 門前典之 蜘蛛手シリーズ 建築現場の雨漏りの調査にやってきた蜘蛛手と宮村のコンビ。現場の見学中に起きた転落死。被害者は中神室長。現場となった建物は施錠され唯一の鍵も持ち出されていた。彼の死体を発見したのは1カ月間も無断欠勤を続けこっそり荷物を取りに来た佐久間。遺体の背負っていたパラシュートの謎。 『ドロッピングゲーム』 石持浅海 子供たちが自分の進路を振り分けられる世界。エリートの進路である海洋学校に進学が決定した啓介と同じく海洋学校を目指しながら普通科へと振り分けられた翔一。同じ道を志しながら別れてしまった子供たち中で起きた自殺事件の謎。二人だけの屋上。10メートル離れた距離で何が起きたのか? 『「首吊り判事」邸の奇妙な犯罪』 加賀美雅之 シャルル・ベルトラン・シリーズ 「首吊り判事」と呼ばれたハールボット卿の妻キャサリンが殺害された。 礼拝後に神父の忘れた聖書を取りに行き、近くに人がいないにも関わらず喉に深々と差し込まれた「暗殺者のナイフ」。そして判事自身も密室内で「暗殺者のナイフ」殺害される。容疑者となった息子のジョナサン。  2009年6月20日購入

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