セルフ・アサーション・トレーニング 改訂新版 の商品レビュー

菅沼憲治【著】

2021/01/14

Cognitive model of thoughts, emotions, bodies, and behaviors

2012/03/09

内容が盛りだくさん。アサーティブって、何でもありなのかな？と感じてしまった。この本の構成は、はっきり言って消化しにくい。つまり、実践するまえに疲れてしまう人もいるかもしれない。

前半の内容は広く浅く。そして、そころどころ引用がちょっと浅はかな印象。

でも、★４つなのは、以下の点が面白かったから。
・４章　交流分析を活かす…値引き（ディスカウント）行動の紹介
・５章　論理療法を活かす…イラショナルビリーフの紹介
・６章　IT社会とアサーティブ行動…バーチャルコミュニケーションの基本の紹介
・９章　SCATはまゆつば。アサーティブ行動マトリックスモデルが秀逸。
・１０章　人に操られない、人を操らない…アサーション権の紹介、なかでも１１番目に筆者が付け加えた「誰も、アサーティブに成ることを降りる権利がある。」は卓見。この一項目で、気分がだいぶ楽になった。この一文に巡り会うためだけも、本書を読む価値はあるかもしれない。
・１２章　否定的メッセージ…怒り、感情の基本原則の紹介
・１８章　ロールプレイングによる実践は事例が素晴らしい。ファシリテーターの発言が光っている。

2010/02/26

究極のアサーションは寅さんの、「それをいっちゃ、おしめぇよ」
自分らくしあるためには、まず自分とは何かに気づく必要がある。
仁遠からんや、我仁を欲すれば、ここに仁至る。
ヨガも瞑想。呼吸を意識的にコントロールし、無、空の思想に到達していくトレーニングが瞑想。肯定的メッセージを発信する。人の話を良く聞く。目標を明確にする。相手と知り合う。