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風花の里 の商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2019/09/26

【ジグソーパズルみたいね、私たちー】 不思議な縁の糸車。 結んだ先は、解放か。 届いた先は、復讐か。 雪の結晶、プリズムを通した色の先、「あなた」とこれからも。 所謂孤児シリーズの最終章

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2012/12/11

孤児シリーズ最終章。前3部作の補助的な本みたいだが、割と面白かった。 ただ、高杉さんの良さは全く分からないし、登場人物も多すぎて、すべてにつながる謎は解けずじまい。 丈くんの星玲子(れいこ)を守ってやる!という気持ちは、読んでいて応援したくなった。終わりはスッキリした。

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2012/02/16

まさおめ。読みながら何度歯ぎしりしたでしょう。私には彼の魅力が分かりません。 なんだか謎が深まったばかりでよくわからない…。 朱田さんの目的だとか、一野木まさおの本心だとか、もうよくわからん。主役の性格は割ときらいじゃないです。丈くんに幸せになってほしいと思って読んでました。 楊...

まさおめ。読みながら何度歯ぎしりしたでしょう。私には彼の魅力が分かりません。 なんだか謎が深まったばかりでよくわからない…。 朱田さんの目的だとか、一野木まさおの本心だとか、もうよくわからん。主役の性格は割ときらいじゃないです。丈くんに幸せになってほしいと思って読んでました。 楊子さんにはじめて魅力を感じた。彼女の正直なとこが好きです。大人のかってな陰謀を全力で打ち砕こうとする少女の姿がいじらしいです。

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2011/05/04

孤児シリーズ最終巻。全ての謎が分かったとは言えないけど、一つの流れを別の視点から終わりを眺める感じでした。楊子や郁の再登場は嬉しかったです。そして高杉はほんとにろくでもないやつ。文章表現が詩的で綺麗なのはいつも通り。音の余韻を吸い取るかのような雰囲気を持っています。冬の季節に温か...

孤児シリーズ最終巻。全ての謎が分かったとは言えないけど、一つの流れを別の視点から終わりを眺める感じでした。楊子や郁の再登場は嬉しかったです。そして高杉はほんとにろくでもないやつ。文章表現が詩的で綺麗なのはいつも通り。音の余韻を吸い取るかのような雰囲気を持っています。冬の季節に温かい部屋で読むのが一番な作品だと思います。

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2011/03/23

これで館・孤児シリーズ七冊読みおわった訳ですが…、既に2週目入りたくてうずうずしています。 読めば読むほど、完結するどころか話が広がっていく様はまるで、連鎖して咲く花、あるいは波紋。 家系図や会社の力関係、こことあそこがリンクして、あの人はあのときここで…とか考えだしたら夢中にな...

これで館・孤児シリーズ七冊読みおわった訳ですが…、既に2週目入りたくてうずうずしています。 読めば読むほど、完結するどころか話が広がっていく様はまるで、連鎖して咲く花、あるいは波紋。 家系図や会社の力関係、こことあそこがリンクして、あの人はあのときここで…とか考えだしたら夢中になってしまう。全体が見えないまま、螺旋階段を歩いているような…。

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2010/09/14

 孤児シリーズの完結編。  幼い頃偶然忍び込んだ洋館で星玲子は、三人の幼児を見る。また、その時愛猫を救ってくれた少年一野木昌生に思いを寄せるのだった。  前シリーズの孤児たちをいわば外側から見た作品、なんだが、結局のところ星玲子も孤児になる。その上、彼女もまた遺産問題の当事者で...

 孤児シリーズの完結編。  幼い頃偶然忍び込んだ洋館で星玲子は、三人の幼児を見る。また、その時愛猫を救ってくれた少年一野木昌生に思いを寄せるのだった。  前シリーズの孤児たちをいわば外側から見た作品、なんだが、結局のところ星玲子も孤児になる。その上、彼女もまた遺産問題の当事者であったために、会社同士のかけひきにまきこまれていく。  相変わらず無茶な展開が多いです。  特に星玲子を守る猫。猫とは思えない行動というか描写が多い。が、これでなんか空気がなごむのである。    星玲子が世間知らずで気の強い娘であることは間違いないのだが、それをやんわりと諭しているのが猫の存在だった。  でもって、幸福の青い鳥はすぐそばにいるよ、ということなんだが、それを嫌みなくすとんと描いているのはすごいなと思うのである。

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2010/02/05

孤児4部作、完結編。 すっかり心酔しちゃいました。 奈津子嬢の影が薄かった。 つまり、意地悪な人がおらんかった。

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2009/12/21

シリーズの完結編ということですが、補足といった感じでしょうか。雪の断章からここまで広げてしまうとは…人物相関図が欲しくなります。個人的には解説が千野氏だったのですごく嬉しかったです。か、解説だけでも是非…

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2009/10/28

20091027読了。シリーズすべてようやく読みきりました。しかし、あるところで4部作、と銘打ってましたが、私が読んだ感想としては、3部作+補足の1作という感じでした。いろいろ中途半端な種明かしだったものがきちんと記述されているのはいいのですが、まだ、解明足りていない部分があるよ...

20091027読了。シリーズすべてようやく読みきりました。しかし、あるところで4部作、と銘打ってましたが、私が読んだ感想としては、3部作+補足の1作という感じでした。いろいろ中途半端な種明かしだったものがきちんと記述されているのはいいのですが、まだ、解明足りていない部分があるような物足りなさも感じています。別の「館シリーズ」とも微妙にリンクしているようなので、今度はそちらも読んでしまいたい所存。

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