女たちは二度遊ぶ の商品レビュー
オトコ目線からの内容だったのがよかった。激しく感情揺さぶられる恋愛小説、という訳ではなかったけど、こういうものの方こそリアルな感じがする。そいういう書き方をしているのがいい。
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途中で読むのを止めた。目的のよくわからない話の集まり。 最後まで読み切れば、何か繋がるものがあるのかもしれない。
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男性の目線、視点からさまざまな女性たちの姿、彼女たちとのかかわりを描いた小説。「こんな女性がいるの?」と不思議に思ったり、男の身勝手さが鼻についたりするが、これが掛け値なしの男女の姿なのかなとも思う。文字で読む以上にきっと映像のほうが似合いそうな作品。
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なんだか絲山秋子さんの小説を読んでいるような感覚でした。 このお話は男目線だけど。 すっごくよかったってわけでも、共感できたってわけでもないけれど、 読みやすかったし、好きな感じだなーって思いました。
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【電車で遭遇した目を見張るように美しい女。電話ボックスで見かけた甘い香りを残した女。職場で一緒に働く世間に馴染めない女。友人の紹介でなんとなく付き合った怠惰な女。嬉しくても悲しくてもよく泣く女。居酒屋から連れ帰った泥酔する女。バイト先で知り合った芸能界志望の女。そして、中学の時に...
【電車で遭遇した目を見張るように美しい女。電話ボックスで見かけた甘い香りを残した女。職場で一緒に働く世間に馴染めない女。友人の紹介でなんとなく付き合った怠惰な女。嬉しくても悲しくてもよく泣く女。居酒屋から連れ帰った泥酔する女。バイト先で知り合った芸能界志望の女。そして、中学の時に初めて淡い恋心を抱いた女…。人生の中で繰り返す、出会いと別れ。ときに苦く、哀しい現代の男女をリアルに描く短編集。】 恋愛でちゃんと絆をもった関係ではなく、すれ違ったり一瞬触れあったくらいの軽い関係のエピソードが11。 どれもこれもじっくり読ませるというよりは短編集だし軽くサラッと読めて、良くも悪くもあまり残らなかった。 これって、男は同一人物なのかしら?だとしたかなりいい加減に生きてる人なんだけど・・・。でも、女もそうかも。 吉田さんの長編作品が好きな私としてはかなり物足りない。 短編なんだからそういうもんなのかな。
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友人に「最近感傷的になってない?」と言われたのは、 もしかしたらこの本を読んでいたからかもしれない。 学生時代の苦い恋愛を、この本は思い出させる。 だけど、別に悪い感じでもない。 今思えば苦い経験だということになるけれど、 当時にしてみれば、それが自分が見えているもののすべて...
友人に「最近感傷的になってない?」と言われたのは、 もしかしたらこの本を読んでいたからかもしれない。 学生時代の苦い恋愛を、この本は思い出させる。 だけど、別に悪い感じでもない。 今思えば苦い経験だということになるけれど、 当時にしてみれば、それが自分が見えているもののすべてだったわけで。 この本の男たちはみんな恋愛相手に対して誠実とは言えないかもしれないが、 20代くらいの恋愛なんてそんなもんじゃないかって、そんな気がする。 最近思うのは、いまだに僕の中では学生時代が最も楽しかった時だ。 ほんとは「今が一番」って言える生活がしたいのだけど…。 でも、今のところ学生時代が最も良かった、苦い経験も含めて…。 まあ、たまにそんな風に感傷にふけってもいいんじゃないか。 この本の女たちはリアリティがある。 男性作家の描く女性は、 どこか変なあこがれみたいなものが入ることがあるように思うが、 吉田修一が描いたこの本の女性たちはリアルだと思う。 突拍子もないこと言っているようでいて、 女性の本質的な思いが表現されているのではないかと。 江國香織の小説を読んでいるときに感じる感覚に近い。 (もちろん江國ワールドに比べればやっぱり男性っぽいのだけど) ほんとは涼しい秋の夜長あたりに読むと、とてもハマりそうなんだけど…。
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面白くないわけではない。でもどこか掴みきれない。そんな感想です。 1作品が20ページほどの11の短編集です。一つ一つが少し短すぎて、何かが描き切れていないような印象です。 それぞれの短篇に現れる女性達は、キッチリ描かれているのですが、どこか最後のオチが弱いのです。そのため、どこか...
面白くないわけではない。でもどこか掴みきれない。そんな感想です。 1作品が20ページほどの11の短編集です。一つ一つが少し短すぎて、何かが描き切れていないような印象です。 それぞれの短篇に現れる女性達は、キッチリ描かれているのですが、どこか最後のオチが弱いのです。そのため、どこか不可解で希薄な印象しか残らない。おそらく作者が意図してやっているのだと思うのですが。。。 文章で読むより映像化した方がインパクトがあって面白いかなと思ってたら、ちゃんとされていました。 ところでこのタイトルは如何なものでしょうかね。前にも「初恋温泉」という作品が有りましたが、どうも私は安っぽく感じてしまうのですが。
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現実的では無い話が多かった気がするが、日本のどこかではこんな不思議な…というか不思議を通り越して奇妙な女の人がいてもいいかもしれない。 様々な男と女が書かれている中、私が一番気に入ったのは「平日公休の女」。 男も女も素敵ではなく、一番ずるくてみっともなくて必死。 特別に感動す...
現実的では無い話が多かった気がするが、日本のどこかではこんな不思議な…というか不思議を通り越して奇妙な女の人がいてもいいかもしれない。 様々な男と女が書かれている中、私が一番気に入ったのは「平日公休の女」。 男も女も素敵ではなく、一番ずるくてみっともなくて必死。 特別に感動する物語ではなかったが、読後感はあっさりしていて良かった。
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以前読んでいた事を忘れて、もう一度読んでしまった。・・・忘れてしまう程度ということなのか。長編の方が好きだな。
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色んなインパクトのある女性たちが出てきます。 女性たちも変わってるけど、男たちもなんだかなぁ…。とても読みやすく、先が気になってすいすい読めます。
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