君の夢 僕の思考 の商品レビュー
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ただとうしようもなく理解してほしい。という動機が大半だろう。 動機 より 「どうも思わないね。そもそも、男女平等と職業とは無関係だ。つまり、男と対等になるために、仕事をするなんてナンセンスだと思う。それでは、仕事をしている者が偉いという、馬鹿な男が考えた言い訳認めることにな...
ただとうしようもなく理解してほしい。という動機が大半だろう。 動機 より 「どうも思わないね。そもそも、男女平等と職業とは無関係だ。つまり、男と対等になるために、仕事をするなんてナンセンスだと思う。それでは、仕事をしている者が偉いという、馬鹿な男が考えた言い訳認めることになる。いいかい。仕事をしていても、遊んでいても、人間は平等だ。問題をすり替えてはいけない」『詩的私的ジャック』 女性と仕事 より わかりやすい言葉には、その言葉に支配された思想がある。 綺麗な見方 S&MからVにかけてのシリーズ内の文章から編集者が抜粋。それを著者自身の写真とちょっとしたコメントを編集した書籍。エッセイとは少し趣きが異なります。 初期は特にそうなのですが、シリーズごとにコンセプトを決めつつ、基本的に一貫したことを書かれている印象があります。 S&Mで最初と最後に繰り返される、誰、どこから、どこへ、という問い。 『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』のゴーギャンを彷彿とさせますが、もともとは教理問答のようなもの。 動機の項では、ただひたすらに繰り返される凶事が過りました。
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「議論の余地しかない」の続編でしょうか。個人的にはこの手法は好きですが、この独特な世界観は森博嗣氏の文章と写真でないと成り立たないのではと感じてしまいます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
森博嗣によるフォトエッセイ集。これまでの作品に登場したきらりと光る言葉の数々に、森氏が写真と一言を添えたもの。 禅問答のような、哲学のようなひねりのある言葉。でも不思議とストンと心に落ちる言葉もあって、手元に置いて、折に触れて開いて、静かな勇気をもらいたくなるような本。 これを契機にまた、森作品を読みに行こうと思える1冊。
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星の玉子さまを思いだした。理系の男性って、よりロマンチックな気質がある気がする。しっかり地に足着けているのに空の彼方を夢見ているような。写真も言葉も素敵だった。
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森博嗣氏の書いた本から編集者が抜粋したことばたちに写真と森氏自身による解説を加えたコラボ作品. 森氏の小説はたくさん読んでいる.私も本の中からことばを抜粋して手帳に書きつけたりすることがあるが、抜き出すことばというのは人によって違うんだな、と純粋に思った.
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これまで森博嗣氏の著作を読んだことのある人にも、 逆にまったく読んだことのない人にも手にとってもらいたいと感じる珍しい一冊。 テーマに沿って抜粋された文章があり、それに氏が撮影した写真と コメントが添えられています。 自分はこれまで氏の本はたくさん読んできて、この本で抜粋されて...
これまで森博嗣氏の著作を読んだことのある人にも、 逆にまったく読んだことのない人にも手にとってもらいたいと感じる珍しい一冊。 テーマに沿って抜粋された文章があり、それに氏が撮影した写真と コメントが添えられています。 自分はこれまで氏の本はたくさん読んできて、この本で抜粋されている文章も すべて目にしたことのあるものだったけれど、それでもなおこの本は 欲しいと思いました。 図書館で借りて読んだものの、やっぱり自分の手元に置いておきたくて これを読み終わった今本屋に行こうと目論んでいたりして。 初めて読む人には氏の作品の雰囲気を掴んでもらうイントロダクションとして。 ファンの人にとっては沢山の読んできた文章の記憶を浮かび上がらせ、 より深く作品を愛する気持ちに沈んでいくために。 言えることといえば、これくらいです。
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1枚の写真と1節の言葉を一緒に並べて集めたフォトエッセイ。言葉は、写真と一緒に入ってくると全然違うメッセージになったりするから不思議なもんですね。彼の思考の一端が垣間見えて、「なるほど」と思ったり「確かにそうだ」と思ったり。たまにこういうの読むと、ホッとしますね。 「人間だけが、...
1枚の写真と1節の言葉を一緒に並べて集めたフォトエッセイ。言葉は、写真と一緒に入ってくると全然違うメッセージになったりするから不思議なもんですね。彼の思考の一端が垣間見えて、「なるほど」と思ったり「確かにそうだ」と思ったり。たまにこういうの読むと、ホッとしますね。 「人間だけが、悲しいのに笑える。嬉しいのに泣けるのだ。」
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森作品出色のフレーズがインパクトのある写真とともに紹介。一言ひとことに著者のコメントが添えられている。著者の深奥に近づくとともに、言辞を濃密に味わうことができる。
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森博嗣さんの、著書からの抜粋文と、それに対する本人のコメント、著者本人が撮った素敵な写真が添えてある。 色々なことの答えがかいてある。 エッセイのような、写真集のような、私にとって一番の自己啓発本です。 どうしたらこんなに静かな目で、世界をみることができるんだろう。
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