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コブの怪しい魔法使い の商品レビュー

4.2

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

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2014/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

より大いなる善のために?故郷テキサス州コブに戻って三ヶ月、ってところからスタート。 ハンバーガー好きで敬虔なヒンドゥー教徒ではないニタが親友。 クリスマスに教会へ行く描写。 ハンバーガー至上主義。 母親に本当のことを教えてあげた方がいい気がする。 ニタに対してつれなさ過ぎると言うか、もう少し友情を大切にしてる描写があっても良いと思うわ。何と言うか、故郷に帰ったことで、鼻持ちならないキャラに見える。 マンハッタンでは田舎から出て来て都会に憧れるカントリーガール風で好感が持てたのだけれど、そこに数年いたからと言って、自分は都会的な洗練された女、みたいな態度で故郷の人たちを見下してる感がなぁ。 ニタに対しても、元クォーターバックの同級生?に対しても。何か小馬鹿にしてるように見える。もしくは同情。 世界の真実を知ってしまったことで、そりゃあ知らない人たちとの間には壁ができるだろうけどさ。何か釈然としないモヤモヤが。 そしてやはりオーウェンみたいなキャラクターはツボにハマらないようです。パーフェクトイケメンみたいな。潜在能力高くて怒らせたら大変、みたいな穏やかキャラ。これがマーリンとかダンブルドアになると、お茶目に振舞う余裕があって好みになるんだけどなぁ。オーウェンみたいなキャラは主人公のライバルポジションの方がしっくり来る。流川楓みたいな。クラピカみたいな。 初登場のケイティの兄と義姉、甥っ子姪っ子、町の人たちがまたみんな個性的。 長兄フランクJr.が一番印象薄いかな。その妻モーリーと、末兄の嫁ベスがごっちゃになる。何となく、ハンナ・スウェンセンシリーズのリサのイメージと重なる。 次兄のディーンは田舎町では一番のハンサムで悪ガキがそのまま大人になった風。一攫千金狙いでまともな仕事を得ようとしない。学歴もなくコンプレックスになっているらしい。脳内イメージは、『フルハウス』のスティーブ。アメリカの悪っぽいイケメンてああ言うイメージなのかなと。 末兄テディは典型的なオタクくん?天才博士くん?様々な発明好き主人公とだぶる。 『フランケンウィニー』『くもりときどきミートボール』『ルイスと未来泥棒』などなど。そんな雰囲気。良い人なのは間違いない。 そうそう、次兄の嫁は田舎のイケイケお姉さんて感じ。他の嫁と主人公には嫌われてる。『カジュアルベイカンシー』のサマンサのイメージかな。チャラチャラしてる、って表現されてるけど。ストIIのガイルのステージで、背景で応援してるギャル、そんな感じ。 母方の祖母、ブリジット。 ちょっとイかれた婆ちゃんと思われてるけど、魔法が実在するとなると話は変わってくる?って言う存在。年齢的には翻訳された口調を見ると80歳以上かな、って雰囲気。長兄が幾つかわからないけど35歳として、母が50代後半……70代かな? ブラスバンドのスキルがイケてない女の子のシンボルとか失礼過ぎる…。 ところどころもうちょっと描写が欲しいと言うか、時間の経過早いな、ってシーンがありましたが、トータルとして長いので、妥協した落とし所だったのかも。今回お気に入りのロッドの出番少なかったのは淋しかったですけどね。 でも面白いキャラいっぱい出てきたし、良しとしよう。 テディによしよしされたいものだ。 しかし恋愛に関しては!最後の演出臭かったなー!!欧米人なら画になると思うけど!!あのオーウェンがそんなことを?!ってなった。まるでドラマか小説だわ。

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2014/02/21

やっぱり面白い!もうハマりにハマってます^^前回が嫌な終わり方だったので、気になって仕方なかった。オーウェンとの関係が気になって一気読みしちゃいました。本当はじっくりゆっくり読みたかったのに。相変わらずキュートなオーウェンにメロメロです^^こういう人が実際に居たらなー(笑)ケイテ...

やっぱり面白い!もうハマりにハマってます^^前回が嫌な終わり方だったので、気になって仕方なかった。オーウェンとの関係が気になって一気読みしちゃいました。本当はじっくりゆっくり読みたかったのに。相変わらずキュートなオーウェンにメロメロです^^こういう人が実際に居たらなー(笑)ケイティの家族が個性的過ぎて笑えました!なんだかんだで、みんないい人ですね。悪役ながらイドリスは間抜けで憎めない(笑)

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2013/09/22

え?イドリスはお笑い担当の前座って事?さもありなん^^;黒幕の正体は一体?今回はケイティの地元&家族でひと波乱あるものの、結果オーライってとこ。ケイティとオーウェンのじれったい仲に気を揉むのは相変わらず。もうちょっと強引さがあってもウェルカム(・∀・)オッケー!よ。きっとケイティ...

え?イドリスはお笑い担当の前座って事?さもありなん^^;黒幕の正体は一体?今回はケイティの地元&家族でひと波乱あるものの、結果オーライってとこ。ケイティとオーウェンのじれったい仲に気を揉むのは相変わらず。もうちょっと強引さがあってもウェルカム(・∀・)オッケー!よ。きっとケイティもそれを望んでるはず。少しは進展の兆しも見えて、次はまたニューヨーク編。

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2013/02/14

魔法使いシリーズ4冊目。 ニューヨークを離れて魔法と関係のない故郷のテキサスに戻ってきたケイティに、魔法の匂いのする事件が起こる。 さらにケイティの家族の秘密も明らかになる。 まさかの展開に、まさにクライマックスに向けて走り出している感じ。 ラストはちょっと臭すぎるけど、早く続き...

魔法使いシリーズ4冊目。 ニューヨークを離れて魔法と関係のない故郷のテキサスに戻ってきたケイティに、魔法の匂いのする事件が起こる。 さらにケイティの家族の秘密も明らかになる。 まさかの展開に、まさにクライマックスに向けて走り出している感じ。 ラストはちょっと臭すぎるけど、早く続きが読みたいです。

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2014/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

㈱魔法製作所シリーズ4作目。 前作の戦いの後、オーウェンの事を考え自ら会社を辞め実家に戻ったケイティ。 今作ではテキサスが舞台となります。 魔法とは無縁の故郷で平穏で退屈な日々を送るケイティ…といいたいところですが、彼女の家族が奇抜すぎてとても平穏とは言い難いです。 なんなら魔法溢れるニューヨークの方がまだまともだったんじゃなかという気さえしてきます。 この家族の中でよくケイティはまともに育ったものだ…いや、この家族だからこそ、彼女は辛抱強く理性的な女性に育ったのかもしれません。 これまでのシリーズの中では本作が一番笑えました。 もちろんハラハラドキドキの戦いや素敵なロマンスもたっぷりですが、とにもかくにもケイティの家族がおもしろすぎる! 馴染み深い地と人々の中で、ケイティの突っ込みと皮肉もここぞとばかりに冴えわたっています。 更には民間伝承など、これまでの秩序だった魔法とはまた一味違った魔法世界の一端も見え、テキサスという田舎の雄大さを感じられる展開も楽しかったです。 ケイティの家族に大きな変化を齎した今回の事件ですが、オーウェンが、そしてなによりケイティが一回り強く成長したのがうれしい。真面目で慎重な性格が臆病さとも繋がっていましたが、危険な橋を渡ろうとする大胆さを決意したケイティはたくましいです。 1歩も2歩も大きく進んだ二人の関係に今後も目が離せない。 アメリカという遠く文化も違う国の魔法が登場するファンタジーでありながら、登場人物達や人々の生活に親近感が持てます。 大笑いして、ホロリとして、暖かく楽しい1冊でした。 ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次々とその本質が明らかになるケイティの家族達。 その派手な家族の中で、地味で表に出てこなかった普通の人間であるパパが、しかし本当はなにもかも見透かしているようにそっとケイティの背中を押したのには感動でした。 長男は……あれ、いたっけ。 そしてなにより今作ではイドリスがかわいい!! モーテルでケイティを捕えた時の気味の悪さ、しかし次の瞬間にはコメディの主役となってしまうイドリスには笑いっぱなしでした。ロックスターと間違われてるし。 特に最後のぽろぽろと泣いて降伏してしまうのがとてもかわいいです。もちろん悪党なのですが、悪ガキが調子に乗りすぎて後悔しているようで、その未熟さが憎めません。 このシリーズで一番いいキャラだと思います。

Posted byブクログ

2013/04/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ケイティの『全く普通じゃない』家族が、もー面白くて爆笑!“我々の魔法使い”の正体に、もービックリ!えええー!おおよそ最悪なヒトが犯人でケイティにめちゃ同情orz そしてそして、オーウェン。オーウェンが、コブにきた理由をサムが話すとことか、もーケイティの気持ちになっちゃって、きゃー!ってなったり。毎時間一回以上ウィークフォーク呼びたいわーって思ったり。エンディングは大団円ですよ!

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2012/05/21

近所の図書館が蔵書点検のためしばらく閉鎖されてしまうので、一気に借りてしまい、そして一気に読んでしまった!久しぶりに読書漬けの毎日で楽しかったが、やらなきゃいけなかったことを先延ばしにしてしまった罪悪感もある。 このシリーズは、一作目の「ニューヨークの魔法使い」が思いのほか面白か...

近所の図書館が蔵書点検のためしばらく閉鎖されてしまうので、一気に借りてしまい、そして一気に読んでしまった!久しぶりに読書漬けの毎日で楽しかったが、やらなきゃいけなかったことを先延ばしにしてしまった罪悪感もある。 このシリーズは、一作目の「ニューヨークの魔法使い」が思いのほか面白かったので、シリーズ4作目まで一気に読んでみることにした。 タイトル通り、現代ニューヨーク(ただし、携帯電話が一般的になる前)が舞台のファンタジーなんだけど、主人公がある日突然魔法使いになる!っていう、よくある話ではなく、魔力を一切持たず、魔法に対して免疫があるため、逆にこの世界で重宝されるという点がすごく面白いと思う。 シリーズを通して読んでみて、感じたのは 「ああ、これは、アメリカのコバルト文庫か!」 ってこと。 コバルト文庫って言い切ってしまうと語弊があるんだけど、昔、私が読んでたようなコバルト文庫のファンタジーラブコメっぽい雰囲気。 海外の小説独特の言い回しにさえ抵抗がなければ、コバルトらしさを愛する人には、たくさんある突っ込みどころを綺麗に受け流して、その面白さを味わうことができると思う。 児童書であるはずのハリポタ等の方が、ある意味ではよっぽど大人向けな内容だと思うんだよね・・・ どうやら、5作目は本国では出版されず、日本の出版社から日本オリジナルとして出版されたらしいところからも、こうした作品のファンは日本にこそいるんだよね!と納得した。 蔵書点検が終わったら、評判がいいっぽい5作目も楽しみ♪

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2012/05/01

アメリカの家族はいいなあ。 ケイティの父親の重しっぷりがステキ。 この話では影は薄いのに〆るところはしっかり〆ていて、はちゃめちゃな家族のアクセントになっている。 ところで。 ケイティがもう二度と参加したくないといったいたずら。 やったことあるけど、楽しかった! アレが嫌とか、...

アメリカの家族はいいなあ。 ケイティの父親の重しっぷりがステキ。 この話では影は薄いのに〆るところはしっかり〆ていて、はちゃめちゃな家族のアクセントになっている。 ところで。 ケイティがもう二度と参加したくないといったいたずら。 やったことあるけど、楽しかった! アレが嫌とか、ケイティはどんだけまじめで普通なんだと思った。

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2012/02/05

相変わらずな、展開なのは○。 けど、個人的にケイティがどんどん嫌な感じに。 性格が悪いとかではないけれど、応援したくなるヒロインではない。 もう少し努力とか、自分がカレを守るとか言って欲しかった。。

Posted byブクログ

2022/04/28

シリーズ4作目。 ファンタジーですが、コージー・ミステリに近い雰囲気。 ロマンスもありの楽しい話です。 ケイティ・チャンドラーは普通の女の子。 ニューヨークに出て友達と同居し、勤めて1年、魔法が実在すると知ります。 ケイティは魔法が効かない特異体質のイミューン(免疫者)として、...

シリーズ4作目。 ファンタジーですが、コージー・ミステリに近い雰囲気。 ロマンスもありの楽しい話です。 ケイティ・チャンドラーは普通の女の子。 ニューヨークに出て友達と同居し、勤めて1年、魔法が実在すると知ります。 ケイティは魔法が効かない特異体質のイミューン(免疫者)として、魔法製作所にスカウトされました。 同じ会社に勤める恋人オーウェンは、シャイで純情な美男で、力の強い魔法使い。 ところが、ケイティの存在が彼の弱点になってしまうため、ケイティはけなげな決意をしてニューヨークを離れ、故郷に戻ることに。 そして3ヶ月。 オーウェンが自分のことをどう思っているのか気にしつつも、事情から連絡も取れないケイティ。 ところはテキサス州の田舎町コブ。 世話焼きな両親にくわえて、3人の兄とその妻達というにぎやかな家族が登場。 長兄はまあ穏やかな普通の男、次兄ディーンはすごくハンサムだが世渡り上手でいささか信用できない所がある。 三兄のテディはケイティのすぐ上で仲が良い。研究家で仕事熱心すぎるが時には兄のディーンの歯止め役ともなっていた。 ディーンの妻シェリーも派手な女性で店番をさぼり気味とあまり感じが良くないが? 退屈な田舎町のコブは、魔法のパワーが弱い場所だったと判明。 ところが、魔法を使われている形跡が…? ケイティの母親は、自覚していないイミューン。 それどころか、変わり者と思われていた祖母が、実は魔女の血を引く本物かも知れない? ケイティの親友ニタはインド系で、コブ唯一のホテル経営者の娘。 そのホテルに、魔法使いらしき人物が集まってくる… ケイティは会社のトップのマーリンに連絡を取り、救援を求めます。 まず、やって来たのはガーゴイルのサムでした。 じりじりさせつつ、オーウェンもやってきます。 さて? 2008年発表。

Posted byブクログ