婚カツ! の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『妄想恋愛(ロマンティック)がとまらない』以来、著者のイタイ暴走っぷりが気になって、ついつい追いかけてしまっている。 今回はいつもロマンティックな恋愛を追いかけている著者による、“婚カツ”話。 出版社がいつもと違い(前3冊は全てメディアファクトリー)、講談社。 そのためか、友人であり、ツッコミ役の常識人、キャッツが出てこない。 今回出てくる友人、ナツミは、現実的でみづきのように夢見てばかりではないけれど、みづきのライバルとして、ぶつかり合っているため、若干疲れる。 やっぱり、ツッコミ役は必要…キャッツー! 婚カツも客観的に体験記を描いたものではなく、結婚がらみのあれこれに飛び込んでいって、玉砕、という流れ。 フィクションがだいぶん入っているのか、ほんっとーに体当たり的な。 特に、結婚相談所の章は…う、うーん?? 脚色し過ぎなのか何なのか。 そんなにひどいの??という男性がちょくちょく出てくるので、驚きつつ。 料理教室合コン、なんていうのは初めて知った。 いつもは妄想して、ひとりバタバタなみづきが面白いんだけれど、今回はひとと絡む話が多く、モメ過ぎではないだろうか…と真面目に心配。 婚カツ本の入門書の入門書、という感じ? 瀬戸口さんの本はいつものもっと妄想炸裂なものが読みたいな。
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