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カンニング少女 の商品レビュー

3.3

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/10/06

作者がココを一番騙したい!ってとこは最初から分かってしまったのですが(最初にヒントが多すぎて…)物語が面白かったので最後まで楽しく読めました(^^) 内容が内容なだけに共感できない方もあるとは思いますが、そういう物語なので私は良いかなーと思います

Posted byブクログ

2021/04/07

姉の突然の事故死。姉の通っていた名門馳田大学に入学し、事故の詳細を明らかにするため、妹の天童玲美は、秀才の友人たちと立ち上がる。まず最初の難関は、目前の定期テストで学年20位に入ること。しかし、付け焼き刃の勉強では太刀打ちできないため…。 うーん、読めない話ではないんだけど、い...

姉の突然の事故死。姉の通っていた名門馳田大学に入学し、事故の詳細を明らかにするため、妹の天童玲美は、秀才の友人たちと立ち上がる。まず最初の難関は、目前の定期テストで学年20位に入ること。しかし、付け焼き刃の勉強では太刀打ちできないため…。 うーん、読めない話ではないんだけど、いろんな意味でのめり込めない作品だった。 スポーツだけで推薦を勝ち取った椿井杜夫が主人公かと思いきや、あっちもこっちもと視点を変えてしまう。特に高校生チームは杜夫から玲美などへ、視点を移す必要はあったのだろうか。また、大学チームに関しても、取ってつけたようなエピソードで、一応ストーリーに絡みはする程度でちょっと説明くさいし、特に面白くもない。 高校生だけでストーリーを作ってしまうと、子供対大人の宗田理みたいな話になってしまうのを避けようとした狙いはあるのかもしれない。しかし、結局そうなってるんだよね。 解説にもあるように、SFチックなカンニングメカニズムを考えたり、SNSというか、2ch風の掲示板を取り入れたりと、新しいネタというところはあるが、それは所詮アイデアであって、ストーリーの深みを出しているとはいい難い。 結局、まず最初に姉を死なせてしまったっていうのが、全体のストーリーの中で異様に重すぎて、動機と手段のバランスが取れなくなってしまったというのが、一番の敗因か。ミステリにもなれず、青春大人やっつけ小説にもなれていない。 まあ、読めるよ。読めるのと楽しめるのはちょっと違うんだよね。 関係ないけど、最近、西島大介表紙を購入する率が高いなあ。

Posted byブクログ

2020/04/24

さくっと読めます。 カンニングという「ズル」から主人公が成長していく過程が良かった。 ズルやルール違反はいけないが、「そもそものルールがまず正しいものなのか」ということを確かめることはとても大事なことだと思う。間違った必要のないルールに縛られて、行動や可能性が閉ざされるのはもっ...

さくっと読めます。 カンニングという「ズル」から主人公が成長していく過程が良かった。 ズルやルール違反はいけないが、「そもそものルールがまず正しいものなのか」ということを確かめることはとても大事なことだと思う。間違った必要のないルールに縛られて、行動や可能性が閉ざされるのはもったいない。 ズルしても真面目にも生きて行ける気がしたよ〜♫ やっぱチェリー最高やな

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2020/04/12

交通事故で無くなった姉が通っていた大学に入学するために、3人の友人を味方につけて受験を突破しようという話。 東大レベルの受験を説ける友人と、ハイテク技術を駆使した製品を作れる友人がいないとできないので、現実では難しいだろうなと思う。特に、ハイテク技術のほうは「それは無理だろ」と思...

交通事故で無くなった姉が通っていた大学に入学するために、3人の友人を味方につけて受験を突破しようという話。 東大レベルの受験を説ける友人と、ハイテク技術を駆使した製品を作れる友人がいないとできないので、現実では難しいだろうなと思う。特に、ハイテク技術のほうは「それは無理だろ」と思うことも多かった。ちょっとネタバレになるけど、QRコードって見たらQRコードってわかるのだから、それを女性の黒髪のように見せる絵って無理じゃないのかなと思う。 裏主人公はその大学で助手を務める女性。こちらはこちらで、カンニングを悪と考えており、いろいろ駆使してカンニング対策をしているのが面白かった。なるほど、教壇ではなく、教室の後ろにいたほうがカンニングは見破りやすいのか。 ただ、一番ひどいのは担任の先生。パワハラがひどい。主人公によると、「生徒に精神的苦痛を与えることを最大の喜びとお感じている」らしい。よくクビにならないなと思う。職員室で生徒に怒鳴りつけることもあるそうだし、教頭や校長も注意しろよと思った。 後、ハイテク技術に詳しい隼人の比喩が面白い。「1÷61がなかなか循環小数にならず、ドキドキした感覚と似ていた」って、どういう経験なんだよと。調べたら1÷61の循環節の桁数は60桁だそうだけど、なぜ割ろうと思ったんだ。 ストーリーとしては楽しく読めた面白かったけど、時々ツッコミどころも。電磁波でパソコンの画面が乱れるとあるけど、そんなわけないだろうと。しかも電波といsっても、使っているのでパソコン自体も使っている無線LAN(もしくは携帯電話の電波)。そんなのでいちいち乱れてたら、使い物にならないだろと。 後、土曜日なのに「小学生はまだ学校」という記述があるという。念のため調べてみたら、この本の初出は2006年だった(学校が全ての週、土曜日休みになったのは2002年から)。まあ、具体的にいつの話かは書いてなかったけど。

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2018/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

交通事故でなくなった姉の事故の真相を知るために姉の通っていたレベルの高い大学に行く事を決意した女の子と幼なじみやクラスメートの話。 (以降、少しネタばれ) 結局、悪人はおらず(担任は嫌なヤツだけど)、読後感がよいお話でした。

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2013/08/02

カンニングは駄目。 絶対に駄目。だけど… 友情あり、隠された真実あり… このカンニングには、何だか心動かされますな。

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2013/07/14

あくまでカンニングは悪いことであると貫きつつ、友人のために奮闘する仲間の姿が好きな作品。コンゲームって面白いんやなぁと発見。

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2013/05/23

3-  アイデア、プロットありきで展開される過分に強引なお話。ストーリー上の役割以外は大した特徴も与えられないキャラクターたちなので、どうもこじんまりとした印象。良く言えばコンパクトにまとまっているとも。予定調和的でどきどき感も薄く大したスリルは得られないが、何故か読後感は悪く...

3-  アイデア、プロットありきで展開される過分に強引なお話。ストーリー上の役割以外は大した特徴も与えられないキャラクターたちなので、どうもこじんまりとした印象。良く言えばコンパクトにまとまっているとも。予定調和的でどきどき感も薄く大したスリルは得られないが、何故か読後感は悪くない。これが胸キュンか(死語)。 作中の最先端テクノロジーグッズの数々も、現実では既に他のテクノロジーに取って代わられようとしていると思うと、この手の小説の賞味期限は異常に短いなあと、少し気の毒になってくる。モーニング○。ネタも含めて、元号が変わる頃には「何これ平成っぽくない?」とか言われるのだろうか。まあ仕方がないか。

Posted byブクログ

2014/02/07

有名大学に進んだ姉が死に、日記からある人に不審を抱いた妹。同じ大学へ進み、疑惑の人間を問い詰めるがために、学校の試験を、模試を、入試を頭のキレる3人の仲間とともにカンニングで乗り切る、という青春物語。なんだか色々中途半端で読んだ気がしない。

Posted byブクログ

2013/02/13

カバー裏の作者紹介を見ると「逆転裁判(漫画)」の脚本担当をされてるそうで、妙に納得してしまいました。話の展開にツッコミどころが満載です。「姉の死の真相を探るためにはカンニングしてでも姉と同じ大学に入らなくちゃならない」いやいやいやそんなことないし。その前に手帳の記述からそこまで考...

カバー裏の作者紹介を見ると「逆転裁判(漫画)」の脚本担当をされてるそうで、妙に納得してしまいました。話の展開にツッコミどころが満載です。「姉の死の真相を探るためにはカンニングしてでも姉と同じ大学に入らなくちゃならない」いやいやいやそんなことないし。その前に手帳の記述からそこまで考えるってかなり妄想!?カンニンググッズもそれだけの技術があればQRコードとかいらないし、、、 でも、このツッコミどころも含めて面白かったです。カンニングを補佐する3人は個性が際立ってますし、逆転裁判のように追い詰められたと思っても、見事な返しが待っていました♪

Posted byブクログ