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風の墓碑銘(上) の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    15

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2018/03/27

音道さんと滝沢さん、もう少し歩み寄っているのかと思いきや。皇帝ペンギンから立ち歩きするアザラシとは、音道さんも容赦ないですなあ。さあ、下巻を読もうっと(^。^)

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2017/11/05

音道貴子シリーズ6作目です。久々の音道・滝沢コンビ登場です。音道と滝沢の相手に対する温度差が違い過ぎるのが淋しい。滝沢が自分の事を認めている部分もあるという事が分からないからか。滝沢が分かりにくい人というせいもあるだろうけど。相変わらず事件は起こっても展開はゆっくり。でも内容は読...

音道貴子シリーズ6作目です。久々の音道・滝沢コンビ登場です。音道と滝沢の相手に対する温度差が違い過ぎるのが淋しい。滝沢が自分の事を認めている部分もあるという事が分からないからか。滝沢が分かりにくい人というせいもあるだろうけど。相変わらず事件は起こっても展開はゆっくり。でも内容は読みやすかったです。

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2017/10/11

Rさまオススメ本、女刑事第3弾。 まずは上巻読み終わり。 実力は認めているのに、どうもおやじ扱いが抜けない音道さん。もうちょっとちゃんと見てあげてと言いたくなったけど、だんだん気づいてきたか? 滝沢がほんとにおやじだけど、できる刑事で嬉しくなる。 お互い話さないとわからないことも...

Rさまオススメ本、女刑事第3弾。 まずは上巻読み終わり。 実力は認めているのに、どうもおやじ扱いが抜けない音道さん。もうちょっとちゃんと見てあげてと言いたくなったけど、だんだん気づいてきたか? 滝沢がほんとにおやじだけど、できる刑事で嬉しくなる。 お互い話さないとわからないこともあるんだなぁという感じ。 それなのに、捜査のことは結構伝わる感じがとても良い。 どんどん良いコンビになってほしいところ。 下巻も楽しみです。

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2017/05/10

下巻に入り、多分犯人はあいつと思っていたが、決着の仕方が呆気なかったかな。 何しろ乃南アサ作品は風紋、晩鐘が良かったのでついつい期待してしまう。

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2017/01/07

『凍える牙』の音道・滝沢コンビ復活。それぞれに歳を重ね、経験を積んだ2人のコンビはいかに事件解決していくのか? ある日、古い木造家屋解体中の現場、地中から二体の白骨が発見されるところから、事件は進む。

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2016/11/05

再読です。滝沢・音道の名コンビ復活がとにかく嬉しい作品。事件は時効もちらつき、手掛かりはようとしてつかめず時間ばかりが過ぎてゆくもどかしさ。コンビの微妙なバランスの変化、捜査の進行具合、プライベートでの人間関係の変化などなど、いろんな切り口で楽しんで読んでいます。

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2023/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この作家の作品は 読みやすい。 売れるのが分かるなぁ~ 女刑事シリーズの第二弾? 前回ほど女刑事も 「女だから舐められてる。。」とか 「女だから・・・」を強調せず その辺りもありストーリーに 入り込みやすくなっている。 上巻では と有るヘルパーの男性が浮上。 彼の哀しい過去が明らかに・・・・ 滝沢のお父さんとの コンビも息が合ってきて 下巻が楽しみである。

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2016/01/23

乃南アサにハズレないな〜しみじみ面白い。主人公の恋話がいらん気がするけど。椅子職人がちらちら登場。滝沢刑事との息があってるようなあってないようなコンビ。事件は哀しく、犯人は無茶苦茶悪いやつだ。

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2014/12/15

3:00で読了。 事件がなかなか前に進まないなかで、 音道貴子シリーズの一番はじめに出てきた相棒、滝沢と音道のやりとりがおもしろい。 下巻が楽しみ。

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2014/08/24

音道貴子のシリーズ、この上下巻も前にいちど読んだような読んでないような…記憶がアイマイ。文庫で上下巻のなかなかのボリューム。捜査線上の点と線をたどっていって、何度も(こいつが犯人か?)と思わせながら、ちがーう。 民家の解体現場から出てきた白骨死体が3つ。1つは胎児か嬰児かも分...

音道貴子のシリーズ、この上下巻も前にいちど読んだような読んでないような…記憶がアイマイ。文庫で上下巻のなかなかのボリューム。捜査線上の点と線をたどっていって、何度も(こいつが犯人か?)と思わせながら、ちがーう。 民家の解体現場から出てきた白骨死体が3つ。1つは胎児か嬰児かも分からない小さな骨。貸家だったから、家主に訊いて借りていた店子が分かればそう難しい捜査ではないだろうと思うが、もちろんそうはいかない。 家主のじいさんは認知症を発していて、老人ホームにいる。夏の暑いなか、老人ホームに何度も通って話を聞こうとするが、じいさんに話が通じるかと思えば、ぜんぜん分からなくなったり、ふらふらと徘徊に出たりで、はかばかしい成果なし。しかも、このじいさんが殴り殺されてしまう。 捜査本部が設置されて、音道は、ベテランのおっさん刑事・滝沢と組んで、靴底をすりへらして歩きまわる。捜査の中で、20年以上もさかのぼる父娘の惨殺事件も浮かびあがる。別々だと思われていた事件が、実はつながっていたことが、明らかになってくる。 音道と滝沢、それぞれのやり方、考え方があり、そのどちらかだけが優れているわけではなくて、捜査現場や相対する人を2人で見ていくことで、1人だけでは見えなかったことが見えてくる。互いに煙たく思うところや、いらっとするところはありつつも、2人が相方として発揮する周到さや直感が、捜査をわずかずつでも前へ進めていく。そういう「お仕事」話として読めるところも、おもしろかった。 私の印象に残った箇所のひとつは、家主のじいさん・今川篤行の娘が、話を聞かせてくださいという警察に対して言うこんなセリフ。 ▼「いいですけど─私、誰の奥さんでも、ないですから。名前で呼んでください。今川さんでも、季子さんでも、何でもいいです」(上巻、p.62) 「奥さん」とか「ご主人」とか、相手がよく分からない段階で、なかなかそれ以外に呼びようがないことがあるのは分かるけど、名前が分かった相手をいつまでも「奥さん」呼ばわりするのは、鈍感なのか、単に面倒なのか。「名前で呼んでください」と、こういうときにすらっと言えるのは、ちょっといい。 (8/2-3了)

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