怖い絵(3) の商品レビュー
エゴン・シーレは16歳でウィーン美術アカデミーに合格している。彼が入学した翌年、シーレより一歳年上の、青白い顔をした田舎出の痩せた青年も同じ試験を受け、不合格となった。再度受験し、また失敗した。そこで画家になるのを諦め、ミュンヘンへ移り、新しい生活を始めたのだが、もしこの青年アド...
エゴン・シーレは16歳でウィーン美術アカデミーに合格している。彼が入学した翌年、シーレより一歳年上の、青白い顔をした田舎出の痩せた青年も同じ試験を受け、不合格となった。再度受験し、また失敗した。そこで画家になるのを諦め、ミュンヘンへ移り、新しい生活を始めたのだが、もしこの青年アドルフ・ヒトラーが美大に合格していたら、歴史はどんなふうに変わっていたのだろう?(82Pより)…驚愕の事実
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(2010/09/21購入)(2010/09/29読了) シリーズ完結。ややこじつけに思えるような怖くない絵もあったものの、恐怖なんてものは所詮主観ですから。著者の「恐怖」というフィルターを通して観る絵は、新鮮で面白かった。
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「怖い絵」「怖い絵2」に続くシリーズ完結編。 今回も20作品の裏に隠された「怖い」話を語る。 読んだ後、知識欲を刺激され、ギリシャ神話や世界史の本を購入した方も多いのでは。 次に絵画の裏ストーリーを見つけるのは、あなた自身かもしれない。
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最終巻。 現在挿絵にまつわる本を読んでいるためか、この類の本はとても気になる。 ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』も中野さんにかかれば怖い絵 にカテゴライズされてしまうのね。いやはや。 この作品については塩野七生の『銀色のフィレンツェ』を思い出してしまう。 ウフィッ...
最終巻。 現在挿絵にまつわる本を読んでいるためか、この類の本はとても気になる。 ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』も中野さんにかかれば怖い絵 にカテゴライズされてしまうのね。いやはや。 この作品については塩野七生の『銀色のフィレンツェ』を思い出してしまう。 ウフィッツィ美術館、いつかほんとに行ってみたい!! 気になった作品 レーピン『皇女ソフィア』 伝レーニ『ベアトリーチェ・チェンチ』 ドラクロワ『怒れるメディア』 ゴヤ『マドリッド、一八〇八年五月三日』 レッドグレイヴ『かわいそうな先生』
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『怖い絵』シリーズもついに三作目。ネタ切れになるどころか、時空を超えて思いがけない場所へ読者を連れて行くナビ技術は過去二冊と相まってより磨かれている。それなのにこれをもって完結編にするとは、これ以上恐怖の種を世間に蒔くのを恐れているのだろうか? さて最後の恐怖の旅に出かけよう...
『怖い絵』シリーズもついに三作目。ネタ切れになるどころか、時空を超えて思いがけない場所へ読者を連れて行くナビ技術は過去二冊と相まってより磨かれている。それなのにこれをもって完結編にするとは、これ以上恐怖の種を世間に蒔くのを恐れているのだろうか? さて最後の恐怖の旅に出かけよう。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/200909/article_3.html
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時代背景を踏まえて絵画に秘められた意味を解説してくれるこのシリーズ。 今回怖かったのは、美しい田園風景をバックに若い領主夫妻が描かれたゲインズバラ「アンドリューズ夫妻」。ホガーズ「ジン横丁」と同時代と言われると怖さが増す。 ドラクロワ「怒れるメディア」はテーマとなった物語が怖いが...
時代背景を踏まえて絵画に秘められた意味を解説してくれるこのシリーズ。 今回怖かったのは、美しい田園風景をバックに若い領主夫妻が描かれたゲインズバラ「アンドリューズ夫妻」。ホガーズ「ジン横丁」と同時代と言われると怖さが増す。 ドラクロワ「怒れるメディア」はテーマとなった物語が怖いが、夫への復讐のために葛藤のすえ我が子を殺そうとするメディアは美しい。 絵的に一番グロいのは「メドゥーサの首」。ルーベンスがこんな絵を描くとは知らなかった。 1〜3巻どれも面白かったので、もっと続けてほしかったが、今回でシリーズ完結らしいので残念。
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レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐から、絵に込められた メッセージを読むという事の楽しさを知り、この3冊から知識を 持って鑑賞する楽しさを知った。絵画から作者や国・歴史にと いくつも興味がわく本だった。
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[図書館] 読了:2010/8/30 ドラクロワ『怒れるメディア』 動と静、狂気と無垢、子への愛と夫への憎悪、これらが対比されつつ同時に存在し、ドラクロワの巧さはこの絵を完璧にしている。 シーレ『死と乙女』 シーレとヴァリのあっけなさすぎる人生。 レッドグレイヴ『かわいそう...
[図書館] 読了:2010/8/30 ドラクロワ『怒れるメディア』 動と静、狂気と無垢、子への愛と夫への憎悪、これらが対比されつつ同時に存在し、ドラクロワの巧さはこの絵を完璧にしている。 シーレ『死と乙女』 シーレとヴァリのあっけなさすぎる人生。 レッドグレイヴ『かわいそうな先生』 ガヴァネスってそうだったのか…ジェーン・エアもアン・サリバンもこれを知ってると知らないとでは見方が変わる。
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シリーズ完結してしまってさみしい カストラートの話がなんともえぐいですね。少年の恐怖。 怒れるメディアは女ならでは!
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レッドグレイヴ「かわいそうな先生」 この一枚がこの本を読んでの収穫か。 ラファエル前派の存在を知ることができたから。 オフィーリアで有名なミレイもラファエル前派らしい。 ラファエル前派の画集がないかと思ってググってみたけど 図書館にもamzonにもこれといったものがなかった。残...
レッドグレイヴ「かわいそうな先生」 この一枚がこの本を読んでの収穫か。 ラファエル前派の存在を知ることができたから。 オフィーリアで有名なミレイもラファエル前派らしい。 ラファエル前派の画集がないかと思ってググってみたけど 図書館にもamzonにもこれといったものがなかった。残念。 いつかロンドンの美術館、テート・ブリテンへ行きラファエル前派を堪能したいものだ。 ベックリン「ケンタウロスの闘い」 紹介されていたのは上記だけど、小さく載っていた「戯れる人魚たち」をもっとしっかり見たかったな。 ただ美しいだけのものより、不気味さが加わる方が惹き付けられるのはなぜだろう。
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