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会社に人生を預けるな の商品レビュー

3.4

99件のお客様レビュー

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2009/10/07

一言で述べると「ある程度のリスクをとらなきゃリターンは得られない」ということを、あらゆる角度から述べている書。 これを読むと、勝間さん自身が様々なメディアで発信していることの根幹が理解できる。

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2009/10/04

■リスク・リテラシー ?リスクから目をそらして先送りにした結果、気がついたら様々なリスクの種が具現化し、目の前に迫った危機を、あたかもその危機がなかったかのように糊塗し、さらに短期的に対処しようとするためです。 ?知らないで取っているリスクを考えてみる。 ?リスクを過度に恐れ、過...

■リスク・リテラシー ?リスクから目をそらして先送りにした結果、気がついたら様々なリスクの種が具現化し、目の前に迫った危機を、あたかもその危機がなかったかのように糊塗し、さらに短期的に対処しようとするためです。 ?知らないで取っているリスクを考えてみる。 ?リスクを過度に恐れ、過度に避ける必要はありませんが、普段の生活の中で、リスクは様々な場所に遍在していることを強く自覚する必要があると思います。

Posted byブクログ

2010/05/28

○正社員の規制を緩和し、整理解雇をしやすくする ○総労働時間規制を決める →●雇用される機会のある労働者の人数が増える ○終身雇用制とは、若年層は安い給料でこきつかわれる丁稚奉公のようなもの →丁稚奉公が報われる条件  ・会社の従業員がどんどん増えて成長すること  ・自分達の下...

○正社員の規制を緩和し、整理解雇をしやすくする ○総労働時間規制を決める →●雇用される機会のある労働者の人数が増える ○終身雇用制とは、若年層は安い給料でこきつかわれる丁稚奉公のようなもの →丁稚奉公が報われる条件  ・会社の従業員がどんどん増えて成長すること  ・自分達の下に、より多くの丁稚奉公が入ってくること ●終身雇用制において、若年層が報われる期待は薄い ○終身雇用制のリスク・・・収入源がほとんど属している会社ひとつにあること。 ●リスク分散法・・・他社でも働ける実力を身につけること・副業をもつことなど ○リターンのみ意識する人が多い リターン目標を設定する場合には、同時にどういうリスクを取らなければならないのか、戦略を決める必要がある

Posted byブクログ

2009/10/04

勝間和代さんの新刊です。 勝間和代さんが生きる上でのリスク、チャンスと危険について 書いています。 私自身は会社や国に頼らず、もしくは一つの事に完全に依存しない事で リスクマネジメントをするべきと考えている人間なので 非常に共感する事ができる内容でした。 後輩に公務員につい...

勝間和代さんの新刊です。 勝間和代さんが生きる上でのリスク、チャンスと危険について 書いています。 私自身は会社や国に頼らず、もしくは一つの事に完全に依存しない事で リスクマネジメントをするべきと考えている人間なので 非常に共感する事ができる内容でした。 後輩に公務員について聞かれた時に あんまりお勧めしないのは公務員から他の仕事に転職する事が かなり難しいのではないかと思っているからです。 転職しなければ良いと思うかもしれませんが 少子化が進む中、合併や財政破綻などと起こした時に 給料が著しく減少する事や、肉体的精神的につらい職場に 配置転換させられる事があると思っています。 その場合、何かスキルを持っていて、もっと良い条件の職場を見つけられるのであれば 転職すれば良いけれども 公務員になって、20年も過ごしてしまうと 転職は難しいのかなぁと公務員のおじさんの方々の話を聞いていて 思ったからです。 もちろん、意識が高い人はその安定に甘んじることなく精進できるかと 思いますが、皆が皆できるわけではないですよね。 だからこそ、環境っていう事を大切にする意味で 公務員じゃない方が良いのかもしれないなと考えている訳です。 もちろん、公務員の中にも優秀な人がいるし 転職も簡単かもしれないので 一概には言えないという事も分かっています。

Posted byブクログ

2009/10/07

これまでの本と比べると、ちょっといまいちな印象。 終身雇用制の問題に対する指摘や、リスクマネジメントの重要性など、多くの問題設定については理解できるし、共感できるが、 なにか偏りが感じられる。

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2012/02/03

終身雇用による経済のシュリンク、会社依存のため個人の能力を延ばす必要性に迫られないこと、長時間残業を招くこと。政治は高齢者層の投票率が高いために、高齢者向けの予算となり若年層に平等に分配されていないこと、それが将来の成長に影を落としていること。リスクを取らないことによる弊害、リス...

終身雇用による経済のシュリンク、会社依存のため個人の能力を延ばす必要性に迫られないこと、長時間残業を招くこと。政治は高齢者層の投票率が高いために、高齢者向けの予算となり若年層に平等に分配されていないこと、それが将来の成長に影を落としていること。リスクを取らないことによる弊害、リスクを取るべきことと取らないことの区別、リスクを少しずつ取る訓練をすること。勝間さんの本は共感できるためか、パラダイムシフトを起こさせる部分があるためか、平易な文章のためかすらすら読みやすく一気に読了。

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2009/10/07

基本的に終身雇用の問題点には同意。確かに日本はもっとリスクテイク&マネージしやすい社会に変わるべきだと思うがなかなか壁は高いのか?

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2012/02/25

(2009/3/17読了)「リスクとは不確実性のこと」。今の時代、一つの会社にしがみつくことはリスクである=終身雇用制度は実はリスクである。終身雇用制は、これが「安全」だと錯覚させ、日本人の「思考停止」を助長する制度であり、また過酷な労働を強いても従業員があまり辞めないため、終身...

(2009/3/17読了)「リスクとは不確実性のこと」。今の時代、一つの会社にしがみつくことはリスクである=終身雇用制度は実はリスクである。終身雇用制は、これが「安全」だと錯覚させ、日本人の「思考停止」を助長する制度であり、また過酷な労働を強いても従業員があまり辞めないため、終身雇用制がある限り、ワークライフバランスは難しい。そこから、?男性の働き過ぎ、女性の仕事のなさと?中高年の働き過ぎ、若年層の仕事のなさという2つの不均衡が生じ、日本全体が疲弊している。この現状の打破のためにも、終身雇用を見直しませんか?と提唱するの書。

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2009/10/07

日本人の働き方の問題の核は、終身雇用制にあるとし、その弊害について述べている著書。 リスクは悪いことであるという心理から、リスクを取らないようにしていることが、実は一番リスクの高い生き方であるということを述べている。 特に印象に残っている箇所が三つ。 一つ目は、2009年1月1...

日本人の働き方の問題の核は、終身雇用制にあるとし、その弊害について述べている著書。 リスクは悪いことであるという心理から、リスクを取らないようにしていることが、実は一番リスクの高い生き方であるということを述べている。 特に印象に残っている箇所が三つ。 一つ目は、2009年1月1日にNHKの「NHKスペシャル 激論2009」という番組で、勝間さん以外の6人は全て50歳以上の男性であった、と記述しているところである。この番組はカツマーの一人として見ていたのだが、大前研一氏を尊敬する一人として、そのことに疑問を抱かなかった自分に気付かされたから印象に残っている。もし、自分があの席に座っていたら、どういうことを発言していたであろうか、もっと勉強しようという起爆剤になった。 二つ目は、欧米の企業との重要な会議の際、日本企業だけ意思決定の権限がある人達がみな高齢だという点である。今までは、年功序列の考え方からか、年上の人が意思決定するものだと思っていたが、それは日本だけの特殊なことだと気付いたからである。だから、日本にこだわらず自分が活躍できる企業を探すことが大切なのだと考えさせられた。 三つ目は、エピローグにある「リスクを取れる自由はすばらしい」と書かれていた点である。当たり前のように感じるかもしれないが、この一言は全ての意思決定を自分ですることができるということを、チャンスとして感じさせてくれるからだ。

Posted byブクログ