クラッシュ の商品レビュー
ねばっこい、しかもたたみ込むような記述が身上のこの著者にして、 阪神淡路大震災でのエピソードをさらりと書いている部分がある。 坦々と表現されたその文章に、胸の底から熱いものがこみ上げてくる。 この章は、通勤途上でなく家で読むべきだった、と反省している。
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「東電OL殺人事件」などのノンフィクション作家:佐野眞一氏の本。 ここ10年くらいの間に起こった天災や人災のルポルタージュである。 いずれも日本及び世界を震撼させた事故事件であり、佐野氏の取材した内容は実に興味深い。 そして、これがノンフィクションだということに「いつ自分の身近...
「東電OL殺人事件」などのノンフィクション作家:佐野眞一氏の本。 ここ10年くらいの間に起こった天災や人災のルポルタージュである。 いずれも日本及び世界を震撼させた事故事件であり、佐野氏の取材した内容は実に興味深い。 そして、これがノンフィクションだということに「いつ自分の身近にも・・」と思え、緊張して読んだ。 だんだんと時とともに風化していく一般人の記憶・・ しかし大事な人を失った被害者の遺族の方々の後悔や悲しみは消えることはないのだろう。 「明日は我が身」・・イヤな言葉だけど、そうならないことを願っているオレは単なる小市民です。
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読み途中。あと、原子力発電所事故のが残ってる。ある事件と現代社会の問題とをつなげていくことが、仕事ではあるのだけど、なんだか納得いかないようにずっと思ってた。この本を読んでても、なんだかもやもやする。
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