わくらば日記 の商品レビュー
読んでいて ふわりと昭和の香りが漂ってきそうな感じ それと 夕焼けの似合う雰囲気の文章 モノクロTV 足踏み式のミシン 卵焼きがご馳走だったあの頃 自分の年齢からでは 想像するしか出来ないことだけど 何だかすごく素敵なイメージ だけど さらりと読めすぎた感があった あたし...
読んでいて ふわりと昭和の香りが漂ってきそうな感じ それと 夕焼けの似合う雰囲気の文章 モノクロTV 足踏み式のミシン 卵焼きがご馳走だったあの頃 自分の年齢からでは 想像するしか出来ないことだけど 何だかすごく素敵なイメージ だけど さらりと読めすぎた感があった あたしの琴線に触れるには もうひとつ
Posted by
2009.8 start きっかけ:表紙買い。タイトル買い。 読んではみたが、一人称のちょっと気取った主人公の語り口調についていけず、挫折。あたためておくことにする。 しかし、一人称は辛い。
Posted by
図書館。 読んだのはハードカバーだけど、この表紙もいいな。 昭和30年代の下町に住む姉妹の物語。 不思議な力を持つ姉と、それを支える妹がいいな。 それはまた別の機会に、とあるけど、シリーズではないよなぁ。 良い1冊でした。
Posted by
28才という若さで亡くなった美しい姉には人の過去を見る事のできる力があった・・ 今はもう老齢の域に入った妹のワッコが不思議な力を持つ美しく繊細な姉さまと過ごした昭和三十年代を回想する形式で語られてゆきます。幼いワッコの初恋から姉さまの力が警察の知る所となり二人は事件に巻き込まれて...
28才という若さで亡くなった美しい姉には人の過去を見る事のできる力があった・・ 今はもう老齢の域に入った妹のワッコが不思議な力を持つ美しく繊細な姉さまと過ごした昭和三十年代を回想する形式で語られてゆきます。幼いワッコの初恋から姉さまの力が警察の知る所となり二人は事件に巻き込まれてゆきます。 人を信じようとする優しい姉さまや 強面だけど正義感に溢れ心の温かい刑事さんや、ちょっと天然なおまわりさん・・と魅力的な登場人物が繰り広げるお話は読んでいると優しい気持ちにさせてくれます・・・が姉さまは28才で亡くなっている・・・その事実が何とも鼻の奥をツンツンと刺激して涙が出てくるであります。
Posted by
なんかねえ、 ものっすごい温かかった。 後書きに書いてあったけど、 不思議な力をメインにして 使わないからすごくいい。 やさしい、 姉妹の日常に不思議が 入り込んでしまう形だから ふたりはずっといい。 年賀状は泣いた。 久々に電車で泣いた。 続編、文庫化したら絶対買う。 花...
なんかねえ、 ものっすごい温かかった。 後書きに書いてあったけど、 不思議な力をメインにして 使わないからすごくいい。 やさしい、 姉妹の日常に不思議が 入り込んでしまう形だから ふたりはずっといい。 年賀状は泣いた。 久々に電車で泣いた。 続編、文庫化したら絶対買う。 花まんまも早く買って読む。
Posted by
お得意のノスタルジック・ソフト・ホラーですが。。。。 ミステリー仕立てにしたために、何だか作為的と言うか、いかにも作られた物語になってしまった気がします。不思議な能力を持つ姉が、美しく病気がちで、それを支える妹が元気で活発なのもありがちな設定ですし、人物で言えば意外性を持った神楽...
お得意のノスタルジック・ソフト・ホラーですが。。。。 ミステリー仕立てにしたために、何だか作為的と言うか、いかにも作られた物語になってしまった気がします。不思議な能力を持つ姉が、美しく病気がちで、それを支える妹が元気で活発なのもありがちな設定ですし、人物で言えば意外性を持った神楽刑事と母親が面白かったくらいです。 一般的には高評価の作品ですが、アンチ・ミステリーの傾向を持つ私には合いませんでした。
Posted by
人や物、場所などの過去を見れる力を持った姉とその妹の話。 現在モノとか大正系は割に読んだことあったんですが、昭和モノはあんまり読んできたことがなかったので手を出してみました。 割とはちゃめちゃなはずの妹の語り口が上品なのにひかれて買っちゃいました。 過去を見れる力をつかって、警察...
人や物、場所などの過去を見れる力を持った姉とその妹の話。 現在モノとか大正系は割に読んだことあったんですが、昭和モノはあんまり読んできたことがなかったので手を出してみました。 割とはちゃめちゃなはずの妹の語り口が上品なのにひかれて買っちゃいました。 過去を見れる力をつかって、警察の神楽百合丸さんと一緒に事件を解決していく昭和ミステリ。 最初は本当に嫌々事件に協力するので、少し読んでると苦しくなりますが、神楽さんもやっぱりステキな人です。 百枚の年賀状に泣かされた!面白かったです〜
Posted by
朱川湊人初読み。単行本版は影山徹の、奥行きと雰囲気がある街並みの絵だったように記憶しているが、文庫は浅野いにお。さいきん書籍の仕事が多いな、端正で小道具のディテール正確、着彩もキレイ、たぶん仕事も速いんだな(週刊連載しながら描けるわけだから)。人気出るのわかる。 肝心の中身はよく...
朱川湊人初読み。単行本版は影山徹の、奥行きと雰囲気がある街並みの絵だったように記憶しているが、文庫は浅野いにお。さいきん書籍の仕事が多いな、端正で小道具のディテール正確、着彩もキレイ、たぶん仕事も速いんだな(週刊連載しながら描けるわけだから)。人気出るのわかる。 肝心の中身はよく彫琢されたお家芸という感じ。次の展開を意味深に示して、それが実際の話運びで裏付けられていく、追想型の語りならではの仕掛けがいちいち気持ちよく決まっている(いわゆる「そのときはまさか××が○○になるなど、ゆめにもおもわなかったのでございます」的なアレだ)。ヒロインたる語り手の姉がほんとうに、昭和三十年代という設定とよく調和して美しい。ちょっと理想的すぎる女性だが、それが話にはまってるんだよ。 シリーズものってのはこういうふうに構成せねばならんなあ。勉強になりました。
Posted by