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会社に人生を預けるな の商品レビュー

3.4

99件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2013/09/28

あまり好意的なレビューを見かけない本だが、途中まではなかなか勉強になるなあと思いながら読んだ。問題は中盤以降だった。他のレビューの気持ちもわかるような、そんな読後感。

Posted byブクログ

2013/01/06

リスクを取るのを恐れる日本人が多いのは、会社に一度入ると一生面倒見てくれる代わりにそこから出ると再就職が難しくなる終身雇用制が原因ってのはちょっと納得した

Posted byブクログ

2012/12/24

仕事がモヤモヤしていた時に読んだ。終身雇用に身を任せるリスクを「奴隷制」とまで過激に指摘している。痛快ではあるが、正直実用的かというと、わかっちゃいるけど…なってしまう。

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2012/10/21

・普段から個々人でリスクを意識し、管理すること ・そのために企業や政府に任せっきりにして思考停止することをやめる ・ビジネスパーソンとしてはどこに出ても戦ってい置けるような知識スキルをつけて行かなければいけない ・1日に0.2%の改善を行なっていく

Posted byブクログ

2012/08/28

リスクを見て見ぬフリをするリスク、毎日の行動もリスクの取捨選択であることなど、リスクを頭に入れて暮らすことの大切さが分かった。 日本のダメなところも分かった。 後は、実践方法を知りたい。

Posted byブクログ

2012/08/14

「お上に人生を預けるな」 ●源泉徴収票を皿のように眺め、 全ての項目の金額を理解すべき。 →税金の理解がリスク感度を高める ●リスクリテラシーで大事なもの *「リスクが存在する」に気づく能力 →見えないリスクの管理状態 →少しの警告で存在認め...

「お上に人生を預けるな」 ●源泉徴収票を皿のように眺め、 全ての項目の金額を理解すべき。 →税金の理解がリスク感度を高める ●リスクリテラシーで大事なもの *「リスクが存在する」に気づく能力 →見えないリスクの管理状態 →少しの警告で存在認める ex.タイタニック 周囲の船から6回警告、引継悪くロッカーに鍵。双眼鏡使えず気づいた時には氷山回避不能 *リスク分散の「習慣化」 →収入、生きがい *報われない丁稚奉公 →経済発展は、人口増減 →人口増→消費増・経済増→リスク少→リターン →人口減→リスク取らないか、ボーッとしていると自分の取り分が少なくなる社会 ●過当競争が起きる原因は終身雇用制 →限界利益ギリギリまで売値を下げ従業員を養おうというインセンティブ →労働分配律上げることでなく、儲けを大きくパイを拡大しなければ。 ●南北戦争の北部の奴隷解放 →工業化による不要従業員のリストラ、南部奴隷の味方阻止

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2012/08/05

ビジネスモデルは40年も保たない。大事な人生を預けてしまったら最後、その企業内でのリスク変動のみに振り回されてしまう。 →どこでもやっていける能力、ポータブルスキルも磨く必要がある。 ものづくりが途上国に追いつかれてしまった今、新しい製品(付加価値)を生み出せる人が必要となる。...

ビジネスモデルは40年も保たない。大事な人生を預けてしまったら最後、その企業内でのリスク変動のみに振り回されてしまう。 →どこでもやっていける能力、ポータブルスキルも磨く必要がある。 ものづくりが途上国に追いつかれてしまった今、新しい製品(付加価値)を生み出せる人が必要となる。 日本人がなぜ老後に不幸かというと、仕事以外の人間関係が希薄なためだと考えられる。(経済白書:年齢による幸福度の推移) 長時間労働→業界の成長が止まった中小企業、競争の差別化がコストしかない業態でのコスト切り下げ行為。 終身雇用制を好ましいと思える人が86%に達するのは、終身雇用制が安全なものと錯覚させ思考停止を助長する制度だから。 競争を引き下げる制度であり、危険という意味のリスクを回避したい人にとっては、楽な生き方を提供する制度に思える。 終身雇用制というのは、特に若年層は安い給料でこき使われる丁稚奉公のようなもの。丁稚奉公は将来、 出世したり高い退職金で報われたりする理由で我慢するが高度経済成長前提のシナリオで崩れている。 金融の運用は余裕資金で行う必要がある。この部分が最大損失許容範囲であり計算されたリスク。 リスク管理上の最大の失敗は、リスクの存在そのものを見逃すこと。見えていないリスク。 何がリスクかということを見つける能力と、見つけたリスクについて起こりうるシナリオを考え(可視化、計量化) 代替案を考え、最良のリスク/リターンを見つけるという『リスクリテラシー』必要。そうすれば全ては想定範囲内に収まる。 サブプライム 100のリスクが1に分散され。100のリスクを分割・転売した人は儲かったため、次にまた100のリスクを取る。 1のリスクしか持っていない人はリスク感度が低いために儲けを倍増しようとする。 リスクを分散したが故にリスクを取りたいという動機が市場の参加者全員において増した結果、リスクが増殖。 マルクスは『資本論』でバブルの発生や格差社会、派遣切りなどを当時から予言していた。ただ、社会主義も万能ではなかった。 リスクを取れる自由はすばらしい

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2012/08/01

終身雇用制が若者や女性の働きにくさにつながる、とか、リスクを正しく取る練習とか、今まで考えたことがなかった話があって面白かった。 日本全体を底上げしたいという考えも共感がもてた。私も理想の社会実現のためできることをやっていきたい。

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2012/05/31

リスクについて知りたくて読書。 5月最後は勝間本で。『お金は銀行に預けるな』の続編的な位置づけとのこと。 寡頭制という言葉を初めて知る。日本は中間層が多く、平等な社会といわれる。確かに中間層の中では動きやすいのかもしれない。しかし、日本の世襲議員の多さは異常だと思う。衆議院で...

リスクについて知りたくて読書。 5月最後は勝間本で。『お金は銀行に預けるな』の続編的な位置づけとのこと。 寡頭制という言葉を初めて知る。日本は中間層が多く、平等な社会といわれる。確かに中間層の中では動きやすいのかもしれない。しかし、日本の世襲議員の多さは異常だと思う。衆議院で約25%はアメリカの約5%と比べてしまうと問題があると思わざるをえない。数字は2009年以前の数字で、政権交代でどの程度変化したのかも知りたい(p30~)。 議院内閣制の仕組み上、知事や市長経験者が首相になることはほとんどなく、議員歴も長いので政治家ではなく、政治屋と揶揄される日本。 戦後に誕生した終身雇用制度は長すぎて、神話にようになっていると感じる。20、30代の成功する機会や報酬を奪っている点は事実だと思われる。堀江貴文氏が終身雇用制はネズミ講だと発言していたことを思い出す。 私は新卒1社目の会社以外は外資系だったので、終身雇用なんて意識は非常に低く、そのため著書の本は参考になると感じることが多いのかもしれない。 デフレ不況で経済が悪化しリストラが増え、不満や不安を感じる人間が犯罪を起こすなんてニュースも見かける。デフレが将来の見通しをぼんやりとさせて人の心を暗くするのであろう。転職がしやすい制度、社会人になってからも学ぶことや訓練を受けることが当たり前の社会、セーフティネットを含めた再挑戦できる支援の充実が必要だと思う。 年齢による幸福度の推移(p61~)は初めて見る統計だが、非常にに興味深い傾向を示していると思う。他国の状況も知りたい。 いったい日本はどこから変えていけばいいのであろうか。本書の趣旨からすると大阪維新の会の目指す政策に近いようなという印象。 読書時間:約55分

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2012/05/06

終身雇用制の見直しという、大胆かつ斬新な主張で、面白い。終身雇用制は、一見、安全な雇用制度だと思われがちだが、実は、非常にリスクの高い状態であるという。雇用の非流動性によって、さまざまな歪みが生じてしまっているという主張には説得力がある。しかし、終身雇用制度の見直しにより、得られ...

終身雇用制の見直しという、大胆かつ斬新な主張で、面白い。終身雇用制は、一見、安全な雇用制度だと思われがちだが、実は、非常にリスクの高い状態であるという。雇用の非流動性によって、さまざまな歪みが生じてしまっているという主張には説得力がある。しかし、終身雇用制度の見直しにより、得られるリターンは豊富に例が挙げられているが、生じうる損失についての例が少ないのが残念だ。 なお、道州制を導入すべきとの主張については、リスクコントロールの観点から現行の都道府県による自治よりも利点があることが述べられておらず、リスクリテラシーの論議の延長線上にあることが不明瞭で、唐突な印象を受けた。

Posted byブクログ