雪の断章 の商品レビュー
孤児の少女と、彼女を引き取り育てる心優しい青年との青春の日々。ある毒殺事件が彼らの生活に影を落とし始める。 かなりくどく、倫理観や性別感に違和感を感じていたらば40年前の本でした。そりゃ古いです。 かなりの、ワガママ強情娘なので手強いです。僕なら真っ平だなあ(;^_^Aでもチョ...
孤児の少女と、彼女を引き取り育てる心優しい青年との青春の日々。ある毒殺事件が彼らの生活に影を落とし始める。 かなりくどく、倫理観や性別感に違和感を感じていたらば40年前の本でした。そりゃ古いです。 かなりの、ワガママ強情娘なので手強いです。僕なら真っ平だなあ(;^_^Aでもチョット手がかかる位が好きな人達沢山いますよね。
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推理ものだが、ややファンタジーよりかもしれない。深い愛の物語なのか、孤児の成長物語か。数十年前の小説になるけども読みやすく、文章はとても美しくて引き込まれる。
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書店で面出しされていたので、借りてみた。 孤児、イジメ、古い女性感。 読み始めてすぐに違和感。 なかなか進まないので、調べてみると 1975年出版だった
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徹夜本と書かれていたけど、何日かかけて読んだ。 じんわり、しんみり。 哀しいけど、幸せでもある結末にほっとした。
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昔、映画を見て読んだ本でした。その時も思ってたんだけど古き良き時代の少女マンガなイメージです。懐かしく読みました。
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今だったら若い単身男性が血縁もない児童を養育するなんて許されないだろうなぁ。飛鳥ちゃん、現代のコじゃなくてよかったね~と思いながら読みました。 全体としては私の好みの雰囲気で読みやすかったんだけど、最後の『ベーゼ』という言葉でぶち壊しされた感じ。 なんでだろ。 ここは『口づけ』...
今だったら若い単身男性が血縁もない児童を養育するなんて許されないだろうなぁ。飛鳥ちゃん、現代のコじゃなくてよかったね~と思いながら読みました。 全体としては私の好みの雰囲気で読みやすかったんだけど、最後の『ベーゼ』という言葉でぶち壊しされた感じ。 なんでだろ。 ここは『口づけ』か『キス』としてほしかった・・。
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札幌が舞台なのも良かったけど、孤児の少女の心の葛藤と不器用さ、周りにいるひとたちの支え方、ちょびっとミステリー、美しい情景描写ですっかり引き込まれてしまいました。
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最後の遺書に涙が我慢できなかった。事件の真相を知りたくて読んでいたというよりも、主人公飛鳥の思いと周囲の飛鳥に対する思いや態度に、この先どうなってしまうのかと、一気に読まされた感じです。
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とにかく美しい本だった。 すっと自分の目の前に現れるような情景の描写と、飛鳥の気持ちが綺麗に絡み合っている。 タイトルにも入っていて、本編に何度も出てくる、雪というものが、こんなにも様々な表情を持つ小説ははじめてであった。 また、兎にも角にも言葉の使い方がひとつひとつ美しい。 ...
とにかく美しい本だった。 すっと自分の目の前に現れるような情景の描写と、飛鳥の気持ちが綺麗に絡み合っている。 タイトルにも入っていて、本編に何度も出てくる、雪というものが、こんなにも様々な表情を持つ小説ははじめてであった。 また、兎にも角にも言葉の使い方がひとつひとつ美しい。 人間のエゴや、暗い部分の表現でさえも美しいのだ。 佐々木丸美さんの作品はこれがはじめてであったが、他の作品もこのように美しいのだろうか。 ぜひ読んでみたいと感じる。 しかし内容的には、中々すっきりとはしない。殺人事件をわざわざ入れる必要はあったのか?孤児と、それを育てた親のすれ違いだけを描く恋愛小説でもよかったのではないか?史郎さんはなぜ自殺したのか?自殺する必要性は? など、納得行かない部分も多かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Twitterで流れてきたので購入。他の方も書いていたが設定に無理があるというか納得できないところがあるのと、飛鳥が犯人を知っていると奈津子に口走ったところがどうしてなのだろうと思ってしまった。 情景描写を心理描写にあわせるところは文学の常套なのだと言えばそうなのだが、いかんせん情景描写になると斜め読みしてしまう俺としてはただ厚い小説だった。 最後遺書で終わるところも意図が掴めず。
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