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凍りのくじら の商品レビュー

4.1

1589件のお客様レビュー

  1. 5つ

    579

  2. 4つ

    583

  3. 3つ

    249

  4. 2つ

    57

  5. 1つ

    9

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2024/07/16

ドラえもん好きには読んでてとても楽しかった!登場人物一人一人につくS.F.(少しなんとか)が記憶に残り、読み終わったあと、自分もやってみたくなる。 読み切ってから初めて分かる最初の主人公の言葉や、ちょくちょくでてくるドラえもんのストーリーやひみつ道具。あ、これ知ってる!となるのも...

ドラえもん好きには読んでてとても楽しかった!登場人物一人一人につくS.F.(少しなんとか)が記憶に残り、読み終わったあと、自分もやってみたくなる。 読み切ってから初めて分かる最初の主人公の言葉や、ちょくちょくでてくるドラえもんのストーリーやひみつ道具。あ、これ知ってる!となるのも好きなとこばかり。主人公に共感できるとこもあってお気に入りの本。

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2024/07/06

読み終わって、そういえば私はA先生派だったことに思い至りました。それはさておき、なんだろう。読んでいてすごくイライラしました。それが冷めた空気の読める一般的な女子高生なんだったらもはやしょうがないけれど、結局ワカオと同類にしか思えませんでした。おんなじ道を辿ってくれよ、マジで。

Posted byブクログ

2024/07/06

主人公の理帆子が「S(少し)F(不在)」で、周りの友達や元カレより少し高いところから一歩引いて眺めている理性的な感じが、少し共感できて、特に序盤サクサク読み進めてしまった。

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2024/07/05

辻村さんらしい あたたかくて優しいミステリー。 登場人物の弱さと強さが混在している心の機微が 丁寧に描かれていました。 涙が止まらなくて ああ家族を大切にしたい 娘や息子や母や夫に心を馳せられました。 わたしもドラえもんがだいすきなので また読み返してみようかな。

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2024/07/03

ヤングケアラーの話しで、自分もそうであったから主人公の気持ちが何だか分かる(自分の時はそんな便利な言葉はなかったが)。 複雑な家庭環境や、自分が置かれている状況を友達にも話したくないし。 無意味に夜遊びして、その辛い現実から目を背けようとする。 それが更なる悪い結果を生む。 ...

ヤングケアラーの話しで、自分もそうであったから主人公の気持ちが何だか分かる(自分の時はそんな便利な言葉はなかったが)。 複雑な家庭環境や、自分が置かれている状況を友達にも話したくないし。 無意味に夜遊びして、その辛い現実から目を背けようとする。 それが更なる悪い結果を生む。 読み進めながら、過去の自分を振り返り、辛くもなる。 そして、今の家族を大切にしようと思う。

Posted byブクログ

2024/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読むのは2回目。ラストが分かっていても泣いてしまった。主人公の冷静で少し周りの人間を見下しているような性格と若尾のかけあいがとてもよかった。2人でドラえもんについて話すところ、すごく好き。若尾が大量のお菓子を送ってきたところ、ゾッとした。若尾の回は何が起こるのかハラハラで1文1文しっかり読むようにした。 最後の怒涛の伏線回収がすごい。ページ数が多いのにあそこのことか!とすぐに思い出せるくらいに読みやすいし、内容が濃い。とても大事な1冊。

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2024/06/27

前半スラスラ読めて面白かった。後半どんな伏線回収が待っているか期待し過ぎていたところがあったので、全てを回収されないまま終わってしまった感はある。 ただこんなにもドラえもん要素が入った小説は他にないくて面白かった。小さい頃見ていたドラえもんの話を思い出してあーこの道具懐かしいなと...

前半スラスラ読めて面白かった。後半どんな伏線回収が待っているか期待し過ぎていたところがあったので、全てを回収されないまま終わってしまった感はある。 ただこんなにもドラえもん要素が入った小説は他にないくて面白かった。小さい頃見ていたドラえもんの話を思い出してあーこの道具懐かしいなと感じた。 りほこ含め登場人物ひとりひとりの人間性を細かく表現していて、若尾の描写は恐さを感じた。 いくやが出てきて最後のシーンまで、52ヘルツのクジラたちに似てると思った。

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2024/06/22

藤子F不二雄先生のドラえもんと、SF(sukoshi fushigi) をメインテーマとした作品。 前半日常パートはゆっくりと読めたが、後半の怒涛の展開には止まらなく一気読みしてしまった。 章ごとにドラえもんのひみつ道具のタイトルがつきその意味が回収されてゆく流れだが、畳み掛ける...

藤子F不二雄先生のドラえもんと、SF(sukoshi fushigi) をメインテーマとした作品。 前半日常パートはゆっくりと読めたが、後半の怒涛の展開には止まらなく一気読みしてしまった。 章ごとにドラえもんのひみつ道具のタイトルがつきその意味が回収されてゆく流れだが、畳み掛ける流れでの最終章のタイトルにはなるほどやられました。 読了後直ぐに読み返したくなる。 辻村ワールドすごろくの流れで辿り着いたが、今作を読んだ後、スロウハイツも読み返し必須。できればこちらを先に読みたかった。それだけ主人公芦沢理帆子の魅力で今作は溢れる。 傑作です。この物語の流れを借り、一言で言うなら SF【sugoi fukusen】 最高でした。

Posted byブクログ

2024/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想を書くのが難しい本。 今回2回目の読了だったので、あらかじめ別所がお父さんなんだってことをわかりつつ読めた。 辻村深月さんの本はすごく気持ちが明るくなる、晴れ晴れするような読了感ではなくとも、なぜか引き込まれるし人の内面の描写が読んでいて恥ずかしくなるほどに上手だと思う。

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2024/06/18

私が少し馬鹿(Sukoshi-Baka)なせいで、突然の展開に頭が?だらけになってしまった。 しかし、心に温かい感情が残っているのは事実で、少し不思議な物語に引き込まれたのも事実。 お母さんからのラブレターのシーンはもう少しで泣いてしまうところだった。 また時間があるときに読み返...

私が少し馬鹿(Sukoshi-Baka)なせいで、突然の展開に頭が?だらけになってしまった。 しかし、心に温かい感情が残っているのは事実で、少し不思議な物語に引き込まれたのも事実。 お母さんからのラブレターのシーンはもう少しで泣いてしまうところだった。 また時間があるときに読み返したい。

Posted byブクログ