Presents の商品レビュー
後輩に借りたシリーズ。 飛行機で一気読みしたけど、 後半は大抵泣いた。 最後の「涙」は 展開が薄々わかりながらも 1人号泣。 帰りの飛行機でよかった。 どのお話も共感する部分があり、 自分がもらったものは何だろう、 あげられたものは何だろうと 考えながら読み進めた。 最後...
後輩に借りたシリーズ。 飛行機で一気読みしたけど、 後半は大抵泣いた。 最後の「涙」は 展開が薄々わかりながらも 1人号泣。 帰りの飛行機でよかった。 どのお話も共感する部分があり、 自分がもらったものは何だろう、 あげられたものは何だろうと 考えながら読み進めた。 最後のお話にやられたのは、 自分のことだけを考えて生きている自分が 情けなかったりしたからかも。 やはり、 人に何かをあげられる人でいたい。
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贈り物をテーマにした短編集。 小説と絵のやさしいコラボレーション。 基本的には女性向けと思われますが、年代順に並んでいるようで、後半に向けて(特に「ぬいぐるみ」「涙」の最後のくだりとか)グッとくるものがありました。「合い鍵」の、心が離れていく感じも良くて、他の短編もひとつは印象...
贈り物をテーマにした短編集。 小説と絵のやさしいコラボレーション。 基本的には女性向けと思われますが、年代順に並んでいるようで、後半に向けて(特に「ぬいぐるみ」「涙」の最後のくだりとか)グッとくるものがありました。「合い鍵」の、心が離れていく感じも良くて、他の短編もひとつは印象的なフレーズがありました。
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女性が一生のうちにもらうプレゼントをテーマに書かれた短編集。 角田さんの文章と、松尾さんの絵がとても暖かくてマッチしているので、角田さんの文章に松尾さんが挿絵を描いたのだろうと思ったが、実は同じテーマを与えられてそれぞれが製作したのだと分かり、驚いた。 プレゼントといっても、...
女性が一生のうちにもらうプレゼントをテーマに書かれた短編集。 角田さんの文章と、松尾さんの絵がとても暖かくてマッチしているので、角田さんの文章に松尾さんが挿絵を描いたのだろうと思ったが、実は同じテーマを与えられてそれぞれが製作したのだと分かり、驚いた。 プレゼントといっても、贈られるもの、受け取るものはモノ自体だけではなく、送り主の気持ち、渡されたときの記憶、思い出。 特に「名前」と、「ぬいぐるみ」が好き。 生きる上で辛いこと、どうしようもなく無気力になる瞬間もあるけれど、それでも人生って素晴らしい、と思える瞬間が確かにあったと思い出す。 子どもって、それほど大きな存在。 私の子どもはいま2歳、「おかあさん、おかあさん」と甘えたがりの絶頂期。 でも、いつか「うるさいなあ」と煙たがれる時期が来るだろう。 そのとき、きっと私も、この小説の主人公と同じように、この子が生まれた瞬間のことを思い出すだろう。 私が生まれたときの、母と父の気持ちを想像するだろう。 それが何より、私を強くしてくれる、幸せにしてくれる記憶だと思う。
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■人生は、幸せなプレゼントであふれている 私たちはたくさんの愛を贈られて生きている。この世に生まれて初めてもらう「名前」。放課後の「初キス」。女友達からの「ウェディングヴェール」。子供が描いた「家族の絵」―。人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンを、小説と絵で鮮やかに切り...
■人生は、幸せなプレゼントであふれている 私たちはたくさんの愛を贈られて生きている。この世に生まれて初めてもらう「名前」。放課後の「初キス」。女友達からの「ウェディングヴェール」。子供が描いた「家族の絵」―。人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンを、小説と絵で鮮やかに切りとった12編。贈られた記憶がせつなくよみがえり、大切な人とのつながりが胸に染みわたる。
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人生における贈り物。 それは姿も形も様々。 ある人にとっては何でもない物事かもしれない、でも自分にとってはかけがえのないもの。 そんな大切な贈り物にまつわる短編12編。 『名前』 名前は両親から子供への初めてのプレゼントです、と言われる事がある。 近年はDQN、キラキラネーム、...
人生における贈り物。 それは姿も形も様々。 ある人にとっては何でもない物事かもしれない、でも自分にとってはかけがえのないもの。 そんな大切な贈り物にまつわる短編12編。 『名前』 名前は両親から子供への初めてのプレゼントです、と言われる事がある。 近年はDQN、キラキラネーム、なんて言ってやり玉に挙がる事も多い。 確かにいくら何でもそりゃないよ、というもの(嘘か真かわからないが)もあるが、多くの場合、色々な思いが詰まっているはずだ。 だから迷信かもしれないけれど字画を気にしたり、やたら派手な名前になったりもする。 でもそこにある思いは、この子が幸せになりますように、そんな思いなのだ。 『鍋セット』 私が一人暮らしを始めたのは親と喧嘩したからだった。 出て行ってやるよ、と右も左もわからず引っ越しを始めた。 その引越しの荷物の中に母がこっそり鍋を入れておいてくれた。 その鍋でカレーを作り、夏の泊まり勤務だというのに朝から出しっ放しにして腐らせたり、大量のオカラ炒めを作ってしまったり。 この物語を読んでそんな幾多の失敗を思い出す。 私もいつか子供たちに鍋をプレゼントする日が来るのだろうか。 煮炊きをきちんと教えて、自活できる強さを与えてあげられるだろうか。 ル・クルーゼやバーミキュラ、ストゥブなんてかっこいいやつじゃなく、普通の雪平鍋や両手鍋とともに巣立てるように。 『絵』 怒りすぎてしまう母親。 これは私か? 「何を叱っているんだかわからなくなって、ただ泣かしたい衝動だけが残る」 そんな情けない母親だが、子供の描いた絵を見て泣いてしまう。 ごちゃごちゃした、子供のいる家特有の姿、汚い玄関、掃除してもすぐに汚くなる家。 でもそれはそこにみんなが住んでいるから。 今日は抱きしめてあげよう。 いや、今日だけじゃなく、明日も明後日も何度でも。 片付けて、叱って、汚れて、片付けて、抱きしめて。
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いただきもの。 たいせつなものがすこしずつ散りばめられていて、宝箱のようなおもちゃ箱のような本。 改めて、大切に思っていただいてるんだなぁとも思う。 ひとつひとつ拾ってきちんと向き合っていけたらいいなぁ。
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読んでて泣きそうになる物語ばかりだった。 プレゼント・・・死を迎える自分(母・妻)の作品は特に涙::
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女性視点の誕生から最期まで。「名前」母に何故この名前で漢字なのかと尋ねたことがある。単に響きとその漢字が好きだったからと応えてもらった。そうか。4歳下の妹の名前は私がつけた(らしい)。いくつかの候補から選んだよう。ただ、当時その漢字が名前には認められないとのことでひらがなに。妹は...
女性視点の誕生から最期まで。「名前」母に何故この名前で漢字なのかと尋ねたことがある。単に響きとその漢字が好きだったからと応えてもらった。そうか。4歳下の妹の名前は私がつけた(らしい)。いくつかの候補から選んだよう。ただ、当時その漢字が名前には認められないとのことでひらがなに。妹はどう思ってた/思ってるんだろう。漢字がよかったのか?「うに煎餅」これはあかん。こんな男に引っかかり、途中修正したもののまた逆戻り気味。本人がそれでいいなら仕方ないけどその選択をしたのは君だ!と本にツッコミ。「涙」最期は笑顔が希望!
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よかったです 短編小説で主人公がそれぞれなんですが 時間系列があって 少しずつ年をとっていく感じが面白かったです 初キスが可愛かった♥
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前々から本屋で迷っていたのですが、ブックオフで見つけて 即購入しました。 物語と絵がとてもよく合っていると思いました。 角田さんの小説はこれが唯一持っているものなので 楽しんで読むことが出来ました。
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