ツーアート の商品レビュー
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この人たち、どんだけすげぇんだってくらい 身も蓋もないことぶちまけちゃってくれてる。 「お前、才能ない。想像力もビジネスマインドも足りない。」みたいな。 で、どうする?みたいな。 もう少し、あきらめるのは先延ばしにさせてほしいな、とか思ったり。 わたしはもう少し、悪あがきをしてみたい。それでだめなら、それまでだ。 一番印象に残ったフレーズ。たけしさんのフレーズ。 アーティストは、ものを作るときにはちょっと「危険」なことをしなくちゃいけない。 というところから、 「自分自身が傷つくようなことが、ほんとうの「危険」であって、評論されて作品が傷つくっていうのは「危険」なことじゃない。あるいは、この作品を見た人がどう思うかなっていう心配もごく当たり前のことであって、「危険」なんかじゃない。」 という件。 そうだよなぁ。そうなんだよ。だんだんさ、居心地のよさだとか環境だとかを求めちゃって、角が丸くなってく。そういうの、すごく怖い。怖いのに、無意識に受け入れそうになってる自分がいる。 わかる範囲でそぎ落として生きたい。そしてもう少し、がんばりたい。
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村上隆はとても理論的。でも理想ももってる。それをロジックを重ねて表現できるのがすごい。 「芸術◯◯論」など他の著書と言ってることブレてない。 ビートたけしはおかしくておもしろい。みんなが憧れる高尚な芸術ではなくて、日常から一歩しか飛び出ていない、限りなく日常の延長に近いところを...
村上隆はとても理論的。でも理想ももってる。それをロジックを重ねて表現できるのがすごい。 「芸術◯◯論」など他の著書と言ってることブレてない。 ビートたけしはおかしくておもしろい。みんなが憧れる高尚な芸術ではなくて、日常から一歩しか飛び出ていない、限りなく日常の延長に近いところを切りとったりおもしろく作っちゃったりする。けれどみんなができることじゃないこと。
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村上が理屈っぽい。でもいろんな本と主張があんまり変わってないのがすごい。一貫してるね。 たけしはすげー頭いい。びびった。また映画見よう。 そして文庫は軽くて読みやすい。
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二人のアート価値観に触れられる一冊です。現代アート、日本のアート市場について語ってます。さくっと読めます。
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ビートたけしさんと村上隆さんの対談。 二人とも考え方が正反対なぐらい全然違っているのか、 二人の意見がまとまっているのかいないのやら、分からなかったです。 ほーっとなるところがいっぱいありました。 ビートたけしさんは、自然体でありのまま。 村上隆さんはすっごい考えていて、理論が...
ビートたけしさんと村上隆さんの対談。 二人とも考え方が正反対なぐらい全然違っているのか、 二人の意見がまとまっているのかいないのやら、分からなかったです。 ほーっとなるところがいっぱいありました。 ビートたけしさんは、自然体でありのまま。 村上隆さんはすっごい考えていて、理論がすごいんだなと思いました。 私はビートたけしさんの方が好きでした。
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たけしさんという人の感性に嫉妬します。 アートとは、言葉だけが先走っていますが、ふと目をやると 日常のいたるところにあふれています。 堅苦しくなく、読むことができます。
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