この世でいちばん大事な「カネ」の話 の商品レビュー

西原理恵子【著】

2020/07/27

著者が著者だけに読んでて説得力が半端ない。
偉大なる毎日かあさんに秘密の説法をしていただいてるようで、心地よく小言を聴いてるうちに読み終えた。
タッチは軽いけど、真に大事なお話をされてるので人の親、子供の教師は参考にされたし笑笑

2020/07/14

最下位による最下位の戦い方

欲を書いてる時点でもう負けだ

負けてもちゃんと笑っていること

負け方、退き方損したくないってばかり考えてるとずるくなる

いかにも正しそうなことの刷り込みがどれだけ事実に対して人の目をつぶらせ、人を無知にさせるのか

自分と違う境遇の人の立場や気持ちを想像することができない、想像力の欠如っていうのも「人を人でなくしてしまうもの」のひとつなのかもね

アルバイトと世界放浪は男の子の必修科目だからね！

親以外の外の世界で出会った大人から怒られたり叱られたりするのってすごく大事なこと
塩味と砂糖味みたいなものだよ
そういうしょっぱい思いを知っておくといいことだってちゃんと味わえるようになる

人の気持ちと金だけはあてにするな

貧困というものは治らない病気

グラミン銀行

自分から外に出て、手足を動かして、心で感じることを諦めないで。

2020/04/18

西原さんのように厳しい状態でなかったとしても、お金のことに関しては、子どものころから意識しておいた方がよいだろうなと思う。西原さんの予備校時代のアグレッシブさは見習うべきものがある。出会い頭にいきなりウソをつくという高知県人のノリは受けた。

2020/03/30

いやー、驚かされた、「西原理恵子」さんがこんなに凄い人だったとは！　マンガを目にすることはあったけれど、幼少時からの生き方、経験といい、高須院長との関係といい、もうドドドーンーーー！！！っと、どでかい、どぶとい一本の芯が身体を貫いている感じ。お見それいたしました〜。この本は私みたいな人間にもものすごく刺激になるし、出来れば、中高生の必読書として推薦したいなぁ。これを目にした中高生の人、ほんとぜひに

2020/02/29

お金の話というよりは、西原さんの自伝を「カネ」を軸として書いてある、という感じ。
貧乏、貧困に近づきたいとは思わないが、そうした経験があるからこそ物書きとしては読み応えのある話が書けるのだろう。
特に、最下位には最下位の戦い方がある、という話は面白かった。美大生のころに、エロ本などのアングラな世界で稼ぎの場を見つけて、それが結果的に活躍の場になるという話。
なんというか、転職の世界でよく言われる、その世界の中では下の方にいても、他の世界では頼られる存在になれる可能性がある、という話に通じる。鶏口牛後というかなんというか。でもそういう発想は行きていく上では間違いなく大事。

2019/07/21

実の父親は自殺、自分は学校と訴訟、最初の夫はアル中からガンで死去。

そんな経験を積んでいるサイバラさんが、子供たちに自分で働いてお金を稼ぐことの大切さを語り口調で綴った本。
絵は少ない。

人が人であることをやめないために人は働くんだ、
とか、
働くことが生きることなんだ、
と言ったリアルさが良いと思います。

働かない人側からキレイごとを述べた本はたくさんあるけれど、しっかり働いている側からの意見を述べた本って意外とない。
基本は働くわけだから、こういった本はいいですね。

2019/12/20

ともすれば思考停止になりがちなこのごろ。学生さんとか若い世代向けに書かれているシリーズもののようですが、大人にもズシンときます。

サイバラさんは、絵柄が苦手でなかなか近づけませんでした。ただこの方の生きざまは尊敬するというか、想像もつかないところもあり、今回少し触れることができて学びが多くありました。

いま、たとえば中学校や高校に通っている現役生の方には、実感としてはわからない話かもしれない。ある程度社会につかれた大人や、学生さんでも苦しさを抱えている人へのほうが、届きやすいかもしれない。
気持ちを忘れそうになったとき、また見返してみたら良さそうだなと思いました。

つかれたら、ちょっとやすもう。

2019/05/04

すごい！
筆者の体験談のすごさに圧倒！

ニートも仕事もまさに、カネですよね！

戦後の日本の貧困層の話や、外国のお話など、壮絶な内容に引き込まれました。

あまりのすごさに、逆に勇気をもらえた。

2019/04/12

カネの、人生の、生きざまの 問いかけの本。
ストンと色んな事が腑に落ちる西原マジックだった。
深いけど簡潔。

2019/05/02

画風によらず，酒・ギャンブル・水商売・FXと…たくましい人生を生きてきたんだと，自分のちょっとした問題なんて大したことないとつくづく感じる。