めづめづ和文化研究所 京都 コミックエッセイ の商品レビュー
大河ドラマで蘭奢待を取り上げてたこともあり、香道パートを興味深く読んだ。コロナ禍での体験会はむずかしいのが残念。
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『ダーリンは外国人』の作者(夫婦)が、京都で「伝統文化」を体験した様子やそこで学んだこと、そこでの体験を通して考えたことなどをまとめた本です。 トニーも左多里(さおり)も、一つ一つの体験に真摯に取り組んでおり、それぞれの「文化」のもつ歴史やしきたりについても丁寧に解説されています...
『ダーリンは外国人』の作者(夫婦)が、京都で「伝統文化」を体験した様子やそこで学んだこと、そこでの体験を通して考えたことなどをまとめた本です。 トニーも左多里(さおり)も、一つ一つの体験に真摯に取り組んでおり、それぞれの「文化」のもつ歴史やしきたりについても丁寧に解説されています。 とかく「お高く留まっている」と感じられることの多い京都の伝統芸能ですが、やはり古来から続いているには理由があるのだ、ということを改めて感じさせられました。 個人的には弓道について取り上げられていること、そして弓道についてトニーがコラムを書いてくれていること、その内容が弓道人として共感できたことがとても印象的でしたし好感が持てました。 他にも日本史の授業で習った『蒔絵」や「象嵌」という工芸方法についてもその違いや特徴を(左多里の描いた)イラストを活用しながら紹介しているので、少し古い作品(2008年出版)ではありますが、学校行事で京都を訪れる際などの事前学習にも活用できるのでは、と思いました。 ※筆者の体験と同じ店や施設を訪れることが可能とは限りませんが、雰囲気を感じたり、似たような施設を捜す際の参考にしたりすることはできると思います。
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またもや、小栗左多里。 電車通勤を久し振りにしているので、本を読む事が多くなったな。 京都の文化を体験するレポエッセイマンガ。 雅楽と、枯山水はやってみたいな。 しかし、この家族、世界や日本各地と飛び回て大変だね。 相変わらずの読みやすさでした。
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日本の職人の方々の話を間接的に聞いているようで面白かった。こういう体験型のツアーに参加してみたいし、外国人にもいいプログラムになると思う
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さおりとトニーが日本の文化、主に京都で接することのできるものを愛でる様を描いたエッセイ。 コミックもたっぷりめ、トニーのコラムもあり。 コミック、たっぷりめ…が、字が多い。 内容は、ふたりが茶道や華道に挑戦したり、伝統工芸である扇子や和菓子を作ってみたり。 思わず、「やってみたい」という気持ちが何よりうずうず。 巻末に京都体験地図も掲載。 費用的なことは書いていないので、要確認。 HPがあるお店や会社は各章ごとにある連絡先の中にアドレスも載せてあるので、気になるものはそちらをチェックせよということかな。 日本文化、普段かしこまってふれることはないけれど、自然にめでることができる気持ちは持っていたいなと思う。
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伝統の作法、お寺と町家、京のくらし…。さおりとトニーが、いにしえの都で学んだ「和のココロ」とは? 日本の歴史と伝統、そして今の姿がわかる、知的好奇心を満たす一冊。 京都に行きたくなった。 いつも食べ物ばかりだから,伝統とかに・・・。
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トニー達がこと京都の文化に触れて、その文化を面白く紹介してくれます。京都大好きな自分にとっては興味深い本。 海外の文化にも興味があるが、やっぱり日本の奥床しい文化も素晴らしい。
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『ダーリンは外国人』著者による、和文化体験コミックエッセイ。 “底なしのニッポンを底ぬけに楽しもう!さおりとトニーが、いにしえの都で学んだ「和のココロ」とは?知らなかった歴史と伝統、そして今の姿がわかる知的好奇心本。”―内容紹介より。 【第一章 伝統の作法・たしなみ】...
『ダーリンは外国人』著者による、和文化体験コミックエッセイ。 “底なしのニッポンを底ぬけに楽しもう!さおりとトニーが、いにしえの都で学んだ「和のココロ」とは?知らなかった歴史と伝統、そして今の姿がわかる知的好奇心本。”―内容紹介より。 【第一章 伝統の作法・たしなみ】 ◇香道(香りで遊ぶ・香道とは) トニーのコラム「香りの聞き分け」 ◇茶道(お茶を一服・茶道とは) トニーのコラム「茶の湯、どう言う」 ◇華道(花を生ける・華道とは) トニーのコラム「野に行って野に従え」 ◇弓道(弓を引く・弓道とは) トニーのコラム「的と弓と矢と」 足湯 煎茶のおいしい淹れ方 骨董品鑑定 トニーのコラム「ぶぶ漬けちょうだい!」 曲水の宴を川床で 【第ニ章 お寺・神社と町屋】 ◇枯山水 トニーのコラム「庭は正しく」 ◇宮大工の技 トニーのコラム「今を生きる宮大工」 ◇精進料理(生命をいただく・精進料理とは) ◇雅楽(雅な音・雅楽とは) トニーのコラム「古代が聴こえてくる音色」 おみくじ 日本語の過去への旅 蛇口からお茶 町屋 トニーのコラム「外も中も京都」 【第三章 伝統工芸と京のくらし】 ◇扇子(扇子作り・京扇子とは) トニーのコラム「♪あおげば涼し」 ◇友禅(摺込友禅・京友禅とは) ◇蒔絵(蒔絵とは) ◇象嵌(象嵌とは) ◇和菓子(和菓子作り・京菓子とは) 着物で人力車 トニーのコラム「唄って迷わず」 投扇興 針 岡崎桜回廊十石舟 風呂敷 おかめ伝説 お寺の屋根 さおり&トニーの和文化体験。 イラストエッセイ部分は、ビジュアルで解説されてるからコミカルでわかりやすいし、外国人の観点から書かれたトニーのコラム部分も興味深い。各文化について、英文で解説が付いてるのも◎。 茶道、弓道、精進料理等、経験してみたものもあったけど、改めてその文化の歴史や雑学を知ることができましたわ。 個人的には、枯山水、宮大工、友禅、蒔絵にトライしてみたい。 正直、この作者の絵柄はあまり好みではないんだけれど、内容が面白くて、いつも手にとってしまうんだよね。…トニーのキャラクターによるところも大きい気がしますが。 ちなみに、タイトルの“めづ”は「めずらしい」の“めづ”。「めでたい」の語源で、「感動する・賞賛する」の意。“愛づ”と書き、愛するという意味合いもあるそうです。 一部、「京都じゃなくても体験できたのでは…?」と思われるネタもありましたが、読んでいて、知的好奇心が満たされる一冊です。
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茶道、華道はもちろん、香道や枯山水など、どんな風に楽しむものなのか想像できないものもイラストメインで体験談を書いてくれているので、 分かりやすくてサクサク読みやすかったです。 また、トニーさんから見た感覚(茶道を英語ではtea ceremonyと説明するが、おもてなしの心がこの...
茶道、華道はもちろん、香道や枯山水など、どんな風に楽しむものなのか想像できないものもイラストメインで体験談を書いてくれているので、 分かりやすくてサクサク読みやすかったです。 また、トニーさんから見た感覚(茶道を英語ではtea ceremonyと説明するが、おもてなしの心がこの言い方では表現出来ていない。など)も後ろにあり、文化の狭間を見るようで面白かった。
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和のおけいこ事や、和の楽しみごとをふたりで体験している。日本人でもなかなか体験することってないので、へえって感じ。 京都の寺の白砂の庭の手入れ、これ、私も一度でいいからやってみたいな。
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