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地球の静止する日 の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2019/01/17

何度か映画化されたハリー・ベイツの表題作(「来訪者」、「主人への告別」という別のタイトルもあり)を軸に、ややマイナーなSF短編を独自に集めたアンソロジー。 突如飛来した宇宙船から、人間のような「クラートゥ」と名乗る宇宙人と、緑色の金属でできたロボットが地球に降り立った。クラート...

何度か映画化されたハリー・ベイツの表題作(「来訪者」、「主人への告別」という別のタイトルもあり)を軸に、ややマイナーなSF短編を独自に集めたアンソロジー。 突如飛来した宇宙船から、人間のような「クラートゥ」と名乗る宇宙人と、緑色の金属でできたロボットが地球に降り立った。クラートゥが喋ろうとした途端、狙撃者によって殺害されてしまい、ロボットは動かなくなった。そのまま博物館に展示された動かぬはずのロボットは、夜な夜な謎の行動を取るが、その目的とは。 表題作に関しては、キアヌ・リーブス主演の2008年の映画「地球"が"静止する日」とは全く別物で、そもそも1951年の古い版ともストーリーは異なるらしい。コアとなるテクノロジーに時代を感じざるをえないが、動機の部分は非常に新鮮である。 また、他の収録作品についても、長期間の宇宙の旅において、なぜか事件が多発するとか、本を読みたくて読みたくて仕方がないのに読めないなど、テーマも一捻りある。さらに、ネックとなるトリックが時間を飛び越えたり、人物が複製されたりとわかりやすいのも良い。 解説にあるように、様々なドラマや映画に作品そのものやモチーフが用いられているため、古い作品群なのに古臭く感じない。 そういえば、ロバート・ブロック「トワイライトゾーン」を昔何度も読んだっけな。実家にあるはずだ。あれも角川文庫だった。 なお、創元版「地球の静止する日(アンソロジー)」も所有しているので、近いうちに読みたい。ついでに、本作においては多くのレビュー者が書いているとおり、「解説」が非常に重要な役割を占める。単行本版(が有ったかどうか知らぬが)や電子書籍版で解説がないのであれば、文庫版を探すことを強くおすすめする。

Posted byブクログ

2015/08/11

「地球の静止する日」映画原作。SF。地球に宇宙人が降り立ち人類存亡を判断する?!  http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-08-09

Posted byブクログ

2013/04/23

課題本読了。 かなり前に課題本でいくつか読んでいた。 異星獣を追え!と闘技場がやっぱり面白い。 新規に読んだ中ではアンテオン遊星への道が一番好きかな。 表題作の評価は微妙。 異性獣は転換がやや唐突だけど落ちが好み。 闘技場は、この手探り感がいいね。

Posted byブクログ

2010/01/18

こちらに書きました。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2009-01-20

Posted byブクログ

2014/09/18

地球の静止する日:どこらへんが映画化するほど面白い話なのかさっぱり理解出来ない。デスレース:チープを具現化したような話。廃墟:奇妙な話。幻の砂丘:ライトな時空旅行ファンタジー。アンテオン遊星への道:唯一まともにSFしてる話。異星獣を追え!:何となく予想ついてた話の展開から、ひっく...

地球の静止する日:どこらへんが映画化するほど面白い話なのかさっぱり理解出来ない。デスレース:チープを具現化したような話。廃墟:奇妙な話。幻の砂丘:ライトな時空旅行ファンタジー。アンテオン遊星への道:唯一まともにSFしてる話。異星獣を追え!:何となく予想ついてた話の展開から、ひっくり返されるオチ。見えざる敵:タイトル的にJAM的な敵か概念的な敵かと思ったら違うな。38世紀から来た男:別に面白くはない/古いSF映画の原作ってのは結局面白いモンじゃないのかね

Posted byブクログ