いとしのシェリー(文庫版)(1) の商品レビュー

東宮千子(著者)

2010/03/20

冒頭のヒロインによる唐突な物語の切り替えには、少々困惑する人もいるかもしれません。
ただ、読み進めてゆくにつれて、何故か（←失礼）引き込まれてしまいます。

演劇・芸能界の出てくるこの物語は、勿論「劇中劇」もあるのですが、
実はこの「劇中劇」の中こそが、自分が最も引き込まれた部分でもあります。

本編後半の劇中劇（ややこしいな；；）で演じられたドラマの結末。
あれ、どうなったのかとっても知りたいんですけど、
何処かで描かれる予定はありませんか？東宮センセーｗｗｗ