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スヌープ! の商品レビュー

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2018/10/12

その人の部屋を見ることで、その人がどんな人かを覗き見(SNOOP)する研究がある。それが、この本に書かれている。 複合的な要因なので、「これを持っている人はこういう人!」という断定はできない話ではあるが、興味深い研究ではある。 「この科学が成功を・・・」と同じニオイがするので読...

その人の部屋を見ることで、その人がどんな人かを覗き見(SNOOP)する研究がある。それが、この本に書かれている。 複合的な要因なので、「これを持っている人はこういう人!」という断定はできない話ではあるが、興味深い研究ではある。 「この科学が成功を・・・」と同じニオイがするので読み始めたが、案の定、訳者あとがきに、同著の作者のコメントが出てきていた。 ビッグファイブについても、詳しく説明されていて、ためになった。この考え方は、あくまで、5項目の程度問題であって、人を分類するものではない、ということがわかった。 [more] (目次) はじめに きっかけはテレビ番組の企画だった 第1章 部屋に残される三種類の手がかり 第2章 ビッグ・ファイブの特性を知る 第3章 人を深く知るということ 第4章 スヌープは裏づけで決まる 第5章 心理学の研究が解明してきたこと 第6章 スペースを変えて印象を操作できるか 第7章 ステレオタイプとうまく付き合う 第8章 知りたい特性によって見る部分を変えよう 第9章 五つの知恵を身につける 第10章 さあ実践だ 第11章 パーソナリティをもとに家をつくる試み

Posted byブクログ

2013/06/24

占いの本ではありません。タイトルの雰囲気のせいか心理系の軽め読み物のように見えるが、アメリカ本国では割りと評価されているパーソナリティ心理学の本。専門用語は少なく学術書ではないので読みやすい。 人のいない部屋の写真を見て、洗面所、本棚、レシートなどの痕跡から、その部屋の住人がどう...

占いの本ではありません。タイトルの雰囲気のせいか心理系の軽め読み物のように見えるが、アメリカ本国では割りと評価されているパーソナリティ心理学の本。専門用語は少なく学術書ではないので読みやすい。 人のいない部屋の写真を見て、洗面所、本棚、レシートなどの痕跡から、その部屋の住人がどういう属性の人物かを判断する。ハイヒールがあるからといって女性の部屋とはかぎらない、GFが置いていったものかもしれない。ハウスのCDが置いてあればゲイの可能性が高いだろうか。ベストセラーが本棚にあるからといって平凡な人とは限らない、テレビの仕事で著者にインタビューするために必要な資料かもしれない。この本での事例は常に「部屋」、もしくは職場のデスク周りであるため、ある程度のパターンに慣れると判断もしやすい。 この本とは関係ないけれど、都築響一の『TOKYO STYLE』という楽しい写真集がある。住人が写っていない東京の部屋の写真が延々と掲載されており、その住人のイメージを彷彿させるエピソードが添えてあって、お気に入りの一冊だった。その感覚を思い出した。 部屋じゃなくても、普段わたしたちはその人とその周辺から多くの情報を得ている。オフィスの環境、着ている服、文化によっては握手の感触など。経験が増えれば判断材料も比例するだろう。 後半には片付けられない人の部屋の事例が出てきて、もしかすると掃除のモチベーションをあげるためにこの本を読む人もいるのかもしれない。ゴミをあさればその人の全てが見える。部屋の掃除もしたくなる。心理学にちょこっと興味がある程度の人には読みやすい本。

Posted byブクログ

2009/10/24

パーソナリティを反映した行動痕跡と行動痕跡からのパーソナリティ判断に関する本。ゴスリングの研究はその設定場面からキワモノのように見えるが、パーソナリティ研究における諸問題を的確におさえてある。なので、パーソナリティ心理学、社会心理学の基礎知識があるとよりおもしろい。

Posted byブクログ

2009/10/07

導入部分は面白かったのに。途中からフツーの心理学ぽくなって退屈したせいか後半読む気失せて斜め読みどころか飛ばし読みしちゃった。やっぱただのスヌーパーじゃなくて学者だったんだな。

Posted byブクログ