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米国医療崩壊の構図 の商品レビュー

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2018/01/04

まだ読みかけ。全般に医療分野に規制が多すぎて効率的でなく、消費者が必要な医療を得られないでいる、と主張。情報を公開して消費者が保険と医療を選べるようにした上で、保険給付を直接に消費者へ支給すべき。競争と起業家精神こそが米国の医療を破綻から救うのだ、と。 確かに非効率な部分はあると...

まだ読みかけ。全般に医療分野に規制が多すぎて効率的でなく、消費者が必要な医療を得られないでいる、と主張。情報を公開して消費者が保険と医療を選べるようにした上で、保険給付を直接に消費者へ支給すべき。競争と起業家精神こそが米国の医療を破綻から救うのだ、と。 確かに非効率な部分はあると思われる。が、根本は医療費が掛かりすぎる人とそうでない人の差をどうカバーするか、という全体の設計の問題。このような単純な議論ではないはず。 さらに踏み込むと、皆が医療費を減らしたくなるインセンティブを働かせられない限り、この問題は解決しない。本来は医療業界をゼロ化させる(総健康化させる)ことが真のイノベーションだと思うが、今の資本主義の経済で実現させる道はあるのだろうか?

Posted byブクログ