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限りないダントツ経営への挑戦 の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2024/07/13

この頃からコマツがしっかり東南アジア、ひいてはインドに対しての戦略構築に向けて動いているのが衝撃でしたね。

Posted byブクログ

2023/04/25

本書、タイトルは「限りないダントツ経営への挑戦」ですが、中を読めばわかるようにいくつかの要素からなっています。細かい記述は本書にはありませんが、ようは経営のバランス感覚、そしてバランスを保つために自社および外部環境を「見える化」するというのが要諦だと思いました。右も左もわからない...

本書、タイトルは「限りないダントツ経営への挑戦」ですが、中を読めばわかるようにいくつかの要素からなっています。細かい記述は本書にはありませんが、ようは経営のバランス感覚、そしてバランスを保つために自社および外部環境を「見える化」するというのが要諦だと思いました。右も左もわからない不透明な経済情勢の中で、いつ奈落の底に落ちるかわからない、という状況を平均台にたとえるなら、平均台の上を歩く場合に(1)バランスが最重要、(2)周りと自分の立ち位置がはっきり見えていること、が大事だと思います。  本書の中でも書かれていますが、坂根さんの行った改革としては、大きく固定費の圧縮というコスト削減とダントツ製品の開発という攻めの両方を含んでいます。攻めと守りをバランスよくということです。そしてそれを強力に推進するためのトップダウンの重要性を説かれていますが、実績を出されていることもありとても説得力がありますね。1つうがった見方をしてしまう点があるとすれば、コマツの業績が原油価格と大きく連動しているという点です。本中の該当図を見てしまうと、ある意味コマツもロシア経済と一緒で、原油価格という外部要因に依存しているのかな、2007年までの好業績は実は外部要因の影響が大きいのでは?と感じてしまいました(むろんそんなことはなく、コストカットや新機種開発などが効力を上げているとは思いますが)。 コマツの打ち手の詳細は記載されていませんが、その分平易に書かれていますので、一気に読めます。

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2017/11/16

知名度は低いけど全世界で2.3兆円規模の建設・鉱山機械メーカーのコマツの書籍。 企業の成り立ちとしては国とがっぷりよつながらも、随所に先見性のある社長が立ってその危機を乗り越えてきた。最近(と言っても10年前だけど)ではKOMTRAXという仕組みを導入して、GPSを活用して常に自...

知名度は低いけど全世界で2.3兆円規模の建設・鉱山機械メーカーのコマツの書籍。 企業の成り立ちとしては国とがっぷりよつながらも、随所に先見性のある社長が立ってその危機を乗り越えてきた。最近(と言っても10年前だけど)ではKOMTRAXという仕組みを導入して、GPSを活用して常に自社の製品がどこでどのくらい使われてるかを可視化してる。これで保守サービスも、提案営業も、新規開拓もばっちり。

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2011/10/15

コマツの坂根会長の著書で、TQCを軸にPDCAを回すことを根底にしながら、自社の強みを技術力と部門間すり合せと認識して、ダントツ商品の開発に注力したという経営スタイルには感動を覚える。また、成長と構造改革は別物として、並行して走らせた手腕にも関心する。

Posted byブクログ

2011/06/30

今や日本代表、コマツにまつわる物語。ダントツ商品と、トップダウン・ボトムアップの話が面白い。 ・ダントツ商品のレシピ ①思い切って犠牲にするところを前もって決定 ②競合他社が一切追随できないような2,3の特徴を設定 ③製造原価は従来と比べ10%以上低減 ④③で生まれるコスト余力...

今や日本代表、コマツにまつわる物語。ダントツ商品と、トップダウン・ボトムアップの話が面白い。 ・ダントツ商品のレシピ ①思い切って犠牲にするところを前もって決定 ②競合他社が一切追随できないような2,3の特徴を設定 ③製造原価は従来と比べ10%以上低減 ④③で生まれるコスト余力をダントツ化のコストに振り分け ・トップダウン…海外企業の特徴。経営側が明確なシナリオを提示し引っ張る。 ・ボトムアップ…日本企業の特徴。QCD(品質・コスト・納期)の改善において効果を発揮する。 ビジネス文化は日米で大きく異なる

Posted byブクログ

2009/10/04

読書期間:2009.3下旬 コマツがどういう会社か知りたくて手に取った本。 1ヶ月以上前になるので正直内容は全く覚えていない...

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