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会社に人生を預けるな の商品レビュー

3.4

99件のお客様レビュー

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2010/10/15

リスクに対して鈍感な日本人に対して、終身雇用制度のリスクを説明し、リスクとリターンをマネージメントすることが今の日本には必要だ。 リスクを恐れすぎていると、国内の市場が萎縮してしまう。ゆえに適切な対応がとれるように、リスクリテラシーを学ぶべきだ。 リスクは日常に潜んでいるので、普...

リスクに対して鈍感な日本人に対して、終身雇用制度のリスクを説明し、リスクとリターンをマネージメントすることが今の日本には必要だ。 リスクを恐れすぎていると、国内の市場が萎縮してしまう。ゆえに適切な対応がとれるように、リスクリテラシーを学ぶべきだ。 リスクは日常に潜んでいるので、普段から意識するようにしよう。 リスクリテラシーを磨く施策としては、3つある。源泉徴収、年末調整の廃止、道州制の導入、終身雇用制の廃止。 101014

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2010/10/11

◎80%で暮らす 景気がいいときの普段の生活において、個々人の収入の7~8割で暮らす週間をつけておく。 リスクマネジメントとは、過度の変動を抑えること。 余裕分は、勉強のための自己投資や定期積立にまわす。 ◎アメリカの場合、仏教でいうところの因果応報や、他人に対してなぜ貢献...

◎80%で暮らす 景気がいいときの普段の生活において、個々人の収入の7~8割で暮らす週間をつけておく。 リスクマネジメントとは、過度の変動を抑えること。 余裕分は、勉強のための自己投資や定期積立にまわす。 ◎アメリカの場合、仏教でいうところの因果応報や、他人に対してなぜ貢献しなければならないのか、将来の可能性においてリスクが考えられるからこういう行動をとりなさいとか、 モラル教育を協会や学校教育、家庭教育で徹底的に受けて育つ。 これはリスクマネジメントという観点から見た場合、非常にすぐれたシステム。 ◎食品や化粧品に危ない成分が入っているかが示されたリスク本がある。 この本は玉石混交で、リスクを大げさに喧伝している。しかし、知識として取り入れておくことは重要。 本当にトンデモ本かどうかは同種の専門家による本を数冊読んで判断すればよい。 ざっと目を通しておくだけでも、少なくともリスクの存在が分かる。 ◎肩こりの解消のためにマッサージに通う人がいるが、そんな時間やお金の余裕があるならストレッチや柔軟体操、ジムでの運動のほうがよほどリスクが少ない。 ◎レコーディングダイエットも、様々な効果がある。 ◎リスクをよりよく学び、管理するために ・個人において  源泉徴収・年末調整の見直し ・国において  終身雇用の緩和

Posted byブクログ

2010/09/30

著者の生き方や価値観が体系的に整理されている。 この本だけで勝間氏の考え方(リテラシー)の基軸が理解できます。 多少、思い込みが激しいのでは?妄想気味では?と思う箇所はありますが、専門家の意見としてなるほどと思わせる技術はとても優れていると思います。 blogを書き、書籍を執...

著者の生き方や価値観が体系的に整理されている。 この本だけで勝間氏の考え方(リテラシー)の基軸が理解できます。 多少、思い込みが激しいのでは?妄想気味では?と思う箇所はありますが、専門家の意見としてなるほどと思わせる技術はとても優れていると思います。 blogを書き、書籍を執筆し、連載を持って、テレビに出演する。さらにメルマガも発行。 この人の文書記述量の圧倒的な理由の根本はリスク・リテラシーにあったのだと納得でき、その生活を楽しんでいる。 最初は「転職の勧めで後々起業しなさい。」とするメッセージ的な本だと思いましたが、全く違いました。この人の本の中では珍しくテクニックの勧めや解説の本ではありません。

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2010/09/03

リスクとは何か・リスクとどう向き合っていくべきかについて書かれた本。日々の生活の中で常にリスクを考えることは当然のことで、考えないことこそがリスクだと筆者は言いたいようだ。非常に同感だが特に目新しいことが書いてあるわけではない。

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2010/08/22

リスクと言われると反射的に避けようとしてしまう。しかし、本書ではリスクを単に避けるのでなく、コントロールしようと提言している。 リターンを得るにはそれなりのリスクを許容する事が戦略として必要であることを知った。 リスクはチャンスであるということを頭に入れておこうと思った。

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2010/07/18

前回の「お金は銀行に預けるな」という勝間さんの光文社新書二作目。 前回は勝間さんが外資系企業で学んだ知識をもとに”金融リテラシー”の必要性を書いていたが、今回は”リスクリテラシー”。 つまり、金融だけではなく、生きていくうえで必要なリスクコントロールの重要性を述べている。...

前回の「お金は銀行に預けるな」という勝間さんの光文社新書二作目。 前回は勝間さんが外資系企業で学んだ知識をもとに”金融リテラシー”の必要性を書いていたが、今回は”リスクリテラシー”。 つまり、金融だけではなく、生きていくうえで必要なリスクコントロールの重要性を述べている。そして、日本人はこのリスクコントロールが上手ではないことを指摘し、その実例を日本に広がる終身雇用制度を使って説明している。 日本では大半の企業が終身雇用制度を採用している。これは、従業員がその企業から長年雇われるという安心感をもらうかわりに従業員はその企業に対してしっかり働くという忠誠心が生まれ、その関係が企業を成長させていくというという一見素晴らしい制度のように聞こえる。 ところが、逆に考えると、従業員は一度ある企業に入ってしまえば、そこから抜け出せにくくもなるということになる。つまりは、自分の生活=仕事のみになっていまい、その仕事を失いたくない従業員たちが増えていくのである。仕事を失ってしまったら、何も残らなくなると考えるたくさんの従業員たちは、自分の居場所を守るために会社内でリスクをとらなくなる、要するにえらい方々にペコペコしているだけになってしまい、悪い方向に行けば不祥事などにもしょうがなく同意してしまうようなことが起きるのである。 このように終身雇用制度は良いと思われる面がある一方、悪い面もあり、実際にそれが原因で近年企業ぐるみで隠ぺいしていた不祥事が多々見つかり、またリスクを取らないことで新たな試みが生まれないことから日本企業(日本経済)の停滞があらわになってきている。 つまり、終身雇用制度下における企業に就職すること(している)がリスク回避だと思っている多くの人々がいるけれど、勝間さんは本当にそれがリスク回避になっているのだろうか、となげかけているのだ。 ちなみに、勝間さん自身は終身雇用制度の廃止を主張しています。廃止するか否かについて個人的には、反対する人がかなり多くでてくるのではないかと思います。まず官僚自体(公務員も)が終身雇用を設けている時点で、すぐには厳しいような気がします。でも勝間さんの主張には説得力もあり、ぜひいろんな人に読んでみて、考えてもらいたいです。

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2010/07/11

リスクと向き合いリスクを管理することで、人生はよりいいものとなる。全てを他人に任せず、自分で制御できることは制御して、影響力の輪を拡げるべき。

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2010/07/03

「終身雇用」に頼ることの危険性は確かに納得だが、「じゃあ、どうすれば?」というのは非常に難しい問題。改めて「厳しい時代だな」と痛感する一冊。過去を羨ましがっても仕方ない。前を向いて今できることを精一杯がんばろう。 :::::::::::::::::::::::::: 【読書メモ...

「終身雇用」に頼ることの危険性は確かに納得だが、「じゃあ、どうすれば?」というのは非常に難しい問題。改めて「厳しい時代だな」と痛感する一冊。過去を羨ましがっても仕方ない。前を向いて今できることを精一杯がんばろう。 :::::::::::::::::::::::::: 【読書メモ】 ●私が提案するリスクリテラシーとは  1.身の回りにあるリスクを予測、軽量すること  2.そのリスクに見合ったリターンを得られるかどうかを判断し、当該リスクを取るか、取らないかを決定すること  3.リスクを取る場合、リスクをどうモニターし、制御するのかを決めること という3段階を意味します。 ●終身雇用制の場合、その会社で約40年働くことになるが、いま、ほとんどの企業の設けの仕組み、ビジネスモデルが40年までなかなか持たない。結果的に全体のリスクをより高めてしまう。 ●終身雇用制がある限り、ワークライフバランスは難しい。ワークライフバランスが多少悪くても、従業員がなかなか辞めないので、企業にワークライフバランスを進めるメリットがないため。 ●正規と非正規の雇用格差を無くすと同時に、正社員に対する規制も緩和し、企業にとって整理解雇をもっとしやすくする方法が必要。 ●「経済はネズミ講である」(慶應義塾大学准教授 小幡績氏「すべての経済はバブルに通じる」) ●リスクマネージメントとは、過度の変動を抑えることでもある。普段の自分の生活を、すべての収入分を見越した使い方にしない。残業代などの変動幅を除いた収入の80%で暮らす。 ●自分の生きがいを何か一つに集中管理してしまうと、その生きがいがちょっとでも崩れるととても虚しくなる。生きがいをワークに寄せすぎないようにするためワークライフバランスが大事。 ●リスク管理上の最も大きな失敗は、リスクの存在そのものを見逃すこと。見えてるリスクはそれほどリスクは高くなく、それほどひどい管理状態にはなっていない。見えていないリスクの管理状態が問題。 ●リスク移転が繰り返されることによるリスクを「エキゾティック・リスク」と呼ぶ。リスクの分布が複雑になり過ぎて、誰もリスクがどこにあるのか分からなくなる。 ●「お上(=政府、官僚)」や「勤め先の企業」がリスクという面から見ると機能不全を起こしているのは明らか。だからこそ、私たち自身がリスクに対する感度を磨き、リスクリテラシーを磨き、リスクを可視化し、計量し、そして素早く対応し、またそういう人を評価する仕組みをつくり、さらにはリスク教育を充実させていく必要がある。 ●私たちがリスクをよりよく学び、管理するためには、個人においては源泉徴収・年末調整制の見直し、国においては道州制の導入、企業においては終身雇用制の緩和が必要。同時に、個人に対するリスク教育が不可欠になる。 ●リスク教育の肝は「将来に対する想像力」。リスクヘッジをしなかったらどうなるかを想像した時、どれだけ将来を予見できるか。 ●毎日0.2%ずつ何かの能力が複利で改善されていくと、356日でほぼ2倍になる。毎日少しずつでも改善することが重要。 ●「リスクは一生の友」「リスクはチャンス」・・・リスクはどんなに遠ざけても、身の回りに常に偏在する。そうであるなら、リスクを避けることなく、逆に仲良くつき合った方が、かえってコントロールしやすくなるのではないか。

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2010/06/06

 終身雇用制を話の軸にリスク・リテラシーを高めようという啓蒙書。終身雇用に限らず、今の日本はあらゆる制度が陳腐化して、機能不全を起こしている。其処から来る閉塞感を拭い去るには、個人個人がリスク・リテラシーを学んで、この産業構造を一発ぶっ壊してやるしかないでしょう。

Posted byブクログ

2010/05/16

単純に、読んでいておもしろいと思わなかった。 「お金は銀行に預けるな」が非常に為になったので、期待値が高かったか。 斜めに構えて解釈すれば、ただ著者の人生の自己肯定を無理矢理にしているような部分が多かった。 覚えておきたい事は、 毎日0.2%改善すると、複利で一年経ったとき...

単純に、読んでいておもしろいと思わなかった。 「お金は銀行に預けるな」が非常に為になったので、期待値が高かったか。 斜めに構えて解釈すれば、ただ著者の人生の自己肯定を無理矢理にしているような部分が多かった。 覚えておきたい事は、 毎日0.2%改善すると、複利で一年経ったときには200%にまで増えている。 さて、今日から一日0.2% 目指しますよ! って何を....!?笑

Posted byブクログ