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螺鈿迷宮(下) の商品レビュー

3.7

172件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    61

  4. 2つ

    8

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2013/02/09

わたしの 初海棠ワールドは、この小説だった。 「桜宮サーガ」の語源はこの小説にあるので、ある意味それも過ちではなかったかも。 終末期医療を扱うものの、ややホラーぽい味になっている。“氷姫”こと姫宮の登場は面白い。

Posted byブクログ

2013/02/02

上巻よりはハラハラするシーンが多かったです。 でもやっぱり私にはどうも難しいです。 大筋はなんとなく分かったんだけど、碧翠院桜宮病院のシステムとかに関しては、よく分かってないとこも多いです。 あと、ちょっと現実離れしてるとこが多いかなって思いました。 同時にこんなことが現実にあっ...

上巻よりはハラハラするシーンが多かったです。 でもやっぱり私にはどうも難しいです。 大筋はなんとなく分かったんだけど、碧翠院桜宮病院のシステムとかに関しては、よく分かってないとこも多いです。 あと、ちょっと現実離れしてるとこが多いかなって思いました。 同時にこんなことが現実にあったら恐ろしいとも思いましたけど。 終末期医療に関してはいろいろ考えさせられることがありました。 巌雄とかの考え方でその通りだなって思ったとこもあります。 それはやりすぎって思ったとこもあるけど。 それにしてもラスト1ページがなんか恐ろしかったです。 あれは結局どういうことなんでしょう??

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2013/01/16

落ちこぼれ医学生の天馬大吉が主人公。 碧翠院桜宮病院に潜入して内偵する前半は かなり面白かったが、後半はやや無理ある展開。 現実の終末期医療はこれからも問題が続出しそう。

Posted byブクログ

2012/12/30

―――医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。 東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。 「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」。この病院は、終末医療の先端施設として注目を集めていた。 だが、経営者一族には黒い噂が絶え...

―――医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。 東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。 「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」。この病院は、終末医療の先端施設として注目を集めていた。 だが、経営者一族には黒い噂が絶えなかったのだ。 やがて、看護ボランティアとして潜入した天馬の前で、患者が次々と不自然な死を遂げた! 彼らは本当に病死か、それとも…。 超おひさしぶりです 大谷に6月とかに借りてたもんをやっと読めた やっぱりこの人のロジカルな文章の書き方は好きやなぁ それぞれに持つテーマの異なる海堂作品やけど今回は「終末期医療」 現代医療として避けては通れないテーマやけど やっぱり全体の作風としては暗いかな 面白いけどスッキリする小説ではない "スパゲッティ・シンドローム"が人間の最後の姿であるべきなのか 作中の 「死にたいやつを死なせるのは善行」 ていうセリフが胸に響きました。

Posted byブクログ

2012/12/15

バチスタシリーズ番外編で、白鳥&姫宮コンビが出てきます。 非常にサラッと読めます。 終末期医療と言う重いテーマを、海堂さんの特徴である軽めのタッチで 描いているので、考えさせられるけど読後感は悪くないです。 ミステリィが読みたいけど、軽めのものが・・・と言う方にはオスス...

バチスタシリーズ番外編で、白鳥&姫宮コンビが出てきます。 非常にサラッと読めます。 終末期医療と言う重いテーマを、海堂さんの特徴である軽めのタッチで 描いているので、考えさせられるけど読後感は悪くないです。 ミステリィが読みたいけど、軽めのものが・・・と言う方にはオススメ。 できれば、バチスタシリーズも読んでおいた方が良いです。

Posted byブクログ

2012/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この作者の作品はなかなか読みごたえがあるし、読みやすいと思う。 単行本で読了。 バチスタシリーズのいわゆる「外伝」に当たる作品。 時系列的にはナイチンゲールと同時期くらいなのだろうか? 作中の表現より、多分、バチスタ→ナイチンゲール→螺鈿(当作品)と読むのが正答かと思う。 私はバチスタは読んだことがあるが、ナイチンゲールはまだないのでちょっともったいないなぁと思った。 バチスタで「使えない部下」として名前が出てきていた姫宮の登場シーンは「なるほど」と思わせるほどだった。 (でも桜宮と名前がかぶって紛らわしい……) Wikipediaを見ると、葉子も名前が出てきていたらしいけど、全然覚えてないなぁ。 そして、当作品の主人公である天馬はこの後の作品で出てくるのかな? もちろん、バチスタを知らなくても十分楽しめる作品。

Posted byブクログ

2012/11/07

いったい白鳥はこの時期、どんだけ忙しかったのか。 と驚く話。 伏線がわかりやすくて、伏線にならず。 どうでもいいが、姫宮が南海キャンディーズのしずちゃんでしか再生されない。

Posted byブクログ

2012/11/07

これで、ナイチンゲールが繋がった。 この世界観はとても新鮮で楽しいが、一気読みすると細かい設定思い出しながらになるから大変。

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2012/10/25

何といっても結末が暗いです。 暗いというか、読んだ後考えさせられるというか… しっとりとした気分になりました。

Posted byブクログ

2012/10/09

最後のページに鳥肌が立ちました。これで因縁は始まっていきアリアドネで片鱗を見せるところに繋がっていくと思うとどこまで繋げていくんだろうと作者の意図がそらおそろしいです。

Posted byブクログ