本日、サービスデー の商品レビュー
世にも奇妙な物語。あの曲とタモリさんが読んでいると出てくる。 「サービスデー、あなたならどう使いますか?」
Posted by
短編集。神様から与えられる、なんでも願い事が叶う一日だけのサービスデーを過ごす男の話「本日、サービスデー」。一番面白かった。天使ガブリエルがとてもいい味を出していた。他収録作品「東京しあわせクラブ」「あおぞら怪談」「気合入門」「蒼い岸辺にて」。あおぞら怪談もよかった。全体的になん...
短編集。神様から与えられる、なんでも願い事が叶う一日だけのサービスデーを過ごす男の話「本日、サービスデー」。一番面白かった。天使ガブリエルがとてもいい味を出していた。他収録作品「東京しあわせクラブ」「あおぞら怪談」「気合入門」「蒼い岸辺にて」。あおぞら怪談もよかった。全体的になんとなく幸せになれそうな、なれなさそうな、なれそうな話。 2009/11/23
Posted by
結構励まされる1冊だったと思う。 「花まんま」ともちょっと違って、荻原さんにも似てる印象でした。 わりと読みやすいので、お気軽にどうぞ。 2009.11.9~11.14読了
Posted by
もしも、どんな願い事でも叶う日が1日あったら あなたなら何を願いますか? これは、そんな物語です! リストラ間近の男の前に、突如としてトイレの鏡の中から 黒いエナメルのボディコンワンピースを着たグラマラスな女 続いてガブリエルという天使も現れる。 こうして、天使は彼を守る為に助...
もしも、どんな願い事でも叶う日が1日あったら あなたなら何を願いますか? これは、そんな物語です! リストラ間近の男の前に、突如としてトイレの鏡の中から 黒いエナメルのボディコンワンピースを着たグラマラスな女 続いてガブリエルという天使も現れる。 こうして、天使は彼を守る為に助言し、 悪魔は彼に様々と囁きかけるのである。 地球上のすべての人間に、一生に一度だけ、 どんな願い事でも叶う日が与えられていると・・・。 その日は、仕事、人間関係でもラッキー続き。 だが、彼が心に思ったある事が後で 取り返しのつかない恐ろしい現実となり、 あり得ない体験をしてしまう・・・というもの。 天使とか悪魔とか、オカルトっぽいホラー小説なのか(笑) この手の作品は、あまり読まないが、5編の短編の中でとりわけ 表題作「本日、サービスデー」は、面白い!! 人と人の不思議な繋がりとか 人を犠牲にして、その上に自分の幸せなど成し得ないと そんな風に感じた。
Posted by
世界中の人間には、それぞれに一日だけ、すべての願いが叶う日がある。それが、サービスデー。神様が与えてくれた、特別な一日。本来は教えてもらえないその日を、思いがけず知ることになったら。直木賞作家の幸運を呼ぶ小説。 いくつかの話が入った中編集(?)でした。表題作が1番面白かったです...
世界中の人間には、それぞれに一日だけ、すべての願いが叶う日がある。それが、サービスデー。神様が与えてくれた、特別な一日。本来は教えてもらえないその日を、思いがけず知ることになったら。直木賞作家の幸運を呼ぶ小説。 いくつかの話が入った中編集(?)でした。表題作が1番面白かったです。
Posted by
「本日、サービスデー」「東京しあわせクラブ」「あおぞら怪談」「気合い入門」「蒼い岸辺にて」の5編の不思議系短編集。不思議系といっても、をどろをどろしくはなく、無茶苦茶感も少なく、このくらいなら許容範囲かな。全体的にまぁまぁ。あ、東京しあわせクラブはちょっといやんだったなぁ。
Posted by
タイトルが目に付き 「この本を手に取ったあなた。 あなたは今日、 世界でいちばん ツイている。」って帯に借りてみた。 冴えない中年男がビデオを見ていると 「今日あなたはどんな願いも叶うサービスデー」と呼びかけてくるナゾの女が。 どれも読後感よく、表題作が一番好き。 【図書館・...
タイトルが目に付き 「この本を手に取ったあなた。 あなたは今日、 世界でいちばん ツイている。」って帯に借りてみた。 冴えない中年男がビデオを見ていると 「今日あなたはどんな願いも叶うサービスデー」と呼びかけてくるナゾの女が。 どれも読後感よく、表題作が一番好き。 【図書館・初読・8/23読了】
Posted by
神様はどの人間にも一生に一日だけ、サービスデーを与えてくれる。その日はどんな願いでも叶えられる日だ。しかし、その日を本人には知らせてくれないので、普通の人間は「今日はついてたなー」くらいの感想で、何となく過ぎてしまうのだ。 偶然、今日が自分のサービスデーであることを知ってしまっ...
神様はどの人間にも一生に一日だけ、サービスデーを与えてくれる。その日はどんな願いでも叶えられる日だ。しかし、その日を本人には知らせてくれないので、普通の人間は「今日はついてたなー」くらいの感想で、何となく過ぎてしまうのだ。 偶然、今日が自分のサービスデーであることを知ってしまった中年ダメサラリーマンの1日を描く。天使のガブリエルに、ギャル悪魔サターナなどの個性の強い登場人物たちをこれでもかと詰め込んだ、疾走感のあるドタバタコメディー。 エンディングは都合良すぎる気がするけど、スピード感があるから、許してしまう。
Posted by
これまでの朱川作品に比べると、今ひとつ物足りない、という感想が多かったのですが、私はむしろ、今までで一番好きかな・・と思いました。氏特有の、昭和テイストのホラー、という点では同じだったけれど、流れがリーズナブルに思えたからじゃないかと。ネタばれ入ります。誰も不幸にならない、という...
これまでの朱川作品に比べると、今ひとつ物足りない、という感想が多かったのですが、私はむしろ、今までで一番好きかな・・と思いました。氏特有の、昭和テイストのホラー、という点では同じだったけれど、流れがリーズナブルに思えたからじゃないかと。ネタばれ入ります。誰も不幸にならない、というところもよかったし。表題作の「本日、サービスデー」が特によかったです。人間には、一生のうちで一日だけ、自分の思い通りになる日があって、でも、それは神様の気まぐれで配分されるから、いつなのかは知らされないし、有効活用できる時期とも限らない・・。でも、そんな神様に反旗を翻した悪魔がある日、うだつの上がらないサラリーマンである主人公、鶴ヶ崎のところにやってきて・・・というお話なのですが、リストラ寸前のその彼が、それによってやりたい放題、とはならないところ、そして、そんな彼の良心によっていい結果がもたらされるところ、また、多くの人の好意までおまけについてくるところ。あぁ、よかったなぁ、と読み終えられました。赤線だった古いアパートに出る「手」だけの幽霊の「あおぞら階段」、三途の川の渡し守によって捨てられる“未来ゴミ”が出て来る「蒼い岸辺にて」。本来は恐い話なんだろうけど、温かい気持ちになるだけでちっとも恐くない。特に、手の幽霊「るり子」と同居する日下部さんのおっとりした人柄がよかったです。人生ってそんな甘いもんじゃないよ、という声も聞えてきそうだけど、優しい話を読みたい気持ちの時にはいいんじゃないかなぁ・・。(#^.^#)
Posted by
中篇1話・短編4話のエッセイ。 「本日、サービスデー」・・・ほぼなんでも願いが叶う「サービスデー」にあたった中年サラリーマンと天使・悪魔がサービスデーの使い方をアドバイス。 「東京しあわせクラブ」・・・凶悪な犯罪の関連グッズを見せ合ってレア度を評価するクラブ。身近な犯罪と向き合...
中篇1話・短編4話のエッセイ。 「本日、サービスデー」・・・ほぼなんでも願いが叶う「サービスデー」にあたった中年サラリーマンと天使・悪魔がサービスデーの使い方をアドバイス。 「東京しあわせクラブ」・・・凶悪な犯罪の関連グッズを見せ合ってレア度を評価するクラブ。身近な犯罪と向き合うことで、今自分のしあわせを感じる。ちょいホラー。 「あおぞら怪談」・・・先輩の家に手首だけの地縛霊るり子がいるという。ところがるり子は健気な良い娘(?)。ちょっと感動的なおもしろホラー。 「気合入門」・・・小学2年生。えらそうな兄ちゃんを見返そうと、気合でマッカチン(ザリガニ)を釣るが、マッカチンの凄まじい意気合に負け、教訓を得る。 「蒼い岸辺にて」・・・人生に望みを持たず自殺した女性が、三途の河で舟守に自分の未来を教えられる。未練復活生き返りたい!・・・。 どれも読んだ後ホッとなる良いお話しでした。東京しあわせクラブはドロいけど。 エッセイ嫌いなおれでもかなり楽しめた一冊!
Posted by