なぜ戦争はよくないか の商品レビュー
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ストレートに、感情よりも理性に訴えかけてくる感じがしました。 読んで、聞いた子たちがどう思うか、は気になります。
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ビジュアルで示す絵本。 翻訳だから、元の言葉のニュアンスがどのようなものかは分らない。 長田さんの翻訳がそれを正確に捉えているのかもわからない。 読者にどれだけ伝わるだろうかというのも難しい。 でもビジュアルだけでその「よくなさ」は伝わってくるように思う。 イメージ先行のそれが良...
ビジュアルで示す絵本。 翻訳だから、元の言葉のニュアンスがどのようなものかは分らない。 長田さんの翻訳がそれを正確に捉えているのかもわからない。 読者にどれだけ伝わるだろうかというのも難しい。 でもビジュアルだけでその「よくなさ」は伝わってくるように思う。 イメージ先行のそれが良いことかどうかはまた別の話だけれど。
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〝「戦争」は、とてつもない大喰い。 戦争が食べないものが何かある? 戦争は酷い味がする。 人の体を蝕む。 異臭や思いもよらない副作用のことなど、戦争は決して考えないのよ... 戦争は、子育て中の母親たちの処にもやって来るの。 戦争は何も見ようとしない。 ミルクの大切さを。何より人...
〝「戦争」は、とてつもない大喰い。 戦争が食べないものが何かある? 戦争は酷い味がする。 人の体を蝕む。 異臭や思いもよらない副作用のことなど、戦争は決して考えないのよ... 戦争は、子育て中の母親たちの処にもやって来るの。 戦争は何も見ようとしない。 ミルクの大切さを。何より人間の大切さを見つめることができないよ、戦争は! 〟・・・『カラ-パ-プル』でピュ-リッァ-賞を受賞したアリス・ウォ-カ-が、子どもたちに伝えたかった戦争の醜さ。(Why War Is Never a Good Idea)
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アリス ウォーカー (著), ステファーノ ヴィタール (イラスト), Alice Walker (原著), Stefano Vitale (原著), 長田 弘 (翻訳)
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2001年9月11日のテロ攻撃に対して、アメリカが報復した現実に衝撃を受けた、「アリス・ウォーカー」の思いが詰まった絵本。 子ども向けの、直接的でない優しい文体と、様々な見せ方や表現方法を使い、興味を持たせる絵柄で、戦争の恐ろしさを教えてくれているが、時折、大人が読んでも考えさ...
2001年9月11日のテロ攻撃に対して、アメリカが報復した現実に衝撃を受けた、「アリス・ウォーカー」の思いが詰まった絵本。 子ども向けの、直接的でない優しい文体と、様々な見せ方や表現方法を使い、興味を持たせる絵柄で、戦争の恐ろしさを教えてくれているが、時折、大人が読んでも考えさせられる描写もありました。 特に、戦争は自分の考えは持っていても、自分の襲おうとしているのが誰なのかを知ろうとしないことや、戦争はたくさん経験を積んでも、すこしも賢くならず、自分のものじゃない、どんなものも平気で破壊してしまうこと等、明らかにやり方を誤っていることに気づいていない様には、悲しみしか湧き起こらない。 他の作品でも同じ思いを抱きましたが、普段通りの、当たり前の生活をしている人の人生を無条件に終わらせようとしていることが、どれだけ理不尽で愚かな行為なのかを考えてほしいし、自分の家族がそうされたから仕返しでやったのなら、尚更、その悲しみ、辛さは分かるのではありませんか、と。 人間だけでなく、自然環境や動植物への影響もそうですし、本当に戦争のメリットって、何なのでしょう?
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戦争を擬人化して表現している。 原著だともう少し分かりやすいのか・・ 訳者が良くないわけではなく、日本語だからわかりづらいところがある気がします。 子どもが読むと、ただただ戦争が怖いということは分かっても、戦争の本質が わからず戦争を天災のようにとらえてしまうかもしれない。 ...
戦争を擬人化して表現している。 原著だともう少し分かりやすいのか・・ 訳者が良くないわけではなく、日本語だからわかりづらいところがある気がします。 子どもが読むと、ただただ戦争が怖いということは分かっても、戦争の本質が わからず戦争を天災のようにとらえてしまうかもしれない。 戦争がなんたるかということを理解している人が、 戦争を始めることとは無関係な人たちへの戦争が及ぼす具体的な 影響を深く考えるには良いと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アリス・ウォーカーが好きなので買いました。 子どもには少し怖すぎるような気がして、もう少し大きくなってから読んであげようと思って隠しています。小学校高学年かな? なぜ戦争がよくないのか、シンプルに訴えかけてきます。
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タイトルからもわかるように、文章は直接的でシンプルだが、内容は哲学的。情緒に訴えかける力強い絵柄。最初は穏やかで色彩に溢れた情景が、だんだんと醜く戦争の色に染まって行くのが恐ろしい。
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息子が図書館で選んだ本。 見るからに暗そうな装丁。 戦争を擬人化した語り口で、淡々とその悲惨さを述べていく。 余韻を残し、オープンエンドな感じで終わる。 3歳児には理解不能まちがいなし。。
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