螺鈿迷宮(下) の商品レビュー

海堂尊【著】

2013/10/03

予想以上に面白かったです。　ああ、そうやって繋がっていくのね、という驚きと、因果応報というには切ない事実。
終末医療についても考えさせられました。　自然な生死ということを望むと“医療”が果たして自然なとよべるのかどうか、考えれば考えるほど答えがだせないテーマかもしれません。

2013/07/30

バチスタシリーズの東城医大に関係する桜宮病院での話。
白鳥さんが出てきたり、ちょっぴり田口先生が出てきたりで、
馴染み深さをおぼえつつも、引き込まれなかった。残念。

2013/07/28

※上巻にまとめて書いています
http://booklog.jp/users/sayakash35/archives/1/4043909012

2013/06/01

巌雄先生の圧倒的な存在感の前にあの白鳥が子ども扱いされ、完敗するほど、桜宮の光と闇は深いものでした。小百合やすみれの考えた人の終末の在り方は決して看過されるべきものではありませんが、巌雄先生からそれを託された天馬はどんな医者になるのでしょうか。それにしても、驚愕のラストシーンに続きが気になります。

2013/05/26

碧翠院桜宮病院は終末医療の最先端として活動している．麻雀の負けでこの病院の闇の部分を探ることになった天馬大吉．大吉はあっという間に患者になってしまい、どじな看護師の姫宮から多くの傷を負わされる．対抗施設として東城大学医学部附属病院があり、そこの皮膚科の医者として白鳥が桜宮病院に潜入する．様々な人物が登場するが、桜宮病院の巖雄院長の存在感が大きい．事件の発端となった立花善次と大吉の接点が最後で明らかになるが、善次の生い立ちも複雑だ．

2013/04/04

途中からだんだん面白くなってきた。病死意外にも自殺願望者を募って入院させていた。そして、その日にちが来ると突然死をとげる。そして白鳥の部下、「氷姫」がついに登場する。「チームバチスタ」から名前だけは出てきたのだが、登場することはなく、どういう人なのか解らなかったが、美人でおっちょこちょいだが、知的さを備えてるという、素敵な女性でした。最終的に、問題のあった碧翠院は院長自ら死を選び解体してしまいます...

2013/03/12

なかなか重々しく深刻な内容だった。　　
そして敵が圧倒的に強かった。　　　
碧翠院桜宮病院がやっていたことは、やはり現代の医療制度が抱える重大な問題なのだろうと思う。　　
桜宮一族は怖いです。　感情論としては分からなくもないですけど……。　　　
天馬大吉くんはなかなか波乱万丈な人生を送っていますね……。　
踏ん張って生き抜いて欲しいです。

2013/03/12

何故か下巻だけ買って帰ってしまい
情けない思いをしました。。

海堂氏もの凄い執筆ペースゆえ
早め早めの文庫化を希望。

2013/03/12

医療問題を取り上げることに重心が寄りすぎてて、ストーリーが物足りない。待望の姫宮を登場させることで、バランスをとろうとした印象。どうしてもバチスタの完成度と比べてしまいます。

2013/03/10

　後半がやや概念的というか……うーん。文章はうまいけど読み返すとあらが目立つ感じ。ドラマティックすぎるというべきか。も少し泥臭くあってほしいと思うのはたぶん好み。

　天馬君がすごすぎるだろ。