人生を面白くする「中国古典」名言集 の商品レビュー

守屋洋【著】

2019/01/03

中国古典にある名言を紹介、その意味するところを解説している本。

中国の歴史上の人物と言葉ではあるが、現代社会でも十分通用するものばかりである。その内容は、人としての生き方、対人関係、リーダーシップ、ｅｔｃと多岐に渡り、参考になる。

2015/04/25

上善は水の如し
逆らわない
理想的な生き方は水に学びたい
水は善く万物を利して争わず、衆人の悪むところに居る。
最も理想的な生き方は水のようなものである。水は万物に恩恵を与えながら相手に逆らわず、’人のいやがる低いところへと流れていく。P46

2012/12/11

紹介スタッフ：みっちぇる
「人生を面白くする「中国古典」名言集―これは役立つ!『三国志』から『老荘』『韓非子』『論語』まで」　守屋 洋 (著)

みなさんなぜ、中国古典を読まない？
僕生まれ変わったら孔子になりたい。実は今も孔子になろうとしてがんばっている。
(一同、笑)
この本、ホントにいろんな名言が入っているんです。僕が一番気に入っているのは（さっき決めたんですが）
「巧詐不如拙誠（こうさせっせいにしかず）」

嘘はいつかばれるということです。昔の武将は、王に自分を売り込みにいきます。しかし王は、言葉ではなく行動で選ぶ。
ディベートとかプレゼンに躍起になっている人がいる。
自分もそう。このたったワンフレーズが僕を目覚めさせた。

ぜひこの本を読んでほしいなぁ。

2012/09/17

表紙裏
楽しみがなくて何の人生ぞ――人生は朝露の如し（漢書）
●愚直に生きる――功詐は拙誠に如かず（韓非子）
●「小恵」よりも「大徳」を！――治世は大徳を以ってし（三国志）
●「自分を知る」――明なれども察に及ばず（宰名臣言行録）
●安泰なときに油断しない――安きに居りて危うきを思う（左伝）

目次
第１章　生きるための“底知れぬ知恵”
第２章　楽しみのある人生、意味のある人生
第３章　「人の上に立つ人」のたくましい生き方
第４章　人から一目置かれる人間関係術
第５章　高い志を持って生きる！

2009/10/07

原文が載っていれば満点だったのですが、それのみが残念な点です。
『書経』の「功崇惟志、業廣惟勤（功の崇きはこれ志し、業の廣きはこれ勤なり）」が気に入りました。