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わくらば日記 の商品レビュー

3.9

98件のお客様レビュー

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2012/11/25

ノスタルジックなミステリー。 ミステリーなんだけど、人と人が関る中で大切なことを教えてくれるような言葉がたくさん散りばめられている物語。 昭和の下町が舞台だからこそ、今ではなかなか教えられない、伝えれらないことが書けているのかなって気がします。 最近仕事で色々なことを頼ま...

ノスタルジックなミステリー。 ミステリーなんだけど、人と人が関る中で大切なことを教えてくれるような言葉がたくさん散りばめられている物語。 昭和の下町が舞台だからこそ、今ではなかなか教えられない、伝えれらないことが書けているのかなって気がします。 最近仕事で色々なことを頼まれます。 「なんでオレなんかに??」って思ってしまうくらい大切な仕事。 相手が何を思ってそんなことするのかが理解できずに、とても悩みます。 まだ仕事してもいないのに、そんなことで悩みます。 でも、素直に考えれば良いのだと思いました。 “オレに頼んも大丈夫”と信用してもらえただけのことで、 オレはその信用に足りるように挑戦すれば良いだけのことです。 引用文の 「 自分が信じられていることに、誇りを持ちなさい。信じられたからには、もう自分一人の体ではないのだと思いなさい」 は、そのことに気付かせてくれた大切な言葉になりました。 信じられてたことで、自信をなくすネガティブな心じゃなくて、 信じられたことがさらに自信になるようなポジティブな心でありたいと思います。

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2012/10/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

百合丸さん可愛い。名前で呼ぶと照れるとか何その可愛さ。そして子供に弱すぎ。続きもあるようなので百合丸さん見たさに読みたいです。

Posted byブクログ

2012/08/29

不思議な力を持つ姉と、それを見守る妹のお話。 妹が過去を振りかえる形で物語が進んでいくけれど、 これがすごく面白い。 上品で、繊細な文章と素直な表現。 まるで流れるようにすっと入ってくる。 浅野いにおさんの挿絵通りの登場人物が頭の中で動き回って、 まるで一つの映画を観てるよう...

不思議な力を持つ姉と、それを見守る妹のお話。 妹が過去を振りかえる形で物語が進んでいくけれど、 これがすごく面白い。 上品で、繊細な文章と素直な表現。 まるで流れるようにすっと入ってくる。 浅野いにおさんの挿絵通りの登場人物が頭の中で動き回って、 まるで一つの映画を観てるような気持ちになれた。 「全ての物事は二面性をもつ」 この言葉の重さを改めて考えさせられます。 きっと温かくて、優しい気持ちになれます。

Posted byブクログ

2012/08/19

不思議な力の所為で、人の醜さを人一倍知ってしまっても、人の優しさを信じ続ける鈴音が眩しい。 ささやかな優しさや温かさの大切さが心に染みる。 『流星のまたたき』が一番好き。二人には幸せになってほしかった。 続きも読みたい。

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2012/07/23

何とも言えない読後感。 言葉がとてもキレイで、この姉妹の世界に引き込まれた。 人を愛し、信じる、大切だなぁと改めて。

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2012/07/08

終わりがあるからこそ、悲しみと愛しさを感じます。 流星のまたたきがとても素晴らしく。 人の想いのうつくしさに心打たれます。

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2012/06/28

見覚えのある挿絵に反応。浅野いにお氏やん。 丁寧な口調で語られるノスタルジックな物語。 どこか哀しいんやけど、力強い姉さまの思い出。

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2012/06/10

文庫の表紙でキャラクターのイメージが固まってしまった。 静かに満足できた一冊。 色んな事件が起こりますが登場する姉妹のささやかな日常に共感。

Posted byブクログ

2012/05/25

借用して読了。設定は悪くないと思うのだけど、この語り口は少し苦手かもしれない。姉が(すでになくなっているからなおなのかもしれないが)あまりにも完璧すぎる・・・?

Posted byブクログ

2012/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前に読んだ『あした咲く蕾』は まさにわたしが育って来た時代でしたが この本はちょっと前の昭和・戦争が終わって少し落ち着いた?時代 知らないといえども、なんだか懐かしく 事件が起きたり、人や物の記憶が見えるという不思議な話ながらも ずっとふんわりとやさしい雰囲気の中、物語は進んでいきます 実は角川文庫で、他の本を探していた時に偶然見つけました シリーズもので、続編も手に入れています 朱川さん、ちょっと嵌りそうな作家さんです

Posted byブクログ